ペストからジャッカルへ(ブログより……ネタバレあり)

 雨上がりの夕日がきれいですね、と某有名芸能人N氏が言ったとか言わないとか話題になっているらしい。たしかにあの日は季節外れの台風みたいな荒天のあとに陽が射してきて、世界は再生できるぜ!!コロナなんかに負けないぜ!!って感じがあった。
 ただ、夕日がきれいだったのは空気中の塵や埃が落ちたためもあるだろうし、それは消えたわけじゃなく地面に残っていたはず。
 で、思うに、色々飛び交っている欧米のコロナ患者が一気に増えた原因のうち納得できる説があるとすれば、これ、室内で靴を脱がないせい。外から持ち込んだウィルスが乾燥して部屋中を浮遊する。
 加えて高齢者が多いとか医療体制が整っていないとか保険に入っていないとかBCGやってないとかハグするとかチークキスするとかetc.etc。それらが揃ってしまったのがニューヨークであり、次いでイタリアやスペインやフランス、所謂ラテン系の国々だったんじゃないのかな。
 凄腕の殺し屋ジャッカルが失敗するのは、彼がイギリス人でフランス大統領ド・ゴールがチークキスするのを予測できなかったからだ。フランス人カミュが書いた「ペスト」に飽きたら、イギリス人フォーサイスが書いた「ジャッカルの日」は如何でしょう?読書どころじゃない経営者の皆様、とりあえず、オフィスは土禁のほうがいいかも知れません。

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