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雨の日は嫌い。

けど、昔から嫌いだったわけじゃない。
むしろ小さい頃の時は、好きだった。

土砂降りの雨の中、傘もささずに走り回るの好きだった。

水たまりにわざと足突っ込んだりするのも好きだった。
時々、水たまりに虹色のようなキラキラ模様をしたのがあった。それは自分だけのラッキーハプニングで、心の中でうきうきした。

雨の独特なにおいが好きだった。これは、今でも嫌いではない。

なぜ、変わってしまったのか。
それは成長につれて趣味趣向が変わり、それに伴うものであるからだろう。
大体こんなもんだろう、わかってる。

けど、いまでも時々
雨の中を傘を差さずに走り回りたい。
長靴はいて、大きな水たまりに飛び込みたい。

けど、それをするには年齢的に年を取りすぎた。
年を取ると、その分できることが増える方嫌いじゃないよ。
けど、年を取るたびに周りの目だったりを気にしなくちゃいけない。
その年齢にあった立ち居振る舞いをしなきゃいけない。

年を取るのは嫌いじゃないけど、時々その思いに胸がギューッと苦しくなる

誰も人がいないところに行きたい。
童心に帰りたい。
木登りして、蛙見つけて、ミミズ見つけて
雨が降ったら走り回って、晴れの日にはわからない雨をしのげる場所を発見したり、みずの波模様アートと雨の音を静かに堪能したい。


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