お散歩はじめました
こんにちは、吉田晶子です。
先日1月23日は第二回期日ということで、東京地裁に行って来ました。
このところ私は「人生をたのしむ」修行に専念していました。
筋トレや水泳、ハウスダンスに打ち込んでいました。
嫌なことはすっかり忘れているつもりでしたが、まだまだ心は解放されていなかったようです。
3週間前から、唇の両端に水ぶくれが発生。
思えばこれは、2018年12月に会社から復職を拒否されたショックでできた「人生初の口唇ヘルペス」が、再発したもののようです。
マグマのように後から後から水ぶくれが湧き出て来るので、元気を本格的に底上げするために、毎朝お散歩することにしました。
始めのうちは、家の横の道を行ったり来たりするだけでした。
地下鉄で都内の会社と自宅とを往復するだけの毎日を通して、地元を探索する能力を失くしていたのです。
しかし、勇気を出して一歩踏み出してみたら、昨日と違う道を冒険するたのしさに目覚めてしまいました。
朝起きてすぐに2時間お散歩するのも普通になりました。
のんびり歩いていると、鳥の声や雨の音が聞こえる度、太陽の光を浴びる度に、今・ここで生きている幸せを感じます。
右、左、右、左、と足の裏でガッチリ地面をつかんで歩いて帰宅すると、その日の大事な仕事を成し遂げたような達成感に満たされます。
ひとりで歩いていると、会社の件で辛かったからといって母に当たり散らしてしまったことを思い出し、なんて酷いことをしてしまったんだろう、と後悔の涙が流れることがあります。
でも、そんなとき以外は、世界の広がりを感じながら、落ち着いた気持ちで朗らかに歩いています。
お散歩のおかげで元気になってきた私を見て、母も一緒に朝のお散歩をたのしむようになりました。
最近は、妹(ネコ・3歳)もキャリーケースに入ってお散歩に参加します。
お散歩で得られた多幸感のおかげで、先日、裁判所で会社側の代理人の方々(弁護士さん達)に初めてお会いしたときにも、なんだか懐かしいような、親しみを感じました。
辛かった記憶が蘇って来ても動じない、そんな私になっていました。
親身になって社会正義の為に闘ってくださる今泉先生が弁護を担当してくださっていますし、私は、既に、精神的には救済された気がしています。
しかし、だからこそ、この裁判を役立てることで、パワハラや復職拒否に遭って苦しむ人々がいなくなるようにしようとの思いが強くなりました。
唇の両端の水ぶくれは茶色い傷跡を残しましたが、お散歩によるパワーアップに導いてくれたんだなと思うようになり、気にならなくなりました。
次に東京地裁に行くのは3月始めです。
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