元カノが突然家族になったんですが！？ #6

○「どうしてこうなった…」


史緒里から衝撃の事実を聞いてから数日が経った朝、目を覚ました〇〇の隣には…


○「なんで史緒里いるの！？」

史「んんぅ…朝からうるさいよ…」

○「あ、ごめん。…じゃなくて！なんで史緒里がここにいるのかって聞いてるの！」

史「なんか温かそうだったから」

○「温かそうだったからといって入ってくるなよ！
あぁ！また寝ようとするな！」


大変仲が良さそうなこと



史「おはよう〜」

○「やっと起きたか。ほら、ご飯食べちゃいな」


まったく、朝から心臓止まるかと思ったわ。
あの後結局寝れなくて早起きしちゃったんだから


史「ありがとう〜」

○「今日はお仕事？」

史「うん。今日は撮影だね」

○「お、頑張って」

史「ふふっありがと」


史緒里も乃木坂の仕事が徐々に増えていき
朝早く家を出ることも多いため、俺が起きれる時は一緒に朝ごはんを食べることにしている。



○「ふぅ、史緒里も行ったし、今日は3限からだからゆっくりテレビでも観るか」


テレビをつけると朝の情報番組が流れていた。


TV「今日は新しく加入した乃木坂46、3期生をご紹介！」

○「あ、史緒里じゃん」


そこには3期生お披露目会の映像が映る。


○「普段はあんなだけど、史緒里ほんとに乃木坂になったんだな…」


なんだか、俺なんかとは次元が違う人間なんだと再確認させられてしまう。


○「史緒里と俺なんかじゃ釣り合ってないんじゃね…？」


史緒里と自分の間にできた圧倒的な差に
〇〇は一抹の不安を抱いていた。


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そんな〇〇の不安をよそに…


史「♪〜」

？「久保なにそんなニヤニヤしてんの」

史「あ、山！えっとね、内緒！」

山「え！なんで！見せて！」

史「だめ！」

？「なになにどうしたの」

山「久保がなんかニヤニヤしてたから教えてって見せてって言ってるのに見せてくれないの！」

？「なに！見せろ！久保！」

史「蓮加までやめてよー！」

山「隙あり！！」

史「あっ！」


美月は史緒里のスマホを奪い画面を覗く。


山「うわぁ、誰このイケメン！」

蓮「え！どれどれ！うっわまじだイケメン…」


そこに映っていたのは〇〇の写真だった。


史「でしょ！」

山「なにこれ！久保の彼氏？」

史「違うよ！彼氏いたらダメでしょ私達！」

蓮「じゃ誰？」

史「えっと…それは…」

蓮「言えないってことは」

山「やっぱり彼氏なんでしょ〜」

史「お、弟！」

山「弟！？」

蓮「久保弟なんていたの？」

史「ついこの前弟になったの…」

山「え、え、どゆこと」

史「実はね、最近お父さんが再婚して…」


史緒里が事情を話すと…


山「えぇぇぇぇ！！！」

蓮「そんな漫画みたいなこと本当にあるの！？」

史「あるんだよねそれが」

山「私その弟くん会ってみたい！」

蓮「いいね！今日久保ん家行っていい？」

史「え！？今日！？」



to be continued...