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ジョッキー45º情報刊(18号)

いかがお過ごしでしょうか?ウマママンです!
先週のジャパンカップ、やはり勝ったのは

コントレイル/福永祐一騎手

先週も、メイン前までトップジョッキーのルメールが大暴れする先々週の流れと同じ中でキッチリと勝ってくれたのは素晴らしいですし、何よりインタビューでの福永祐一騎手の涙が全てでした。

私はラジオNIKKEIでレースは聴いたのですが
レース直後の実況

一筋の消えない思い出を残してターフに
別れを告げます!
さらば!コントレイル!

この言葉にも震えましたし、馬券は単勝
京阪杯はワイドで取れたので何とかなりました笑

いやー。危なかった。2場開催苦手なんで
得意な方のご教授、お待ちしております🙇

それでは、今週のラインナップは

●年末の覇城 中山リーディング
●ダート王者決定戦 チャンピオンズカップ
●スポットライト・ジョッキー
(柴田大知騎手)

今週から舞台は、東本場が中山競馬場
西の本場が引き続き阪神競馬場
ローカル開催として中京競馬場となりますが
今週はチャンピオンズカップが中京競馬場でありますので、ちょっと変則的です。

なので、今週は東の本場で有馬記念の舞台
中山競馬場のリーディングから読み解きたいと思います!

そしてG1レース恒例の斜め読みと傾向。
今回はダート王者決定戦となる
【チャンピオンズカップ】です!

●中山リーディング

年末の大決戦【有馬記念】の舞台となる
中山競馬場。
東の競馬界での努力が、今年の総決算となる運命の場所で強い騎手は誰なのか?
昨年までの傾向と成績から
【勝率】・【馬券率】・【注目】と三部門で取り上げていきます。
※()は昨年の中山競馬場での成績です。

⭕【勝率】⭕

1位 クリストフ・ルメール騎手(28.2%)

東を主戦場としているだけに、その強さは健在。
昨年なども短期免許騎手が来日して、軒並みジョッキーの勝率が下がっている中、唯一という程勝率をキープ。
誰を狙うか迷った時には、シンプルに信用してみても良いかも。

冬の中山競馬場でも、その期待値は変わらず
信頼出来る一人。
特に重賞やメインレースでの強さはここでも健在なのは言うまでも無い。

2位 横山典弘騎手(18.1%)

ルメール騎手や短期免許騎手が毎年、躍動している中で、日本人騎手として元気なのが横山典弘騎手。

特筆すべきなのは、乗り鞍に対する安定性で
リーディング的には全体の5位だが
全127鞍騎乗して、23勝を上げている
(リーディング3位の田辺騎手は全262鞍・4位の石橋騎手は全212鞍)

自分よりもリーディング上位とは、およそ半分の乗り鞍に関わらず勝てるのは心強い。
更に、冬の中山競馬場は相性が良いのか
昨年のこの時期にはルメール騎手の勝率17.6%を超え、26.3%を記録。
比較的、穴となりやすいだけに思わぬ一撃には注意したい。

3位 三浦皇成騎手(17.5%)

多少、【条件付き】とはなるものの中山競馬場のリーディングとして外せないのが
三浦皇成騎手。

ここでの【条件付き】とは中山競馬場の平場戦でなら信頼出来るという事。
三浦皇成騎手の元々の特徴となるのが、メインなどの【重賞に好かれない】という所。

中山競馬場でもそれは変わらず、昨年の30勝の内、重賞制覇はG3の1鞍のみ。
ただ、未勝利戦などで軸やアタマとして信頼性は抜群なので、そこは素直に信じましょう


⭕【馬券率】⭕

1位 クリストフ・ルメール騎手(54.4%)

ここの説明は、もちろんと言わんばかりの好成績。唯一の馬券率5割越えという信頼性は抜群と言える。

ただ、この騎手を軸とするならば
3連複やワイド軸ならば相手は人気薄
3連単や馬単では、1着か2着固定の軸買いで無いと「トリガミ」になる可能性は
かなりあるので、むしろ相手選びが重要となります。

無難に考えるなら「コロガシ」などの複勝一点の方がプラスになるかもしれません。

2位 三浦皇成騎手(40.9%)

やはり平場戦が得意とはいえ、馬券率はかなり優秀。
実は【横山典弘騎手】も同じ馬券率ですが
騎乗数から考えると、馬券的に信頼出来そうなのが、三浦皇成騎手と思い、選出しました。

