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ジョッキー45º情報刊(19号)

皆さ~ん、馬券ライフはいかがでしょうか?
大惨敗中のウマママンです🤣

先週のダートG1、【チャンピオンズカップ】
やっとというか、念願の

松山弘平騎手が勝ちましたね!!

デアリングタクト以来の中央G1制覇。
リーディング的にもやっと勝てただけに、応援していて気持ちよかったです!

そして、まだまだ続くG1戦線。
今週からは川田将雅騎手・福永祐一騎手が香港への海外遠征のために、有馬記念まで不在
この不在が、G1戦線にどうなるのか注目です。

更に、いつもお世話になってるYouTubeチャンネル
【ヤスアジTV】から有益なWIN5理論のまとめが出ました❗❗

(サムネのヤスさんは、ちゃんとした真面目な方なのでご安心を)

ウマママン自身も、WIN5未経験なんで
未知の領域に早く踏み込んでみたい❗

という事で、今週のラインナップはこちら📖

●異例開催の中京リーディング
●若き牝馬の王座、阪神JFの斜め展望
●スポットライト・ジョッキー
【藤岡佑介騎手】

先週から始まった中京開催🐎🐎🐎
しかし、今年は京都競馬場の改修から開催が多く、例年だと冬に4回目なんですが
今年は冬で6回目の開催。
ですが、開催が多いからこそ【中京巧者】の騎手が見えてくるのでしっかりと戦いましょう!

そして、もう一つは若き牝馬の王座決定戦
【阪神ジュベナイルフィリーズ】
ソダシ・レシステンシアなどが勝ち上がった牝馬の登竜門。
若いからこそ、重要となるのが騎手の
【ウデ・手綱さばき】

今週は川田将雅騎手・福永祐一騎手という2人の一流が不在という事で
若干混戦模様な気もしますが、果たして!?

今週も最後まで、よろしくお願い致します!

●中京リーディング

今年は例年以上に使われている中京競馬場。
だが、この冬に入る前の間隔は例年通りなので馬場状態としてはそこまでマイナスに考える事は無いと思います。

むしろ、それよりも熱くなっているのが
【ジョッキー】の皆さん。
ローカルを主戦とする騎手としては、今年最後の場所。
そして、若手騎手も貴重な騎乗機会を貰えるチャンスで結果を残したい。

そんな中京競馬場で中心として活躍する騎手をリーディングからも予想していきます。
今回も、【勝率】・【馬券率】・【注目】で分けていきます。
※()内は昨年の同時期の数字です。

⭕勝率リーディング⭕

1位 吉田隼人騎手(32.1%)

ローカル戦線では、かなり強い吉田隼人騎手。
実は冬場の中京開催はかなりの好相性で
現在、3年連続で冬のリーディングジョッキーとなっていて
昨年の勝率は、チャンピオンズカップの週だけ遠征に来たトップジョッキーと比べてもダントツの数字で、ルメール騎手を上回った数字でもあります。
ここで一気に大暴れして存在感を見せ付けたい所。

残り少ないローカル開催、年末年始の騎乗に向けた弾みをつけたい。

2位 西村淳也騎手(14.3%)

今年の海外遠征組は、かなり好成績を残す中
ローカルでも存在感を出してきたのが
西村淳也騎手。

秋競馬に入り、そこそこの人気所(5番人気前後)での勝利が非常に目立っていて
オッズとして美味しい勝利を狙える騎手の1人。
結構、オッズが割れて混戦模様なレースを制するのが多いので、割れた時の人気陣での信頼性はバツグン。

この中京競馬場でも混戦の軸として戦ってもらいたい。

3位 藤岡康太騎手(10.3%)

冬の中京競馬場での成績として、結果を出しているのが藤岡康太騎手。

この中京開催の特徴としては、騎手の出入りが激しいのがあり、中々滞在組に勝てるチャンスの少ない中でも中央でも戦える藤岡康太騎手の存在感は、滞在組の中では際だっている。

