映画『累』には実写映画としてのパワーがある~『累』感想②
感想①で、『累』主演の二人の演技について滔々と語ってしまったわけですが、それというのも、この作品のテーマ的に、実写映画で実際の女優が演じる・演じ分けるというのが非常に効果的なんじゃないかなと感じるわけです。
あ、ちなみに原作漫画は未読です、、
つまり、「顔を奪って演じる・人生を乗っ取る」ということ。
そんなことがテーマの作品に、マンガではない、実写という物質性・身体性・肉体性が加わったら、どうなるのか。
①では土屋太鳳の「七つのヴェールの踊り」に触れましたが、彼女が実際に