三浦皇成騎手の馬券率としての魅力は安定的な成績で、昨年の1着から3着の数字は
【30-20-20】の計70回

着順にとらわれない、馬券内に来てくれれば良いワイドや3連複の軸としては正にうってつけの1人でもあり、紐荒れが起きれば
三浦皇成騎手の倍率はそこまで上がりにくいので、万馬券も夢では無いです。

3位 田辺裕信騎手(38.2%)

3位としてあげるのは、期待値込みでの田辺裕信騎手。
目立つ所としては、【2着】の多さで
昨年の同じ時期では中山競馬場最多の2着7回を記録。

その傾向は年間通しての結果が出ていて、1着よりも2着・3着の数が多く、中々勝ちきれない印象を持ちます。
田辺騎手を軸にするなら、2着の多さを逆手に馬連か馬単。
もしくは、思い切って3連単2着固定で腹を括ると意外な結果をもたらすかもしれません。

⭕【注目】⭕

横山武史騎手(勝率11.7%・馬券率27.4%)

東のリーディングトップ・全国リーディング5位と躍進している若武者にとって
やはり得意となる競馬場の1つ。

菊花賞の逃げ方など、父親譲りの1面も見られる中、昨年のこの時期から中山競馬場を得意とし始めたのか、冬の中山競馬場ではルメール騎手などを抑え、リーディングジョッキーの座を獲得。

ここに来ての成長から、注目株ではありますが馬券の中心としての信頼はしてみたい所です。

戸崎圭太騎手(勝率10.8%・馬券率37.3%)

得意なコースは東京競馬場であるとはいえ、
それに負けず劣らず、というよりは馬券率で言えば東京競馬場よりも中山競馬場の方が結果は良い戸崎圭太騎手。

そして意外と安定しているのが2着の時の人気で、基本的に2着に来るのは、
【1番人気から5番人気】までの時のみ。

1着となると、人気通りから人気薄まで幅広いので2着狙いとして馬券の検討として
この冬は注目してみたいです。

中山競馬場は、有馬記念が控えているとはいえ12月中は2歳G1が阪神競馬場で行われる為
東の騎手でも遠征で居なくなる
【第2会場】となるのが多いので、トップジョッキー以外にも伏兵の活躍があると思うので
若手の伸び盛りには十分注意しましょう。

●チャンピオンズカップ

中京競馬場で行われる中央競馬、最強のダート王者を決める戦い。
2000年に創設され、2013年までは
【ジャパンカップダート】と呼ばれていたレースで日本初のダートでの国際G1となっている。

中央のダートG1は、2月のフェブラリーステークスとチャンピオンズカップのみ。
芝と違い、チャンスの少ないダート王者の座を巡る戦いは毎年熾烈を極めていますが
その傾向をまずは見ていきます。

⭕【傾向】⭕

レースを知るなら、まずは【傾向】
2016年までの1着騎手と人気について。

2020年 戸崎圭太騎手 (4番人気)
2019年 川田将雅騎手 (2番人気)
2018年 M.デムーロ騎手 (1番人気)
2017年 R.ムーア騎手 (8番人気)
2016年 大野拓弥騎手 (6番人気)

先週のジャパンカップとは違い、人気としては荒れやすく
チャンピオンズカップとなって、1番人気が勝ったのは2018年のみ。
オッズ的には単勝万馬券とはいかないが、何かと波乱の起きやすいレースではあります。

また、チャンピオンズカップ・ジャパンカップダートでの共通となるのが【上がり勝負】
が決めてとなる点。
これに関しては毎年同じで、上がり3ハロン最速か2番手がレースを制しているだけに
末脚一気の実力馬には注目したい。

あとは、リピーターが多いレースながら
前年に馬券に絡んだ馬が翌年勝つパターンも多いレースで
2015年3着のサウンドトゥルーは翌年は1着
ダートの名馬、ホッコータルマエも
ジャパンカップダートで2年連続3着も、チャンピオンズカップに変わって初制覇。
リピーター勢の巻き返しには要注意する必要があると思います。

🔵斜め読み🔵

そのチャンピオンズカップ、虎視眈々と上位を狙うのは誰か。
そこを次は見ていこうとおもいます。

リーディングに見合う1勝を取る

松山弘平騎手

ここまで、全国リーディング4位と確実に歩みを進める中で、そのトップ5の中で今年
唯一、G1勝利が無いのが松山弘平騎手。

トップ10としても、G1勝利が今年無いのは
松山弘平騎手と岩田望来騎手のみ。
望来騎手は重賞未制覇の為、まずG3から制覇とはなるが、松山騎手はリーディング的には、もうG1で勝たなければ行けない立場。