数字にあるように劇的に勝てる訳では無いが、対抗で勝てる騎手としては評価したいところ。

○馬券率〇

1位 西村淳也騎手(42.9%)

今回の馬券率で、1位にした西村淳也騎手。
理由としては、1着~3着の安定性を評価しました。

馬券率でいうと、吉田隼人騎手の方が高いのですが、安定性でいうとほとんどが
【1着かそれ以外か】という偏りだったので
馬券の軸ともなる「馬券率」では難しかったので
1着~3着まで均等に狙える西村淳也騎手を軸として優秀と判断しました。
オススメなのは、ワイド・3連複の軸として人気薄からの相手探しも良いが
狙えるのなら、3連単・馬単の軸で高配当狙いもイケるかも?

2位 浜中俊騎手(42.9%)

中京での乗り鞍が少ないながらも、確実に仕事してくれるのが浜中俊騎手。

この騎手を2位に推した理由は、【連対率】の高さで、昨年の冬の中京競馬場での連対率は42.9%

馬券率と同じという事は、1着か2着しか取らない両極端な成績を残していて
正に、馬単・馬連の軸としてこれほど狙いやすい、偏った成績が他に無く
特長的で安定すると思い、2位としました。

3位 富田暁騎手(29.6%)

馬券率として、中京競馬場で意外な活躍を見せてくれたのが若手ジョッキー
富田暁騎手。

1着は1回だけなものの、2着4回・3着3回は他の若手ジョッキーと比べても優秀な数字。

上位陣に食らい付いて行く勢いも持っているので、今年は更なる飛躍も込めた3位に推したい。

⭕🔵注目🔵⭕

中京競馬場で、注目して欲しい騎手。
1人目は

亀田温心騎手(勝率5.4%・馬券率21.6%)

ここに来て、かなり乗れてきている亀田温心(ハート)騎手

秋の新潟競馬辺りから、何かを掴んだのか。
見違えるほど、勝ち鞍を伸ばしている
今、1番ノッてる騎手なだけに昨年以上の飛躍は間違いないので、軽視せずに向き合いたい所。

更に、その頃から顕著であった土曜日の後半戦に得意という点も変わらないので
人気薄であっても抑えとして単複かヒモとしてキープしたい。

2人目は、こちらも若手の勢いままに

菅原明良騎手(勝率5.0%・馬券率20.0%)

今年に入り、メキメキと力を付けて上がってきているのが菅原明良騎手。

混戦模様の一角としてなら本命でも申し分なく4番・5番人気の10倍台位なら勝ちまで狙える騎手
ただ、6星占術的にはミルコ・デムーロ騎手や田辺裕信騎手などと同じ星なので、圧倒的支持を集めての1番人気では案外コケる可能性があるので、狙うならある程度
人気が落ちた所だと美味しいかも。

それと、注目以外では乗りに来た時に目を付けたいのが

岩田望来騎手(勝率20.7%・馬券率41.4%)

多分、今年から主戦場は阪神競馬場ではあると思いますが、中京競馬場に来た時には
吉田隼人騎手に対抗出来るトップジョッキー扱いとなり、昨年は勝率・馬券率共に第2位と活躍しただけに来た時には本命として
自信を持って進めたい。

●阪神ジュベナイルフィリーズ

1949年「阪神3歳ステークス」として
芝の1200mで始まったこのレースは
1962年から現在の芝1600mに変更。
更に、1991年からは「牝馬」・「牡馬」のチャンピオン決定戦とするために
「阪神3歳牝馬ステークス」と名称変更。

2001年に名称変更で現在の「阪神ジュベナイルフィリーズ」(阪神JF)となった
歴史の深いG1レースの一つで、ここで活躍した牝馬が、来年のクラシック路線で活躍する傾向が強いので、【牝馬の登竜門】とされ、

