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ジョッキー45º情報刊(5号)

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
ウマママンでごさいます。

先週末は、またヤスアジTVさんのYouTubeライブに参加していました!

前回の大荒れWIN5でのリーチに大盛り上がりしたライブ配信の再来なるか!
と思ったら、とんでもない結末を迎えた神回
興奮のライブ配信を是非ともご覧戴ければと思います!

さて、今週のラインナップは

●競馬YouTuberの風雲児 ヤスアジTV
●大詰め!夏競馬
●スポットライト・ジョッキー
 (藤岡康太騎手)

以上になります。
夏競馬は今週で終わり、来週からは中山・東京がメインになっていきますので
しっかりと夏競馬の忘れ物は回収しておきたい所です。

●ヤスアジTV

まず今週、1つ目の話題は競馬を

【騎手】・【6星占術】・【感情】

で斜めから競馬を楽しむYouTubeチャンネル
それが、「ヤスアジTV」さんです。

ヤスアジTVの出演者はヤスさんとアジさん。

当初は、ヤスさん(左)のキャバクラネタを軸に動画を撮り始めていましたが、
昨今のコロナ禍で困ったキャバ嬢を救う為にヤスさんが借金を作り、
競馬未経験者のアジさんを巻き込んで
競馬による返済を始めたのが、ヤスアジTVのメイン動画に変わっていきました。

ここまでだと、他と遜色ないYouTuberの一つになってしまいますが、ヤスアジTVさんが違う点は2つ程あります。

★独特すぎる馬券理論

ヤスアジTVのお二人は、それぞれ違う観点から競馬を観ているのですが、お互い独特で

・ヤスさんは、長年の競馬での経験から創り出した騎手を観て買う「騎手読み」と
リスクを減らして戦う「単複買い」
・アジさんは、師匠の元で培った【6星占術】を元にした「占い」

という競馬というのに、全く馬を参考にしない馬券理論。

リンクは、ヤスさんが築いてきた理論でもある

「騎手読み」・「単複買い」

の話ですが、初見で聞いた時にアジさんの失敗談にも深く納得する上で、ヤスさんの考え方は正に「目から鱗が落ちる」程の衝撃でした。
競馬というのはそもそも、馬を知らなくては勝てないという常識をひっくり返されました。

そして、ヤスアジTVで最も衝撃が大きいのが

アジさんの「WIN5的中理論」

アジさんは前述の通り、ヤスさんに巻き込まれて競馬を始めた結果、4ヶ月で50万負けてました。
しかし、【6星占術】と呼ばれる占いを軸にして競馬歴半年でWIN5を2回当てるという衝撃の記録。
そして、買い目もトータル4800円に収める狙いの良さから、YouTubeで1番信頼の置けるWIN5動画と思っています。

★「的中」するのは視聴者の皆さん

ヤスアジTVのもう1つ大きな特徴としては、
「視聴者が的中」するのが使命と考えている事です。

よくあるYouTuberの内容としては
一般人では考えられない、とんでもない額を用意して3連単の全通り買いや
10万位使ったWIN5など、他人にはマネできないような買い方を実行して的中させ

「どう!こんな買い方はマネできない!
ハイリスクでの的中、凄いだろう!」

と見せてくるのが大多数の中、ヤスアジTVは
自分達は派手に馬券を買ってどうこうでは無く、「こんな買い目・絞り方で当ててみませんか?」というスタンス。
確かに、ライブなどではヤスさんが掛かり
「単勝10000円!」とかで大きく出ること

※ヤスアジTVでは、
通称「ヤスる」と呼ばれる

もありますが、
基本的には、視聴者さんと一緒に当てて喜ぶ事を考えているので、それぞれに合った買い方を推奨していて
的中した事を報告すると、まるで自分の事に喜んでくれるので、馬券を買う側としては
一緒に喜んでもらえる事はとても嬉しいですね。

観てくれている視聴者さんと一緒に楽しく的中して、盛り上がりたいヤスアジTV。

自分のように競馬予想サイトで苦杯を喫した側からすると、ヤスアジTVに出会わなければ競馬の面白さに気付けなかったと思っているので、

的中率を上げたいと考えている方は、1度ヤスアジTVさんの動画で勉強する事をオススメします!

●大詰め!夏競馬!

