うめぼし手帖2021冬号(2)

もう2022年6月ですが、2021年冬号という仮題が残ってしまっています(^o^;)
今回は、ManaVivaの今井さんがまとめてくださった力作「ManaVivaの理念」という記事です。

ManaVivaは一貫して<場所>づくりを目指してきました。
では、どんな場所を、どんな方法で目指しているのか?
後半では、ManaVivaの由来、
「マナ」と「ビバ」に込めた思いも明らかにします。

ぜひ、この記事を読み込んで、実際にManaVivaを訪れたり、
文章を読んでみたりと、ManaVivaにご参加ください!

では、今回もお楽しみください。

ManaVivaの理念

「ManaViva」では、そこに集った人たちが、自己を表現しながら他者とつながるコミュニケーションの総体としての〈場所〉づくりを目指しています。人は〈場所〉において、自分を表現し、また他人の表現を理解することで、自己と他者の関係を紡ぎます。

しかしながら、自己の表現と他者の表現を理解することにおいては、自分たちがどのような世界を生きてきたのか、各々がどういう環境の中で自分の世界観を培ってきたのかという、相互の文脈理解を深めることが必要不可欠となります。関係の理解においては、自分と相対する他人のことを理解するだけでは不十分であり、両者を取り巻く世界の理解を深めることが重要になってくるのです。

「ManaViva」では、世界の理解を深める上で、大きく分けて2つの種類の学びを行っていきます。

1つ目の学びは、我々人間が生きている社会や経済、政治や歴史がどのような運動をしているのか、どのような文脈を紡いできたのかということについての理解。

2つ目の学びは、我々人類の周囲にはどのような自然や宇宙が広がっていて、その環境下で人類がどのように生かされているのか、また、人間の身体の内なる世界がどのような奥行きをもっているのかについての理解を深めるものです。前者の学びのテーマを〈文明〉、後者の学びのテーマを〈宇宙〉と表現したいと思います。

ここから先は

891字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?