Pocophone f1 (MIUI 10, Xiaomi)の初期設定

約3万円でiPhoneXSと同等のスペックがあると評判のpocophone f1を最近購入しました。Android携帯は初めてだったので、初心者の目線から初期設定のやり方をまとめてみました。pocophone f1についてはこちらの動画をみてください。欲しくなりますよw

◇Pocophoneの良いところ、イマイチなところ。
良い
・Snapdragon 845・液冷・メモリ6Gのハイスペック。
カメラは1200万画素+500万画素のAIデュアルカメラでまずまずのスペック。ナイトモード、960fpsのスロモーション対応(MIUI10.2.2)
・デュアルアプリ機能で、Twitter、LINE等の複数アカウントができる。
・4000mAhの高用量バッテリー。高速充電対応。(QuickCharge3.0 30分で80%充電できるらしい。)
・6.18型大型ディスプレイ
・SoftBankはプラチナバンド対応
イマイチ
・アマゾンprimeビデオ、NetflixはHD非対応。(MIUI 10.3.4.0から対応になりました!!)
・NTT、AUはプラチナバンド非対応。ただ、都会では問題なさそう。

◇ 購入
日本では正式に売っていないので、GearBest、Banggood、Geekbuyingなどの海外販売サイトから注文する。たまにクーポンを発行していてそれを使うと安く購入できる。クーポンは一度会員になってメールで受け取るか、いろいろなサイトに書かれているものを拾ってくる。どうも品薄らしく発送までに10日かかった。何度も問い合わせて発送を早めにしてもらった。しつこく問い合わせをするのは中国では普通みたいなので、早く欲しいひとはカスタマーセンターにメールするといい。対応は丁寧でとても返信は早い。とにかく英語の勉強になるのがよいかもw

◇ 商品の到着
開いてみると、電源の変換器と、携帯カバーがサービスで入っていた。ただ、カバーは趣味ではなかったので、別途海外サイトで購入した。

◇スイッチオンから基本設定

最初の設定
Languageを日本語に場所は香港に(FaceIDを使うため日本以外に)無線LANにつなぐ。
最初に、設定>デバイス情報>システムアップデートから、MIUIをアップデートする。約5分ぐらい。次に、アンドロイド関連のアップデートが出てくるので、それもアップデート。これも約5分ぐらい。

格安SIMのmineoを使っているので、その設定をする。
mineoのHPでドコモプラン(Dプラン)の設定リストにはXiaomiはないので、Google Pixel 3 XLの設定を使う。
設定>SIMとモバイルネットワーク>SIMカード設定(NTT DOCOMO)>アクセスポイント名>新しいAPN(+)をクリック
次の情報を入力
名前: 任意(mineoとしておいた)
APN: mineo-d.jp
ユーザー名: mineo@k-opti.com
パスワード: mineo
認証タイプ: CHAP
つくったAPNを選択して、前のページに戻るを押すと保存するがでてきて、保存。
これでSIMが使えるようになる。
他のメーカーの格安SIMの設定に関しては各社のHPにかかれているのでそちらを参照してください。

FaceID,指紋の設定
設定>ロック画面とパスワード>指紋を管理、顔データを管理
から設定する。

スリープの設定の変更
設定>ロック画面とパスワード>スリープ
スリープがデフォルトで30秒で短すぎるので、2分ぐらいにしておく。

全画面表示とジェスチャー
MIUIのジェスチャーはすごく使いやすくて、一度使うとなくてはならなくなるレベル。
設定>全画面表示>右側のフルスクリーンジェスチャーにチェック
下にデモがあるので、それをみると使い方がわかる。

読書モード
ディスプレイの色を暖色系にしてくれる。MACのf.luxと同じコンセプト。
設定>ディスプレイ>読書モード
読書モードをオンにして、スケージュールONで夜間に読書モードにする。

持ち上げ、画面ダブルクリックで起動
設定>ディスプレイ>画面をダブルクリックして起動、持ち上げてスリープ解除をONにする。

キーボード
最初の設定では、日本語のキーボードでアルファベットが打ちにくかったり、いろいろと使いにくいので、設定を変える。
検索BOXをクリックするなどして、キーボードを出して、左下の”あa”を長押しすると歯車がでてきて、ここから設定画面に入ることができる。
言語>日本語12キー>フリックのみ、英字入力はQWERTYのチェックをONにする。
Googleキーボードに慣れているので、結局そちらに切り替えた。PlayストアからGoogleキーボードをインストールして、上記キーボードの歯車の設定と
設定>システムとデバイス …追加設定>言語と入力から細かい設定をする。特にフリックと、QWERTYかな。
ジェスチャーを使うときは片手モードにして上に上げるとタイプのときにジェスチャーが動作しなくてとても使いやすくなるので、これに気がつくまで、ん、をフリップ入力するとジャスチャーが動作して困ってましたw

テーマ
テーマっていうアプリを立ち上げてダウンロードすることで簡単にテーマを変えることができる。しかも多くが無料っていうのがいい。ダウンロードにMiアカウントを作る必要がある。作るときのSMS電話番号で、日本の国番号81に注意。地域を日本以外にしているので変わってしまっている。テーマを変えたり、もとに戻すには、設定>テーマから。ちなみにアイコンも無料でダウンロードできる。

スクリーンショット
2つやり方がある。
1.音量の下とスリープボタンを同時で長押しする。
2.三本指を下にスライドする。
ジュスチャーの方は、設定>システムとデバイス …追加設定>ボタンとジェスチャーのショートカットで変えることができる。
同様に、電源ボタン2回押し、でカメラを起動にしておくと便利。
右上のスクリーンショット画像を選んで左下のスクロールでスクロールすることで縦長のスクリーンショットを撮ることができる。但しChromeはだめみたい。