約2ヶ月続いた夏競馬も、いよいよ今週が最終週となります。
来週からは、中山・中京のメイン開催になるので騎手も集まり、秋競馬から年末に突入するという事もあり
トップジョッキー達は、秋のG1戦線に向けてエンジンを回し始めます。
しかも、今週は全会場で重賞があり
若手騎手などは重賞を勝てるチャンスと本気で動き出す上に、今週は目まぐるしく騎手が入れ替わる予定なのですが、それぞれ会場事に、【中心騎手】と【注目騎手】を各1人
ご紹介していきます。

●新潟会場

◎中心騎手

菅原明良騎手

かねてから新潟開催当初から、注目していた騎手で、新潟では勝ち星を量産し
現在、22勝のリーディングジョッキーで
どこのレースでも勝てる可能性を秘めた騎手。

秋の新潟開催に向けても、ここでリーディングジョッキーとしての足場をしっかりと固めたい所。

★注目騎手

津村明秀騎手

意外かも知れませんが、今年の新潟では大活躍中で好成績を残し、最後の2日間も新潟という事で注目騎手として取り上げました。
今週は土日で移動する騎手が多く、土日に移動した騎手はあまり好成績を残すのが少ない事から地の利を活かし、台風の目となるのが予想されます。

●小倉開催

◎中心騎手

鮫島克駿騎手

川田将雅騎手や、松山弘平騎手が小倉では目立つ中、先週位から頭角を現した鮫島克駿騎手。
先週、小倉リーディングでもついに、松山弘平騎手を抜き、首位に立ちました。
騎手の入れ替わりが激しい今回の小倉では、十分に割り入っての勝ち負けを演出しそうなので期待としては◎です。

★注目騎手

松若風馬騎手

実は小倉で意外な風穴を開けてくるのが、松若風馬騎手。
この夏競馬では、小倉と新潟で騎乗して
勝ち鞍や連対したのは小倉のみという極端な成績。
逆に捉えれば、小倉での走り方を知っている騎手でもあるので、夏競馬の締めくくりに一波乱起こしたい。

●札幌開催

◎中心騎手

クリストフ・ルメール騎手

札幌でリーディング上位である横山武史騎手・横山和生騎手が日曜は遠征。
吉田隼人騎手は騎乗停止期間という事で
やはり今週、中心となるのはルメール騎手かと。

現在、札幌リーディング8位だが3位の吉田隼人騎手までの差は3勝。
全国リーディングジョッキーとしては、狙えない数では無いので、記録のため
猛チャージを期待したい。

★注目騎手

大野拓弥騎手

夏競馬で騎乗停止期間があったものの、先週から復帰。
今年は例年に比べて、成績も上がっていて
先週は復帰初週という事で、目立った成績は無かったものの、レース勘の戻った今週は
勝利の可能性が高いかと。

また、何度も言うように土日での騎手移動が多く、日曜日はリーディング上位陣が居なくなるので大野騎手へのチャンスは増えるので、騎乗停止分の成績を取り返す
絶好のチャンスとなっています。

今週はジョッキー達は結構な大移動なので、
一覧としてまとめますので、ご参考にして頂ければと思います。
(土曜→日曜で表記しています。)

☆今週の開催地移動する主要ジョッキー☆
・川田将雅騎手 小倉→新潟
・横山武史騎手 札幌→新潟
・池添謙一騎手 札幌→新潟
・岩田望来騎手 小倉→新潟
・横山和生騎手 札幌→新潟

・和田竜二騎手 札幌→小倉
・武豊騎手 札幌→小倉
・福永祐一騎手 新潟→小倉

※札幌に移動する主要ジョッキーは無し。


●スポットライト・ジョッキー

今回のスポットライト・ジョッキーは
今までとは違うタイプの騎手。

その甘いマスクに惚れ込む女性ファンも多いイケメンジョッキー

藤岡康太騎手

・生年月日 1988/12/19
・身長 169cm
・血液型 AB型
・出身地 滋賀県
・競馬学校23期生

調教師の藤岡健一氏の次男坊でもある藤岡康太騎手。
3つ上の兄は、藤岡佑介騎手

父親の姿を観て、競馬に興味を持ち始め
兄の影響で乗馬を始めたが
実際はジョッキーという職業よりは
ペットショップの店員や獣医を目指していたが、血が苦手という事で騎手の道へ。

