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「紙博 & 布博 in 京都」

2023年4月23日(日)、「紙博 & 布博 in 京都」に行ってきました。
2022年12月に長野で行われた「紙博  in 松本」より2回目の参加です。

2時間ほどかけて名古屋に到着、その後30分ほどで新幹線で京都駅へ。
京都駅からバスで20分ほどで会場の最寄駅に到着しました。

とても天気が良く、緑がまぶしかったです。
みやこめっせに到着して、あらかじめ購入していたチケットで入場。

わーーイベント!イベント感がすごい、にぎわっている、、。
行きたいお店はいくつか決まっているのでまずそこに行って購入。
紙のことも店員さんにいっぱい聞きました。
山本紙業さん、WACCAさん、JAMさん、岡崎直哉さん、
たとえば、山本紙業さんのブースで購入した「金閣殿 特白」は、高知県の淀川付近でつくられているとか。竜とそばかすの姫の舞台になったばしょでもあるらしい。
淀川といえば、最近連続ドラマ小説「らんまん」で出てきたばかりだったから、あの淀川で!と少し興奮。

白筋は、インクジェットでやるなら一枚ずつ後ろにセットして設定を薄紙にすると良いとか。

あと、素敵なオイルペーパーを購入したのだけれど、紙博では「グラシン紙」「トレーシングペーパー」「オイルペーパー」などの紙がよくあった。何が違うのだろう、とお店の人に聞いてみたら、オイルペーパーはテープがくっつかなくて、トレーシングペーパーやグラシン紙はつく、みたいなことを教えてもらった。
でももうちょっとくわしく知りたかったから調べたところ、
トレーシングペーパーのような半透明の紙は製造方法が大きく分けて3つある。
※紙を半透明にするには、紙の成分である繊維(セルロース)の間にある空気を潰す必要がある。

●物理的に叩いて高圧で潰したりし、繊維の隙間を埋める方法
 ・グラシン紙 (肉まんの下の紙とか)
●硫酸などの化学物質でゲル化をして繊維の隙間を埋める方法
●原紙にオイル、蝋などを浸透させて繊維の隙間を埋める方法
 ・パラフィン紙
 ・オイルペーパー

ちなみにキッチンペーパーは、グラシン紙などに両面シリコン加工をしたものらしい。

参考

今回、紙と布両方の博覧会だったけれど、
紙に印刷されたデザインと、布に印刷されたデザインはやっぱりちょっと違うし、用途も違う。テキスタイルやパターンはおなじでも、色味も違うし、、。

驚いたのは紙のブックカバーのデザインがいくつか布の作家さんの物があったこと。両方いけるんだ、って思いました。





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