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ジョッキー45º情報刊(8号)

いかがお過ごしでしょうか?ウマママンです

先週のジョッキー45º情報刊(7号)では、「スポットライト・ジョッキー」で池添謙一騎手を特集した所、まさかの

池添謙一騎手、本人にRTされました

あまりにも衝撃的すぎて、大パニックになりましたが、そのおかげで閲覧数は過去最多の1000回を超えまして、皆さんお読み頂きありがとうございました。

皆さんの競馬に少しでも有益だったり、面白い話題をお届けできるように頑張っていきます!

それでは今日のラインナップですが

●WIN5、完全攻略!? ヤスアジ理論とは
●G1戦の前哨戦、G2戦の注目騎手は?
●スポットライト・ジョッキー
 (三浦皇成騎手)

こちらの3つをお送り致します。
特にヤスアジTVさんの、「WIN5理論」は
かなり凄かったのでお読み頂きたいと思います。

●WIN5、完全攻略? ヤスアジ理論

以前のnoteでも紹介した、競馬YouTuberの
「ヤスアジTV」の頭脳派でもある
アジさんが発表した「WIN5理論」がかなり的確なモノで、正に「目から鱗が落ちる」様でした。
(サムネの男性が「アジさん」です)

実は日曜に通算5回目のWIN5を的中させたアジさん。
これまでWIN5を低投資(4800円)で当てるために、「人気の和」や「調教」・「6星占術」を使ってきましたが、そこに加えて

「今年のWIN5の傾向を全データ化」

しました。

つまりは、川田将雅騎手やルメール騎手が
WIN5のWIN〇のレースで、何番人気なら勝てるか?
戸崎圭太騎手なら連勝するのは何%?
穴となる騎手が激走するのはどこか?

などの傾向を全て手作業で調べ上げ
データ化にして、無料公開して動画にしました。

詳しくは動画で1度観ていただくと納得すると思いますが
そこで見えてくる、WIN5で切るべき騎手や
有利な騎手が一目で分かる程の大革命。

そんなヤスアジTVさんの理論としての軸となるのが

「WIN5リーディング」
「トントン」の法則
「連闘」の法則

の3つになっていて
「WIN5リーディング」というのは、その通りWIN5におけるリーディングの事で
通常のリーディングとはかなり違いがあります。

「トントン」というのは、俗に言う「連勝」の事でWIN5の中で連勝する確率の話になってきます。
WIN5という事はメインレースを中心とした話になるので、内容的には「なるほど」となりました。

そして「連闘」
こちらは、先週のWIN5で1着になってから
翌週もWIN5で1着を取るかという話で
意外にも川田・ルメール・戸崎以外は殆ど連闘しないというのが衝撃的ではありました。

正直、ウマママン的にはWIN5には相性が良くないのか全くカスリもしていません。
ですが、このような好情報を元にした以上、まだまだ足掻いてみようと思います。

馬券買いで1番のエンドコンテンツながら
夢が一杯詰まったのが「WIN5」

秋のG1戦線直前に、1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

●G1戦の前哨戦、G2戦の注目騎手

秋のG1戦線直前の前哨戦となり、上位馬にはG1への優先出走権を与えられる重要なレースで年間37レースしかない重賞GⅡ戦。

先週のGⅡレースでは
ローズSはG1秋華賞への優先出走権。
セントライト記念はG1菊花賞の優先出走権と秋口のGⅡはかなり比重の高いレースが続きます。
今週も例外では無く、GⅡレース
神戸新聞杯はG1菊花賞への優先出走権。
オールカマーは1着にG1天皇賞・秋の優先出走権が与えられる重要な1戦。

ジョッキーにとっても、レース数も多くて勝つ確率の高いGⅢから、更に上に目指していくための「登竜門」でもあるGⅡレース。

G1とはまた別の空気感を纏うG2での
◎中心騎手1人と△対抗騎手1人
☆注目騎手を2人ピックアップしましたのでご紹介致します。

◎川田将雅騎手

「G2レース」と書いて、「川田将雅」と呼べる程、実はG2の覇者。

川田将雅騎手の通算成績では、G1レース26勝に対して、G2レースは46勝と
およそG1レースの倍の数を勝つ
珍しいタイプの騎手。

G2レースは、その「位置づけ」の関係から
G1レースに出走するジョッキーが数多く勝利を手に取り、大体の騎手はG1勝利よりG2勝利数が少し多い位なのですが、川田将雅騎手に関しては余りにもG2で勝つので
ある意味、「G1出走請負人」のような気もします。

しかも、川田将雅騎手×G2の傾向としても

1番人気 ~ 3番人気

でしか、殆ど勝ちません。
2018年以降からですが、G2レースで17勝上げた内、4番人気で1度勝った以外は全て1番人気~3番人気のみ。
人気薄で勝った試しが無いので、逆に人気薄の時は切りやすいので、1つ指標になるかと思います。

