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遺書を書きたいな、と思った

別に今のところ自殺する予定はない。 これから先のことは分からないけど、自殺する予定になるつもりはない。 私は現在38歳で、突発的な出来事が起きない限り、近々に死ぬことは予定されていない。それでも、私は今日も、今この1分1秒もゆるやかに死に近づいているはずで、死ぬ予定はある。 私は、私が死んだ時に、周囲の人が悲しんだり騒いだり「いい人だったね」とか「亡くすには惜しい人でした」とか言う予定がある。それと、私の葬式はキンキラキンの装飾にして、ぜひ盛大にたくさんの人が来てほしい

    • 山の向こう側に憧れがあった。

      女子はその街にいるだけでいいとこお勤めのサラリーマンと知り合える、と言ってる同年代の女をTwitterでフォローしていた。知らないけど、たぶん私より綺麗で私より酒に強そうな子だった。ハイヒールで靴擦れしたとかツイートしてたから、きっとそうだ。彼女の言うことを心底信用していたので、コリドー街というその街の知識は、彼女の独断と偏見にまみれた一方的な情報により、私の脳内街づくりが行われた。高収入で高学歴で、身なりと身分がきちんとした若くてかっこいい男性がわんさかいる、という膨張した

    遺書を書きたいな、と思った