今回は、前2戦とは違い上位陣に不安要素があるため、少し下がった人気でも勝利は狙える立場。
地方のみならず、中央でもG1勝利を挙げ
昨年の三冠牝馬、デアリングタクトに相応しい騎手としての力を証明したい。

人馬ともに狙うは批判を黙らす玉座のみ

吉田隼人騎手

吉田隼人騎手が手綱を取るのは、もちろん桜花賞馬【ソダシ】
秋華賞では、競争途中に歯を痛めるアクシデントもあったとはいえ期待はずれの10着というのは世論的にも失望のまなざしを向けられ
更には、調教師との関係性も不穏な空気となってしまった。
しかし、血統から見込まれたダート適性は人気を持ち直す要因となり、再び脚光を浴びる今回。
全ての雑音をシャットアウトするに必要なのは玉座のみ。
ここの1戦への想いは強い。

【砂の王者】こそ、チャンピオンに相応しい

川田将雅騎手

今年のダート重賞を1番勝っている者がチャンピオンに相応しい。
その資格を持つのが、川田将雅騎手。

今年のダート重賞、地方・中央合わせて13勝という驚異的なダート適性を示している
正に【砂の王様】

(ちなみに、今年のダート重賞では地方・中央合わせてルメール騎手・福永祐一騎手は共に1勝、松山弘平騎手4勝となっている)

今年相性の良かったダート戦線で、有終の美でもある【チャンピオンズカップ】の玉座にもしかすると1番愛されているかもしれない

また、来週は香港での騎乗もあり
今後の情勢によっては、これが今年最後の国内G1騎乗となる可能性もあるだけに
勝って締めくくりたいところ。

⭕【ウマママン予想】⭕

今回の傾向、斜め読みからすると

◎テーオーケインズ/松山弘平騎手
〇クリンチャー/川田将雅騎手
▲カフェファラオ/ルメール騎手
△ソダシ/吉田隼人騎手
☆メイショウハリオ/浜中俊騎手

G1勝利を掴んで欲しい意味も込めて松山弘平騎手を本命としました。
ですが、意気込みなどを考えると川田将雅騎手も同じく本命として考えたい所でもあるので、基本軸は松山弘平・川田将雅の両騎手での3連複かこの2人のワイド・馬連・馬単かと。

注目の1番人気の戸崎圭太騎手は、有料版の特別号にもありますが、【勝てる人気】では無いので切りました。
そして、注目のもう1頭ソダシ/吉田隼人騎手も調教内容によりですが過剰反応と見ては居ます。

しかしながら、両者【金星人】なので
そこが不安要素というか、切っても来そうなのが怖い所です。

穴で見たかったのは浜中俊騎手。
ここ最近の重賞でもダート勝利の率が増えてきていて、前走もクリンチャーを抑えて1着で上がりも素晴らしいので、アタマは無いにしても3着位に来たら荒れますし、来年のチャンピオンズカップに向けての試金石となるので秘かに期待しています。

●スポットライト・ジョッキー

今週のスポットライト・ジョッキーは
【花の12期生】で話題の一角となるも、同期のスター達に、必死にしがみつき追いつこうと努力してきた苦労人

柴田大知騎手

生年月日 1977/6/18
身長 158cm
血液型 B型
星座 双子座
出身地 栃木県
競馬学校12期生

栃木県宇都宮市出身で、弟の柴田未崎騎手とは双子で小学校5年生の時に
JRA宇都宮育成牧場(競走馬総合研究所)で乗馬を弟と一緒に始めたのだが騎手になるキッカケは同じ育成牧場に所属していた
4歳上の小林淳一氏(現 競馬学校教官)が競馬学校に合格した事で
競馬学校の存在を知り、その先輩がJRAの騎手になった事から自分も騎手を目指し始める。
そして、その感情は弟の未崎騎手も同じ考えで2人で話し合っては居ないが、2人揃って競馬学校の受験を決意し、競馬学校12期生として競馬界の門を叩く。

元々の運動神経では、弟の未崎騎手の方が優秀で、柴田大知騎手の成績は中盤位で毎日必死に取り組み、卒業間近では上位3番目位まで登り詰めた。
(上位は牧原由貴子・福永祐一の2人)