昨年は【ソダシ】、一昨年は【レシステンシア】
ウマ娘で人気の【ウォッカ】・【ニシノフラワー】・【メジロドーベル】などが制した
このレース。

傾向と斜め読みをしていきたいと思います。

⭕傾向⭕

まずはレース攻略のためには【傾向】という下ごしらえから。
まずは勝利人気から。

2020年 吉田隼人騎手(1番人気)
2019年 北村友一騎手(4番人気)
2018年 C.デムーロ騎手(1番人気)
2017年 石橋脩騎手(2番人気)
2016年 ルメール騎手(1番人気)
2015年 ルメール騎手(1番人気)

先週のチャンピオンズカップとは違い、そこまでアタマは大荒れしない傾向が強く
ほとんどが実力・オッズ通りの1着となるのが多いようです。
騎手としては、日本人の意外な騎手が勝つ事が多く
ここ数年で勝った吉田隼人騎手・石橋脩騎手はこのレースがG1、2勝目となっている。

後は、傾向として面白いのが「1番人気」で
【勝つか飛ぶか】という事で
ここ10年の成績は【4-1-1-4】で、上記で挙げた6年では【4-0-0-2】とかなり偏る成績となっている。

更に掘り下げると【馬券を外してない】・【前走重賞組】が強いという点。

【馬券を外してない】というのは、新馬戦から、この阪神JFまで3着以下を経験してないウマはジョッキーとしても自信があるのかこのG1でも好走し、ここ10年では2着以上しか経験してないウマしか勝っていない。

【前走重賞組】というのは、近年の傾向で
オープンクラスor重賞で勝利したウマしか勝っておらず

2020年 ソダシ→アルテミスS
2019年 レシステンシア→ファンタジーS
2018年 ダノンファンタジー→ファンタジーS
2017年 ラッキーライラック→アルテミスS
2016年 ソウルスターリング→アイビーS

2016年のアイビーSはオープンクラスですが
それ以外は全てG3の勝ち馬。
ちなみに、名前の挙がった「アルテミスS」と「ファンタジーS」ですが今年は

・アルテミスS→サークルオブライフ
・ファンタジーS→ウォーターナビレラ

となっています。

🔵騎手、斜め読み🔵

G1レースとはいえ、まだまだ若い2歳馬。
突然激走したり、1倍台の絶大な人気を背負っても走らなかったりしています。

古馬やクラシック路線のウマのようにビシッと走るためには騎手のウデがより重要となってきますので、今回はやる気十分の騎手をピックアップしました!

兄弟タッグ初の戴冠を目指す無敗の女王

武豊騎手

今年、未だにG1未勝利のレジェンド武豊騎手
今回は新種牡馬の「シルバーステート産駒」で調教師の弟、武幸四郎調教師と挑むG1レース。

ここまで、新たな道を切り開いてきた武豊騎手にとってはまた新たな「兄弟制覇」と「シルバーステート産駒」への初の冠を持たせる大仕事。
川田将雅騎手・福永祐一騎手が遠征で居ない中、主役として舞台に立つ障壁が少ないならばかなりのチャンス到来。

ここで達成するのは「牝馬G1完全制覇」

幸英明騎手

今年、人気薄からの勝利を掴みとり、
エリザベス女王杯を制したばかりの幸英明騎手。

これで、G1は桜花賞・オークス・秋華賞・ヴィクトリアマイル・エリザベス女王杯を制覇し、【牝馬G1完全制覇】にリーチをかけた。

残る1つが、この阪神ジュベナイルフィリーズ
という事で、自ずと力は入る。
牝馬G1では強さを見せる紳士、幸英明。
ここでも人気薄からの強襲で一気にクラシック路線への勝ち名乗りを上げられるか。

勝利に近い1頭、自身初の戴冠を取る

ミルコ・デムーロ騎手

今回は有力馬「サークルオブライフ」での出走を控え、初の阪神JFのタイトルを取る絶好の機会。

数々のG1を制す中、未だに無縁のタイトルとなっている一つがこの阪神JF。
武豊騎手との一騎討ちとなる予想のこのレース。
周囲からの評価も高いだけに結果が求められる大事な1戦となる

