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自分の人生より長く活動してるB'zのカッコよさを知った

相変わらずの外出自粛の日々だが皆さんいかがお過ごしだろうか。
私は色んなコンテンツが提供してくれている動画配信や無料公開の漫画を読んだりながら外出できないなりに楽しみを見つけていたのだが、先日突然公開されたB'zのライブ動画を観て「B'zってめちゃくちゃカッコよいじゃないですか?????」となっている。

この外出自粛の期間みんなに楽しんでもらおうと色んなアーティストが過去のライブ映像の配信や無観客配信ライブなど色んな試みをしてくれている。みんな苦しい中ありがたい……と思っているが1つのアーティストがここまでドン!と一気に行った例は知らない。
すげーな!と思いつつライブ映像リストの最古作品が1991年の「JUST ANOTHER LIFE」という作品であることに気付き思わず2度見した。
1991年……?

もしかしてB'zって自分の人生より長く活動してる……?(1993年生まれ男性の感想)

B'zは1988年から活動してるらしい。思えばB'zは物心付く前から母親がCDを車のオーディオで流していたし、音楽番組ではおなじみの存在だ。有線などでもしょっちゅう流れている。しかし、いるのが当たり前過ぎたためにちゃんと聞きこもうという気持ちが起きなかった。それに親もライブ行く人種だというわけでもなかったというのもある。
しかし、30年以上の活動の大半のライブ映像を一挙に公開っていくらなんでも、あまりにも太っ腹じゃないか???????
ライブ映像となるとあまり観る機会が無く、DVDもアルバムを買うより割高となるため中々手が出ない。私はベストアルバムをたまに聴く程度のライトなファンなので尚更だ。

いい機会だと思ったのでライブ映像を観てみることにした。どれを観たらよいか分からなかったがネットで勧められていた2008年のデビュー20周年ベスト選曲ツアーの動画を観ることにした。

そして輝くウルトラソウルな「ultrasoul」や
要らない何も捨ててしまおうな「LOVE FANTOM」
どこまでも広がるオーシャンな「OCEAN」
ゼロが良いゼロになろうな「ZERO」
ギリギリ!でコナンのEDにもなった「ギリギリchop」などライトな私でも聞き覚えがある曲が多かった。

まず稲葉さんの体力がやばい

B'zの楽曲をなんでもよいから思い浮かべてほしい。どの曲も自分のような一般男性にはあの声量と高音域はおそらく出せない。やろうものなら2,3曲で限界になるだろう。それにライブと来れば長時間なのでいくらMCなどを挟んでもバテバテになるだろう。
ところがボーカル、稲葉浩志さんは終始いわゆる喉からCD音源な声を出すのである。
目を疑った。
しかも雨の降るステージを時に端から端を走り、時に飛び、時にクルクル回りながら、である。更に終盤短パン姿にトランスフォームする。聞いた話では最近は短パンは穿いていないらしい。この年は20周年なだけあって欲張りセットだったのだろうか。
凄すぎる。このライブが2008年で稲葉さんは1964年生まれなので44歳ということになる。どこにこんな44歳がいるのだろうか。
全然老けないし、波紋の呼吸がつかえるのかもしれない。

──若い頃から、あまり無茶はせず体調管理はしっかりされていた方なんでしょう?
稲葉:わりとそう言われるんですけど、そんな厳格には…。これも人によって基準が違うので、その人から見ると厳格に見えるかもしれないんですけど、超がつくほどストイックというのは、自分は違うと思うんですけど…。
──いろんな都市伝説、ありますよね(笑)。

稲葉さんがライブの為に健康に気を使ってるというエピソードは聞いたことがあるし検索するとわんさと出てくる。ソースがないので眉唾なエピソードもあるかもしれないがあれだけの高音域や声量、体力を保てているのだから、あながち嘘でもないのだろう。

茶目っ気満載

B’zがどういうイメージかと言われれば寡黙で男らしいバンドだというイメージが私には合った。バラエティにあまり出たりしないので素の彼らをあまり知らないというのもあるし、稲葉さんの歌声や松本さんのギターの激しさも重なり、実際にそういう部分もたくさんあったが、それだけではなかった。

恋心 (KOI-GOKORO)という歌のパートがある。クラスメイトの女子高生が気になるという歌なのだが『松本に相談しようか。でも冷やかされるからやめとこう』という歌詞に合わせてモニターに映るギター、松本孝弘さんがハートマークで囲まれたり

中盤、過去のテレビ出演の映像のダイジェストが流れた後、トークパートで「さて我々はこのビデオで何回腰を振ったでしょうか?答えはいっぱい!」とボケて
稲葉さん「何かにとりつかれたようにね」
松本さん「これ(腕を頭の後ろに持って腰を振る仕草)すげえ良かったよな」

やだ……この人達……可愛すぎ……?

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生命力

ライブだと化ける楽曲というものがある。CDという媒体ではなく、生ではなくとも実際に演奏しているところ、歌っているところを観るというのはやはり違うものだが、B'zはそのどれもがそうで、もともと良い曲が更にパワーアップする。楽曲を通して迸る溢れんばかりの生命力に圧倒されるのだ。
ultra soulだけでも観て欲しい(2曲目)。
あなたは渾身の声でハイ!!!!!!!と言ってるはずだ

と色々書き連ねたがまだまだB'zのことは知らないことが多い。今回の素敵なきっかけをくれたことに感謝しつつとりあえずB'zのベストをもっとしっかり聴きこんでいきつつ、母親にCDでも借りることにしよう。
また発見があったらここに追記していこうと思う。




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