ゆるく映画を語る会 『太陽を盗んだ男』紹介 (コーディネーター・ゆず)

ManaVivaには、「ゆるく映画を語る会」という、

映画を見ながら考え、話す会があります。

今回は、

メンバーのひとりである「ゆず」が
『太陽を盗んだ男』をリクエストした回の、振り返り記事です。


☆ 目次 ☆

①ゆずの映画遍歴
②印象に残っている作品(『となりのトトロ』)
③『太陽を盗んだ男』 紹介
④どうして映画を見るんだろう

①ゆずの映画遍歴
遍歴と言えるほどのものはありませんが、たまに友達とその時公開されている邦画を観たり、金曜ロードショーや図書館のビデオを借りて観ていました。

子どもの頃はジブリ、ジャッキー・チェンのカンフー映画、『オーシャンズ11』、『ミッション・インポッシブル』といったスパイ映画、『ターミネーター』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』といったアクション映画など。

中学生くらいの頃、『バッテリー』、『謝罪の王様』を観たのを覚えています。大学以降は、『バケモノの子』、『シンゴジラ』、『エヴァンゲリオン』、『海獣の子』、『君と波に乗れたら』、『パラサイト』、『一人息子』、『お茶漬けの味』、『三島由紀夫 50年目の真実』など。並べてみるとアニメが多いですね。

もともと、映画という世界を深く掘り下げて発見していくという見方はしていなかったのですが、物語で自分の考えや感覚を伝えることには興味がありました。私自身、映画を見るのは体力を使うので、たくさんの作品を見れていませんが、最近は少しずつ慣れてもきました。

昔から推理小説を愛読していたのですが、映像での過激な描写があまり得意ではなかったという理由もあると思います。このゆるく映画を語る会に参加してから、より積極的に興味を持てるようになってきました。その後観た作品は、『湯を沸かすほどの熱い愛』、『地獄でなぜ悪い』、『愛がなんだ』、『カメラを止めるな』、『東京物語』、『三人の夫』などです。


②『となりのトトロ』
子どもの頃、金曜ロードショーの録画ビデオが家にあって、よく一人でも見ていた記憶があります。家の近くに山というか小さな森があったので、そこを歩くときには、トトロの情景と重ねていました。映画で描かれる「自然との交流」や「空を駆ける解放感」は、小さいながらに、どこかに連れて行ってくれる、物語そして映像の力を感じていたように思います。

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