人馬共に叩き上げ、伏兵からの勝ち名乗り

浜中俊騎手

今回出走組の中では、4つのレースを戦い抜き、更には重賞も小倉2歳SとファンタジーSを戦い、2着以上で納めての参戦となる
ナムラクレアに騎乗する浜中俊騎手

他のウマとは違い、レース経験豊富という点からレース巧者として穴を開けてくれる可能性は十二分に秘めている。

センスがあると評価されながら、舞台に上がれなかった浜中俊騎手。
ここで1つ、大きな舞台
「クラシック路線」に立つ1頭1人として存在感を示したい。

⭕予想展開⭕

今回は前走重賞組を中心として

◎ウォーターナビレラ/武豊騎手
〇サークルオブライフ/M・デムーロ騎手
△ナムラクレア/浜中俊騎手
▲アネゴハダ/幸英明騎手
☆ステルナティーア/ルメール騎手
☆ラブリイユアアイズ/団野大成騎手

と考えています。

ルメール騎手は、傾向の条件としても合っているので無視は出来ないのと
団野大成騎手を入れたのは、騎乗する前走はメンバー唯一のG2出走組で3着なので
経験の差と実力としても抑えてみたいと思います。

ただ、傾向的には武豊騎手とミルコ・デムーロ騎手の一騎打ちとなりそうなので
3連単フォーメーション
【武豊-ミルコ-浜中・ルメール・団野・幸】
でも狙えると思っていますが、果たして!

2歳牝馬チャンピオン決定戦となる
「阪神ジュベナイルフィリーズ」は今週の日曜日の11R発走します!

●スポットライト・ジョッキー

今週のスポットライトジョッキーは
実は意外な二刀流騎手。

藤岡佑介騎手

生年月日 1986/3/17
身長 165cm
血液型 B型
星座 魚座
出身地 滋賀県
競馬学校20期生

宇田明彦厩舎の厩務員・調教助手だった
藤岡健一調教師の長男として産まれた藤岡佑介騎手。

実は騎手になるための明確な事は覚えてないそうですが、幼少期は男子の憧れである「ヒーローもの」に一切なびかず
現実的に近くで活躍していたジョッキーの姿が印象に残っていて
自分が1番憧れた存在こそが、ジョッキーでした。

幼稚園の頃から「騎手になる!」と言っていて、父親が競馬関連の仕事という事もあり、乗馬も積極的に通っていました。

そして、2001年には競馬学校の門を叩き
2004年に、栗東の作田誠二厩舎所属騎手として、デビューを迎えます。
(同期生は川田将雅騎手や吉田隼人騎手、丹内祐次騎手など)

2004年3月6日の中京競馬場2Rのシルクマイスターの3着がデビュー戦となるが
3月13日の中京競馬場で初勝利を記録すると、3月27日には特別レースの沈丁花賞で勝利を収める。

その後、夏競馬の函館記念で3着。
暮れの朝日杯フューチュリティステークスでG1初騎乗を果たすなど、ルーキーながら活躍し、年間35勝を記録し、JRA新人最多勝を獲得する。

翌年の2005年には、京都牝馬ステークス(G3)に2001年に開業した父、藤岡健一調教師の管理馬でもある「アズマサンダース」に騎乗し、重賞初制覇を果たすと
この年は年間62勝を挙げ、確実な成長を見せ
この時、開業2年目だった矢作厩舎からの騎乗依頼も増え始めていた。

そして、2007年に藤岡佑介騎手の相棒とも呼べる「スーパーホーネット」と出会う。
クラシック路線を戦い抜くも、思った成績を残せていなかったスーパーホーネット。
そこで、矢作調教師は馬乗りに対して真面目で騎乗依頼もしていた藤岡佑介騎手に白羽の矢を立てる。

そして、2007年3月10日の大阪城Sで初コンビながら折り合いの良さを見せ、見事1着となり、以後主戦騎手として戦い始める事となりこの年のマイルチャンピオンシップでは
名馬、ダイワメジャーの2着となった。

