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ボクについて 後編

さて、今日はボクについて後編を。
前編はこちら https://note.mu/ume8315/n/n10136b6157de

要するに、すごい人たちに囲まれ、しごかれ、挫折をして
今、ホットファーム株式会社にいる。

なんで、ホットファームという会社に入ったかというと、
農業をしているのに、農業が目的ではなく、人のための手段だったから。

昨年末に社長と2人でMTGをして会社の方向性とか、ビジョンとか理念とか、ひたすら話し合って、はっきりした。
ホットファームは農業をする会社ではなくて、農林水産業を活用して地域福祉に貢献する会社だということ。
だから、もしかすると農林水産業よりも地域福祉に貢献できる事業があれば、そっちを選択していくかも知れない。でも、それが設立の主旨なんだから、それで良いんだ!という結論。

地域福祉、なんとなくイメージできるけど、もう少し具体的にいうと、ホットファームでは主に「障がい者の就労支援」「高齢者のリタイア後の地域との関わり、生きがい」に重点を置いている。この2つ領域には、多くの問題が含まれている。

障がい者の就労支援は、国で定められている企業に対する障がい者雇用の数値に対して、50%も達成されていない。
高齢者のリタイア後の生きがいは、孤独死に始まる様なニュースでよく見る話題など。
今は、この2点を改善していこうとして、どんどん事業を深堀していっている。

農業は、人手不足が深刻な問題だ。
でも、障がい者の雇用は進んでいない。高齢者もやる事がなくて暇している。だから、そこを繋げてみた。
トマトで言うと、早起きが得意なおじいさん(おばあさん)チームが、日の出ぐらいから大勢で農作業をして朝ご飯前には帰っていく。
どんどん収穫した野菜は、障がい者の方に協力してもらって、適正に出荷されていく。そんな感じだ。

そんな感じでトマトを売っていたらか、売れているトマトだったからかは定かでないが、今度はどんどん農家さんがやってきた。で、「うちのも売ってきてよ」となる(笑)だから、あっという間に今は20品目ぐらい販売できる様になった。だから、今度はその農家さんと、障がい者の方々が一緒に事業ができる様にしていきたい。でも、効率がお互いに良いから、きっとそうなっていくと思う。

実は、ホットファームに入って、障がい者の方や福祉施設の方、おじいさんチームと話していて思い出したこと。それは、ボクのおじいちゃんは片足が義足だったり、片耳が聞こえなかったりしたこと。そう改めて考えた。

でも、実家は会社経営やお店をやっていて、おじいちゃんたちには仕事があった。もし、おじいちゃんたちに仕事がなくて、他の人生を送っていたら、自分は生まれていなかったかも知れない。そう思う様になってきた。

だからきっとホットファームの事業が好きなんだと思う。
だからこそ、この事業をもっと展開していきたいと感じている。
そして、このモデルを他の人たちが使ったら、もっと人や会社が活性化すると信じている。

ただ、それを農産物を買ってくれるお客様へは特にPRしなくて、純粋に美味しそう!とか、だれだれに贈ってあげたい!とか、そういう感覚で買って欲しいと思うので、この話が詳しく出てくるのは、きっとこのページだけだと思う(笑)そうしないと、みなんが自立できないし、このモデルを使いたいという人が出てこないと思うから。

長くなりましたが、そんなボクがumebayashiです。
まだこのnoteを活用して、どうやって農産物を売っていくことが出来るのか、どんな問題がはらんでいるのか分からないけど、挑戦していこうと思う。

末永く、宜しくお願いします。

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