卒業時には、花の12期生として
天才福永洋一の息子【福永祐一騎手】に
初の女性ジョッキー誕生
そして、JRA初の双子騎手として取り上げられたが
実は12期生は、在学時の評価は傑出した騎手が居なかった為、所属先が決まらない騎手も多く、柴田大知騎手もその1人で
デビュー直前に美浦の栗田調教師の厩舎に決まり、1996年3月に中央騎手デビューを果たす。

競馬学校から社会に出ると、メディアからもJRA初の双子騎手で双子座という偶然で注目されたが、当の柴田大知騎手は
「結果も出してないのに、双子だけで注目して欲しくない」とコメントしている。

同期の福永祐一騎手がデビュー2連勝を飾るが「自分は自分のペース」と言い聞かせ、
3月31日に初勝利を記録。
8月3日には兄弟でワンツーフィニッシュも記録。

デビュー年には師匠の栗田厩舎の協力もあり、27勝を挙げ、民報競馬騎手クラブ賞を受賞。

翌年にはラジオたんぱ賞で初の重賞制覇を記録し、順調なジョッキー人生を歩むが

【ある事件】が発生する。

それは2年目の暮れ頃。
柴田大知騎手には結婚を前提とした新聞記者の彼女が居ました。
そして、師匠である栗田調教師に結婚する事を報告したのですが、栗田調教師はそれに対して「まだ結婚は早いと思う」とストップをかけたのですが
その制止を振り切り、柴田大知騎手は結婚。

師匠の意見を振り切り、結婚に踏み切った柴田大知騎手は栗田厩舎を自ら離れ
フリーの立場として、3年目を迎えましたが
そこからは下降の一途を辿っていきました。

この事件は端から見れば、若手騎手が師匠の意見を無視して追い出された。
いわゆる【破門】と見られる事が多く、ましてや狭いコミュニティでもある競馬界での印象は悪く
3年目の1998年にはまだ、見習騎手の減量があり、騎乗数は昨年と変わらなかったが
4年目以降は騎乗数と勝利数は激減。
レースに出られず、木馬でのトレーニングを重ねるしかない週もあり、周囲からも【引退】を進められていた。

【どうしたら、乗せてもらえるのか】
【自分に何が足りないのか】

そんな自問自答の日々が続き、技術を磨こうにも騎乗数がない現実と
この頃には、同期の和田竜二騎手がテイエムオペラオーと共に頭角を現し
福永祐一騎手も話題に見合った実力を示し始め、自分との境遇の違いにもがき苦しんでいた。

2001年、苦しんでいた最中、頼ったのは裏切ってしまった栗田調教師の元だった。
【破門】から3年半後、再び栗田調教師の目の前で謝罪した柴田大知騎手。
意を決して謝罪に来た元弟子を栗田調教師は許し、何頭か乗せてもらえるようになってかきたのだが

このフリーでの苦しみで開いてしまった周りの騎手との「差」は早々埋まるものでは無く
栗田調教師とは和解したものの、レースに出ても勝てない日々が続き、2003年と2004年は年間5勝のみ。

更に右肩下がりの状態は続き、2005年には3勝と減り、チャンスを求めてトレセンの乗馬苑で教官からの指導の下、障害レースの練習も始め、乗り鞍の確保にも努めたが
2006年にはとうとう年間0勝となり、和解した栗田調教師の持ち馬にも乗せて貰えなくなった。
翌年、2007年も年間0勝となり
土日でもトレセンに残り、調教馬に乗ることも増えて障害レースに出るも結果は出ない悪循環に【腐りかけていた】

しかし、柴田大知騎手は騎手という仕事を諦められず、月曜日の全休日には
北海道の牧場に飛行機で通い、デビュー前の2歳馬や放牧中の競走馬達にも乗り続けていた。

そして2008年に、ある転機を迎える。

この年の新潟競馬場11R「北陸S」に出走する【ダイイチミラクル】の負担重量49kgをクリア出来る騎手が居ないという事で
柴田大知騎手にお鉢が回ってくる。

柴田大知騎手にとっては久しぶりのメインレースという事もあり必死の減量で体重を合わせ、出走し人気薄から2着へと奮闘する。
この結果を見ていた馬主の【ミルファーム】の所有馬に乗ることも増えていき、
またマイネル軍団の岡田総帥にも目を付けられ、マイネルの馬もまわってくるようになってきた。

そして、2011年には障害レースの【東京ジャンプステークス】で障害重賞初制覇。
そして、自身14年振りの重賞制覇を達成。
更には、7月2日には中山グランドジャンプで
G1初制覇。