翌年にはコンビで京王杯スプリングC(G2)を勝利するが、高松宮記念・安田記念と敗走してしまい、「乗り変わり」の意見が出るが
次走の毎日王冠(G2)では、ダービー牝馬ウォッカを相手に勝利し、この年のマイルチャンピオンシップも2着となるが
この年の皐月賞で、ライバルだった川田将雅騎手が目の前でG1初制覇を果たした姿を見ていただけに、G1制覇の思いは強かった。

この年の毎日王冠でのウォッカの人気は1.5倍の1番人気で、スーパーホーネットは2番人気で10.5倍という差がついていた。

2009年もスーパーホーネットと活躍していたが、G1タイトルには手が届かず
逆にこの年には、弟の藤岡康太騎手がG1初制覇を果たしていた。
遅れを取り戻すべく、2010年とスーパーホーネットで、引き続きG1を中心に参戦し続け
安田記念2着など善戦するも勝ちきれずに、スーパーホーネットは中央から引退し、地方競馬に活躍の場を移した。
そして、この年には自身初のサマージョッキーシリーズ優勝を果たし
【ワールドスーパージョッキーシリーズ】に出場したのだが
この頃から藤岡佑介騎手に異変が起きる。

スーパーホーネットの中央引退頃から、藤岡佑介騎手の成績に陰りが見え始め、成績は低迷し始めていた。

騎乗スキルやウマではなく、藤岡佑介騎手のメンタル的な問題が引き金となっていて
【ここで勝たないと降ろされる】
【人気馬だからこそ、勝たなくては…】というマイナス思考と執着に取り付かれ、2011年の成績は低迷。
本意にしてもらい、乗せて貰っていた矢作厩舎の馬で勝ったのは、2011年の暮れ頃まで勝てなかった。

そのメンタル面の弱さから、スタッフ間でも

今の佑介では、これ以上乗せられない

と噂となるほどの、低迷ぶりとなってしまった。

2012年も同じような成績となり、危機感が募る中、「自分は立ち止まらないと考えられないタイプ」というように1度、日本での活動を一旦止めて海外へ。
危機感もそれに後押しする形となり
2013年の春から年末までのフランスへの【海外への武者修行】を決行する。

かねてから、矢作調教師からも「流れを変えるための変化」をアドバイスを受け、フランスに旅立った。
フランスでは、トップジョッキーとして活躍し、短期免許で来日した事もあった
クリストフ・ルメール騎手を便り、クリストフ家の地下に居候しながら
フランスの競馬に騎乗するなどの変化を求め、海外競馬でも初勝利を挙げるなどの活躍を見せていた。

しかし、帰国した直後から成績は伸びなかったが藤岡佑介騎手の心の中では
ある1つの意識が芽生えていて

「日本での競馬の時間を、犠牲にしてフランスに遠征し、暮らした事は無駄で無いと証明するために、遠征前と違う所は出さないとイケない」

その想い通りに、それまで藤岡佑介騎手に欠けていた「積極さ」が全面に見えるようになり、すぐに結果は出なかったが
藤岡佑介騎手の「変化」は周囲にも伝染し、遠征前の評価から大幅に改善していた。

飛び抜けた成績は残さないものの、ジワリジワリと成績を伸ばして
ついに、2018年にブレイクする。

海外競馬への遠征で得た経験が形となって表れ、2018年の2月の京都記念ではクリンチャーに騎乗し、同世代のダービー馬でもあったレイデオロを下し、G2レース10勝目を挙げると
3月の日経賞では、ガンコで
昨年の菊花賞馬「キセキ」に先行して勝利を挙げる活躍を見せていた。

勢いも止まらず、5月5日のG2【京都新聞杯】では、ここまで差し一手しか無かったステイフーリッシュで果敢に先行させ、鮮やかな勝利を収めるが
この時点で、藤岡佑介騎手の重賞勝ち鞍は28勝ながらG1勝利に恵まれて居なかった。

