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Vol. 30第4回エルデンリングTRPG 〜熊〜

ハイトの砦を後にし、ケネス・ハイトからお礼を言われた三人は、「黄銅の短刀」をもらったのだった。
が、性能がイマイチ良くなく、AKUBIは、少々がっかりした様子だった。
「この短刀、なんだか今ひとつだな」とAKUBIがつぶやいた。

次なる冒険を求めて、三人は霧の森の周辺を散策することにした。

その中で小さな黄金樹を発見し、その黄金の種子を手に入れた。
だが、聖杯瓶の回復量が増えるためには後四つの種子を集めなければならないと知り、大きなタスクに思えた。
「後四つか…気が遠くなりますね。」とナカタがため息交じりに言った。

その後、霧の森の廃墟に辿り着いた三人だったが、嫌な予感が漂っていた。
すると、突然、三人の背後から巨大な熊、ルーンベアーが襲いかかってきた。

三人「うわぁ熊だ・・・」

フロムゲームはやけに動物を強くする傾向がある、という常識を持ち合わせていたので、身構えるどころか恐怖を浮かべる三人であった。

ルーンベアーはものすごい勢いで三人に突進し、AKUBI、ナカタは回避、にいとはガードした。
頑丈なにいとでさえもダメージを喰らう威力にルーンベアーの強さを悟る三人。

「意外に機敏ですね。動きを封じれれば勝てそうですね。」ナカタが素早くスキル「捕縛」を発動させ、ルーンベアーの動きを封じた。

にいとが機を見て一刀両断し、激しい戦いの末、ルーンベアーを倒した。

スタンをとることが行動回数が決まっているこのTRPGの世界では重要なファクターかもしれない、そうナカタは思い、自身の先方の確かさを実感したのだった。

勝利の束の間、どこからか狼の遠吠えが聞こえてきた。
その鳴き声の大きさから相当大きな狼がいるのかもしれない。

次回 ブライヴ

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