騎手生活15年目、己の過ちからフリーとなり乗り鞍にも恵まれず、一時期は勝ち鞍を上げる事も出来なかった暗黒期からの復活。

そして、誰よりも勝てる「有り難み」と「感謝」を実感している柴田大知騎手だからこそ
溢れ出た涙を止める事は出来なかった。

この結果は更にマイネル軍団の信頼を得るキッカケとなり、この年には自己最多となる493鞍に騎乗し、勝ち鞍も20鞍と増やし
柴田大知騎手は見事な【復活】を遂げた。

しかし、ここまで苦心してきた柴田大知騎手の復活劇はまだ続く。
翌年の2012年には、コスモオオゾラでG2の弥生賞を制覇し、

1984年から続くJRAのグレード制以降
最長となる【5362日】(約14年7ヶ月)ぶりの重賞制覇となった。

また、マジェスティバイオで中山グランドジャンプを連覇も果たし、自身最多の614鞍に騎乗し、キャリアハイの41勝を上げる。

そして、2013年5月5日のNHKマイルカップ
マイネルホウオウで平地G1初制覇。

この勝利は通算200勝の節目でもあり
グレード制導入以後、熊沢重文騎手以来の2人目となる【平地・障害G1制覇】の大記録達成となり
障害G1→平地G1の流れでの達成は柴田大知騎手のみ。

ちなみに、この時のマイネルホウオウは10番人気で、2着が6番人気・3着8番人気の波瀾となり、3連複で137倍・3連単は1235倍となった

これにより、マイネル軍団の主力騎手としての地位を確立し、騎乗機会も増加。
調教の手腕や騎乗成績を買われ、最近もドンドン騎乗機会を増やしている柴田大知騎手。

そんな柴田大知騎手。
日課として欠かさないのが「ランニング」で勝てなくなった時期から始めて、その頃から成績が上向いて来たので【願掛け】として続けている。

好きなお酒は「日本酒」で酔いすぎると寝てしまう。

また、NHKマイルカップを制覇した時には
G1恒例の【ウイニングラン】を忘れ
他の馬や騎手と一緒に後検量に戻ろうとした為、周りの騎手に「ウイニングラン行けよ!」と笑われたそう。
また、よく間違われますが「柴田善臣」騎手とは全くの他人です。

そんな柴田大知騎手の信念として残っているのは、

競馬に関わる全てへの【感謝】と
諦めない【努力】

自身の過ちもあり、全く勝てない暗黒期から見事に返り咲いた柴田大知騎手。

そこには、支えてくれた「家族」と「子供」

邁進する姿を見て、救いの手を差し伸べた「馬主」さんに「調教師」の皆さん。
そして、自分の騎乗に応えてくれた「愛馬」

そこまでに、騎手として居ることを諦めず
障害レースに騎乗したり、調教に果敢に騎乗するなど石にかじりついても食らい付く
諦めない【努力】

「騎手を辞めなくて良かった」

柴田大知騎手がG1制覇の時に言ったコメントですが、そこには同期に差を付けられて
勝ち鞍や騎乗も乗れない日々。
調教師達からも、「騎手」として認められない事も乗り越え、手を差し伸べてくれる人々の感謝を知る柴田大知騎手だからこそ
分かる境地だと思います。

今後も競馬に関する全てに「感謝」し、勝つことに全力で戦う柴田大知騎手を応援しましょう!

来週のスポットライト・ジョッキーは

「騎手」であり「社長」

藤岡佑介騎手

にスポットライトを当てますので
よろしくお願いします🙇


~あとがき~
今週もお読み頂き、ありがとうございます。

今回、冒頭でも書いたようにウマママンは
本当に2場開催だと成績が悪いので
得意な方のご教授待ってます!笑

あとは、川田将雅騎手と福永祐一騎手の香港遠征ですが、帰国後の隔離が延長した為
順調に日程を消化しても、隔離解除が有馬記念当日になるので
もしかすると、来週は香港なので
2人のG1参戦は今週までになるかも知れないのでちょっと、寂しくなります。

更には、クリスチャン・デムーロ騎手も短期免許取得したので、今後のG1戦線はどうなるのか注目しています!

それでは、今週もありがとうございました!
是非、noteのスキ・サポート
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ウマママンの活力になりますのでよろしくお願い致します!

皆様の競馬ライフが素晴らしいモノになる事を心よりお祈りしております!
素晴らしい週末競馬を!!!
            ~ウマママン~

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