ちなみに、同世代の騎手として
・川田将雅騎手→重賞7勝目
・吉田隼人騎手→重賞9勝目
でG1初勝利を上げている。

しかし、翌日の5月6日に悲願が達成される。

クラシックG1【NHKマイルチャンピオンC】
本来ならば、持ちウマで出走するのが無かったのだが、ケイアイノーテックの主戦騎手
武豊騎手が騎乗停止となり、今期絶好調でG1騎乗経験豊富の藤岡佑介騎手に白羽の矢が立てられた。

この年の藤岡佑介騎手の特徴であった先行策では無い、後方からの差し追い込みだったが
テン乗りながらも見事1着をもぎ取った。

G1初騎乗から、数えて86戦目でのG1初制覇はJRA騎手の中で最も遅い勝利となり
重賞29勝目でのG1初制覇も騎手の中では最も遅い勝利となった。

念願となったG1初制覇だが、当の本人には実感が湧かなかったのだが、
翌日以降のお祝いの連絡の数や、会う人会う人からの祝福を受けてやっと実感が湧いたそうで
G1という大きな壁を越えて、藤岡佑介騎手も【G1ジョッキー】の仲間入りを果たしました。

そんな藤岡佑介騎手の趣味は、意外にも
【ギャンブル】で
宝くじや競艇・競輪と買っているギャンブラーで「買わなきゃ当たらない」がモットー

なので、競馬でも馬券を買ってくれた人の気持ちが分かるため、どんな人気薄でも
「何とか3着争いでも、捻じ込ませたい!」と競馬を支えるファンの事も考えている一面も持っています。

また、ネットで時折「毛髪」について触れられますが、この時はただ単に「坊主」にしただけなので「ハゲ」では無いと自分のブログでも書いています。

また、お世話になっている矢作調教師からは
騎乗技術において、「馬との折り合いに関しては、どの馬でも折り合いを付く事が出来るのが1番の強み」と話す一方で
「少しでも合わないと、自信なさげな騎乗になるのが欠点」と言われている。

そして、競馬をより多くの人・子供達にも触れあって欲しいという夢から設立した
栗東騎手を中心とした「マネジメント会社」

【Risy】の代表取締役という一面を持ちます。

芸能事務所のような出演依頼や取材交渉などを管理していて、オリジナルグッズの製作もしていて
所属騎手として、藤岡佑介・康太騎手にミルコ・デムーロ騎手・浜中俊騎手なども所属しています。

そんな藤岡佑介騎手の新たな目標は

自分の【持ちウマ】でのG1制覇

ここまでのG1制覇は、NHKマイルチャンピオンCの1回のみ。
それも、武豊騎手の【乗り替わり】という
ある意味、棚からぼたもち状態でのG1初制覇。

藤岡佑介騎手にとっての、「真」の悲願はまだ叶っていない。
自分が勝ち上げて、G1に出走して勝ってこそ
トップジョッキーとしての証。

ここで止まる気は無い。まだまだ先の挑戦に飽くなき道はまだまだ道半ば。
藤岡佑介騎手は、あくまでも【挑戦者】として。競馬の楽しさを教える【伝道者】としてこれからも競馬を続けていく。

来週のスポットライト・ジョッキーは

浜中俊騎手

にスポットライトを当てて行きます。
来週もよろしくお願い致します🙇

~あとがき~
本日もお読み頂きありがとうございます🙇

今週は、いつもお世話になってるYouTubeチャンネル【ヤスアジTV】が日曜日に競馬ライブがあるという事で、今から楽しみにしてます!😀😀

今年も残り4回の開催となる競馬シーズン!
悔いを残さず、来年も笑顔で始められるように今から、今年の忘れ物はしっかりと取り返しましょう❗❗❗

それでは、皆さんの競馬ライフが素晴らしいものになる事をお祈りしております!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!
また来週もよろしくお願い致します🙇🙇🙇

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            ~ウマママン~

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