2ちゃんねるからの情報
・撮った写真にpocophoneと表示される。
設定>システムアプリ>カメラ>デバイスの透かし、をオフにする。
・バッテリーの表示を%にする。
設定>通知とステータスバー>バッテリー残量表示にする。
・Youtube Vancedでリンクを開く
設定>インストールアプリ>右上の… >デフォルトのアプリ>リンクを開く
Youtube>リンクを開かない、Youtube Vanced>対応リンクを開く
Youtube Vancedについてはググって一番上にでてくるHPから入って、MicroGとNon-rootタイプのApkをダウンロードして、インストールする。
・設定>インストールアプリ>右上の… >デフォルトのアプリの項目で、ブラウザーをChromeに、メールをGmail、動画再生等を変えておく。

MIUIのアップデート
2019/1/20の段階のシステムアップデートではMIUI10.1.1.3が安定版として導入されるが、マニュアルでMIUI10.2.2.0をインストールすることができる。
カメラに960fpsのスローモーションビデオとナイトモードが追加されている。その後、安定版に自動的にアップデートされるようになってます。

プレインストールアプリ
入荷されたときには、Officeのアプリが一通りついていたのには驚いた。しかし、ルート化するときになくなってしまったところをみるとお店のひとがつけてくれていたようだ。
・セキュリティアプリ: とても便利。この中にクリーナーとかゲームスピードブースターとかいろいろなツールが入っていて、とても重宝する。アプリをインストールするときにも安全かどうかのチェックをしてくれるようだ。ゲームスピードブースターでは設定で通知を切ってくれたり明るさを一定にしたりいろいろできる。全部オンにしてる。(その後、ゲームターボという単独のアプリになった。)
・ファイルマネージャー: デフォルトのアプリは便利なこともいろいろあるけど、使いにくいところもあるので、アプリストアにある無料のファイルマネージャーと併用して使っています。あと、ES ファイルエクスプローラーというプレイストアにあるファイルマネージャーアプリはルートファイルもいじれるようです。(要root化)
他にもいろいろと便利なXiaomi社製と思われるツールアプリが入っていて、どれもなかなかの性能で、アプリ開発にも力を入れてるってことなのかな。

デュアルアプリ
LINE、Facebook、Twitterなどのアプリの複製をつくることができて、2つのアカウントで使用できるようになる。これって凄くないですか!
設定>デュアルアプリ、から複製を作りたいアプリをONにするだけ。左下にマークが付いたアイコンができている。

LINEの年齢認証解除
これはpocophoneとは関係ないけど、格安SIMに切り変えて、年齢認証できない方のために情報を書いておきます。
rootを取らない最安のやり方としては、Lineモバイルの格安SIMを買って、年齢認証するのが一番っぽいです。招待コードを使うと1500円で年齢認証することができます。利用コードを再発行すれば、2つのアカウント共年齢認証できます。やり方はこちらから。
ちなみにroot化しても年齢認証解除はできる。デュアルアプリも。やり方は他のノートに書く予定です。

プラチナバンドについて
前に書いたように、ドコモのプラチナバンドに対応していないので、特に田舎では電波が弱くて不便な時がある。ルート化ができたので、いろいろといじってドコモをプラチナバンド化にしようと思ったが、Pocophoneではできないのではないかという情報があったのと、結構リスクが高そうなので辞めることにした。それよりも、デュアルSIMなので、今使ってるmineoのドコモ回線でデータプランを減らして電話を使って、データ通信をLineモバイルにして、SoftBank回線のプラチナバンドにすればいいってことに気がついた。これは賢いかもw。あっ、LINEモバイルは招待コードを使うとお得です。あと、うまくいったらここに書き込むので、ハートくださいw。
結局、うまくいきましたw 設定>SIMカードとモバイルネットワーク、の下のところに、ダイヤルとインターネットって項目ができてて、そこでそれぞれのSIMを割り当てることができます。気をつけることはAPN設定で、新しいSIMのところでは追加できず、前のSIMのところで新しいAPNを追加します。その後、ダイヤルとインターネットの項目で選択すると、インターネットの方にのみAPN設定が現れるので、そのSIMに対応するAPNを選択します。

PCとのファイルのやり取り
USBケーブルでつなぐと、”この端末をUSBで充電中”の通知が出てくる。(消えたときは、上からスワイプで通知を出す。)それをタップして、ファイル転送を選択するとアンドロイドのフォルダが見えるようになる。尚、MacはAndroid File Transfer.appをインストールする必要がある。

その他、トラブルシュート
デュアルSIMでひとつ問題がおきました。
どうもデフォルトの設定ではデュアルSIMにするとホットスポットが繋がらなくなるみたいです。海外の掲示板を探してたらこれを修正する方法があったので書いておきます。SIMのAPNの設定のところで、APNタイプというところがあって、そこの最後にDUNと大文字で加えます(default, mms, supl,...,の後)。するとどうでしょう。ホットスポットが復活するではないですかw

感想、その他
長らくアップルのiPhoneを愛用していたのだが、今回、iOSからAndoroidにOSを変えて、Androidの進化っぷりを強く感じた。4,5年前ぐらいはAndroidはこんなものかと思っていたが、今回、これはすごいっていう便利な機能や使いやすさがシステム全体に行き渡っている感じで、もう高価なアップルに戻ることはないなと思いましたw あと、これからは中国スマホの時代になると確信した次第です。

さらに気づいた便利な設定や機能はここに書き足していく予定です。

その後、MIUI10.2.2でのTWRP導入とroot化をいろいろと試して、やっとできるようになりました。余裕がでてきたらアップしようかと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?