△池添謙一騎手

記念レース・賞金の高いレースでは、無類の強さを発揮する「トレジャーハンター」
池添謙一騎手。

その強さは、G1のみならずG2でも威力を発揮
どちらかというと、「1着になる」というよりかは、
どんな人気薄の馬だろうと「3着までに捻じ込む」というイメージが強いかと思われますがG2レースではむしろ逆です。

G1レースの出走する事を第一に考える池添謙一騎手にとっては是が非でも、ここで勝ち
G1レースに繋げたい気持ちが強いので、
どんな人気薄でも勝ちに来ています。

データでも、アベレージは幅広く
1番人気以外でも、8番人気や11番人気でも勝ちG1に繋げるので要チェックです。

☆横山武史騎手

東のトップジョッキーとして伸び盛りの若武者が、G1馬の未来を切り開く道を創れるか。

実は重賞レース自体も通算5勝と、まだまだではありますが
その5勝中、3勝がG2という大物っぷり。

しかも、全て4番人気でしか勝たないというハッキリとした内容で、実績は少ないですが今後のG2で、少し人気の落ちる「対抗騎手」として非常に優秀かつ、美味しい存在になると思われます。

☆横山典弘騎手

息子の横山武史騎手を推した理由が、父親にあったので、この系譜の可能性も。
実は競走馬をG1に出走させる為にG2から数多くのし上げる担い手をしていたのが実は横山典弘騎手。

最近ですと、ミッキースワロー・ダノンキングリーなどをG1出走の前哨戦のG2レースで数多くの結果を出している
いわば、影の支え人。

ちょっと面白い話としては、G2を横山典弘騎手で勝ち上がり、そのままG1に出走すると着外に沈むのですが
G1で乗り変わりや、主戦騎手に変わるとG1を制するという不思議がありますので参考までに。

●スポットライト・ジョッキー

先週は、このコーナーで取り上げた池添謙一騎手から、とんでもない事がありましたが
今回取り上げるのは

未来のホープにして、未完のエース

三浦皇成騎手

生年月日 1989/12/19
身長 167cm
血液型 O型
星座 射手座
出身地 東京都
競馬学校 24期生

平成元年生まれの三浦皇成騎手。
座右の銘は「気魄」を心情とし、尊敬する騎手として田中勝春騎手を手本にし
競馬界にも、それこそ「新時代」の騎手として輝かしくデビューした三浦皇成騎手。

2008年に競馬学校24期生として卒業し、JRA騎手としてデビュー。
同期生には伊藤工真騎手・大江原圭騎手の3人のみだが、同期免許として
地方競馬から内田博幸騎手・鷹野宏史騎手がいる。
しかし、その中で無くても、圧倒的な輝きを放った三浦皇成騎手。

初勝利を上げたのは中山10Rの潮来特別という平場以外でのスタートを決め
そこからは破竹の勢いを見せる。
8月10日には、函館2歳ステークスで重賞初制覇を含む、年間91勝を上げる

ちなみに、重賞初制覇までに変わった縁に遭遇していて
実は、小学5年生の時に電車で1人の女性に席を譲ったのですが、
その方は「オメガ」の冠名で知られる馬主の「原禮子」さんのお孫さん。
その時、一緒にいた原禮子さんとお話しした時に騎手を目指しているのを知った時「騎手になったら私の馬に騎乗して欲しい」と話していた。
そして、実際に騎手になった際に再開し
重賞初制覇の馬を引き合わせるなどのバックアップもしてくれていた。

年間91勝は、新人としては武豊騎手が記録した新人最多勝(69勝)を20年ぶりに更新する快挙を達成し、メディアにも引っ張りだことなり、
競馬界では「三浦皇成狂騒曲」とまで持てはやされ、一部では「馬王子」というあだ名まで付けられた、正に新世代のスター
そこに確約されたスター街道に乗り、2年目に突入するが
しかし、

それは同時に苦難なスタートの始まりでもありました。

翌年の2009年には、JRA通算100勝を達成し海外でも初騎乗初勝利を飾るも
レース外で、メディアからの洗礼に苦心していた。
いくら「新世代のスター」とは言え、多感な時期を競馬の技術に捧げ、多くの大人達に囲まれる経験も無い上に、
年齢的には19・20歳の大学生位のお年頃。

故に、マスコミから格好の的にもなり

「馬に乗ったら、先輩も後輩も関係無く負けないつもりで乗っている」

という発言に対して、
マスコミから当時は全盛期でもあった

「武豊騎手が乗って勝った馬に乗ったらどうする?」

という質問に対して

「騎手としては、どの馬でも勝ちに行かなくてはならない」

と負けない気持ちを全面に出して発言したのだが、

「武豊騎手の乗った馬に乗れば全部勝てる」

というメディア独特の解釈によるコメントにより
【生意気な若者】・【ビッグマウス】などの悪いイメージが先行し、ファンの中でも不信感を持つ方が増えていってしまい
三浦皇成騎手自身が、メディア恐怖症・人間不信になってしまい、成績はガクンと低迷してしまう。

そこに追い打ちをかけるように起こったのが
2010年三浦皇成騎手の騎乗が元とされる
JRA史上最多の落馬事故「9頭落馬事故」

事の発端は2010年1月11日の中山4R
メイクデビュー戦の第4コーナー。
先頭の三浦皇成騎手を追っていた2番手の
勝浦正樹騎手の馬が大きく躓き落馬。
突然の転倒に後続馬の騎手たちもスパート直後で回避出来ず、合計9頭の騎手が落馬し
6人がケガをする事態になった。

この落馬事故で内田博幸騎手が左腕骨折の他、
蛯名正義騎手・中館英二騎手・勝浦正樹騎手
後藤浩輝騎手・松岡正海騎手がケガを負った

この史上最悪の落馬事故に関しては、

三浦皇成騎手が内ラチ沿いを走行しすぎた為に内ラチにわずかに接触した馬が反動で後方の馬を蹴り飛ばしたのが原因とされている。

この件に関して、三浦皇成騎手は騎乗停止処分を受けるが、事故の内容から
またマスコミの標的になり、更にバッシングが増えてしまうキッカケになってしまった。

しかし、調教の追い切りでの上手さや真摯に真面目な部分は調教師や馬主からの評価もあり騎乗機会に関しては減る事は少なく、新馬戦や未勝利戦で活躍は続け
騎手3年目の2010年に通算200勝を上げる。

翌年にはタレントの「ほしのあき」と結婚

お子さんも授かり、更にその翌年の2012年には通算300勝、2013年には通算400勝と
順調に調子も上向き始め、2014年。
騎手6年目にして地方競馬のG1レースで
初のG1制覇(中央は未制覇)し
未完成のルーキーが、紆余曲折しながらも再びトップジョッキーの争いに加わりだした矢先に

再び災難に見舞われてしまう。

2017年の札幌での騎乗中に馬が故障。
その際に投げ出されて落馬し
骨盤を骨折するなどの大怪我を負い、完治時期不明の状態になってしまう。
その際に、夫人の懸命なサポートを受けながら、丁度1年後の札幌で騎手として復帰する。

帰ってきた三浦皇成は、
騎手という仕事に誇りを持ちながらも、勝利に拘る為にトップジョッキーであった
美浦から栗東に遠征したり、東に遠征しに来たルメール騎手や福永祐一騎手・川田将雅騎手に教えを請うたり、意識の改革を始め
復帰した1年後の2019年には初の年間100勝を達成し、リーディングも全体6位と
確かな成長を示している。

三浦皇成騎手は現在900勝上げているものの圧倒的に多いのが、新馬戦・未勝利戦の平場戦。

900勝の内、重賞勝利数は15回とかなり少なく、「平場の王様」と呼ばれる事もある。

また、メディアに苦しめられた経験から
藤田菜七子騎手や横山武史騎手などの美浦で
話題性のある後輩ジョッキー達のストッパーや、メディアに対する指導が出来る
数少ない先輩ジョッキーでもある。

ここまで、順風満帆どころか競馬内外でも数多くの修羅場や苦しみにさいなまれていた
三浦皇成騎手。
目指すべき場所はただ1つ。

中央競馬でのG1初制覇。

未だ掴み取れないその頂きに登り、未完成で走り抜けてきた競馬界の新星が
競馬界のエースと呼ばれる日も近いかと思っています。
年々G1レースの騎乗機会が増えている中で
チャンスは巡ってくるハズです。
不屈の気魄は、まだ眠らない。
三浦皇成騎手を応援していきましょう📣

次回のスポットライト・ジョッキーは

東北から来た激走スター

田辺裕信騎手

にスポットライトを当てますので
よろしくお願い致します🙇!


~あとがき~

先週はnoteをTwitterで宣伝後、1番最初に
池添謙一騎手に反応してもらえたので
そこにビックリしました🤣

おかげ様で過去最高の反響となりまして、
しかも、先週号で中山競馬場「3日目の注目騎手」として取り上げた
戸崎圭太騎手・田辺裕信騎手が両方
色んな意味で大活躍していたので、note見た方のお力になったかと思います。
(ウマママンは、田辺よりもご縁で池添謙一に投資しました)

それと、来月には秋のG1戦線の開幕という所で「ジョッキー45º情報刊」として
有料版の特別号を発刊致しますので、そちらも合わせてよろしくお願い致します🙇

それでは今週末、9月最後の競馬ライフが素晴らしいものになる事をお祈りしております。
お読み頂き、ありがとうございます。
             ~ウマママン~

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