競馬学校に23期生として入学し、同期には
浜中俊騎手・丸田恭介騎手がいます。

2007年に卒業し、同年の3月3日に中京競馬場で史上42人目の初騎乗で初勝利を記録。
しかも、初騎乗は父親の管理馬という嬉しいオマケ付き。
また、この日は8鞍に騎乗して
福永祐一騎手・武幸四郎元騎手と並ぶ
デビュー日最多騎乗記録タイも合わせて達成。
また、運動神経が良く・物怖じしない性格から騎乗面においても調教師達からの評価は高く、初年度ではルーキートップの24勝を上げる(2位は浜中騎手で20勝)

また、2009年には3月に初の重賞制覇すると勢いそのままに5月にはNHKマイルカップで兄より先にG1初制覇。
G1騎乗2回目での達成で、20歳4ヶ月でのG1制覇は10番目に速い記録でした。

ちなみに、NHKマイルカップでは父親の管理馬に兄の佑介騎手が騎乗し、出走していたので家族として複雑な感情があったそう。

そして、オーストラリアで行われる見習い騎手の大会
「アジアヤングガンズチャレンジ」に日本代表で出場し、優勝。
順風満帆な騎手人生を送り、トップジョッキーへの階段を登っていた藤岡康太騎手。

しかし、翌年からは様々な試練にぶつかってしまう。

2010年の2月に通算100勝を達成したが、
3月には、自然気胸を発症し
その治療のため、約2年程はまともに競馬をする事が出来ず、次第に第一線からは遠ざかってしまう。

その後、復帰を遂げた藤岡康太騎手は
2014年には自身初のGⅡ制覇
2015年には年間59勝と通算300勝を達成し
キャリアハイの成績を残し、復調の兆しを見せるも、

翌年には多重落馬事故に巻き込まれ、肋骨の骨折による呼吸困難で生死をさまよい、後遺症として視力が低下してしまう。

しかしそんな困難を乗り越え、この年の12月には通算400勝を達成し、
2018年には神戸新聞杯(GⅡ)で
福永祐一騎手の代役で乗ったワグネリアンで通算500勝を達成しています。

甘いマスクのイケメンジョッキーとしては意外な一面も多く、
昔からゲーム好きでヤンチャな部分があったそうで、兄の佑介騎手とはゲーム絡みで昔
2回程ケンカをし、
兄にゲームボーイを投げつけられたり、
ドラクエでケンカした時はコントローラーを投げ付けられ、それがソフトに直撃し
セーブデータが消えて大泣きした事も。

好きなアーティストは、藤懸貴志騎手に薦められてハマった
「ももいろクローバーZ」で、ファン感謝祭などにはももクロのパーカーを着用していたり、ライブへの参加、ももクロの雑誌でのインタビュー記事が載ったりしています。

そして、意外だったのはコチラ。

兄、藤岡佑介騎手が代表を務める騎手マネジメント会社「Risy」(リシイ)の所属騎手でもありました。
この「Risy」は子供達の乗馬体験や震災復興への寄付活動をしていて
藤岡康太・佑介騎手以外にも、栗東の和田竜二騎手やミルコ・デムーロ騎手も所属しています。

順風満帆には進まなかったものの、騎手として円熟期を迎えつつある藤岡康太騎手。

復調の兆しを見せた時に、落馬事故などで戦線離脱を余儀なくされ、辛い目に遭い
どんなに苦しくても
必ず舞い戻り、不死鳥の如く活躍していく
藤岡康太騎手。

好不調の波が大きく激しいですが、
関係者や、ジョッキーからも「1つ上に上がれれば、化ける」と言われていて
秘めてる能力は計り知れない次世代エースでもありますので
今後の活躍には期待したい所でもあります!
頑張れ!藤岡康太騎手❗

来週のスポットライト・ジョッキーは
今回では初の外国人ジョッキー

ミルコ・デムーロ騎手

を取り上げたいと考えていますので、ご期待ください。

~あとがき~
今週もお読み頂きまして、ありがとうございます🙇
今回は、個人的には「競馬の講師」として
大変お世話になっているヤスアジTVさんを特集させて頂きました。
多分、出会わなければ騙された競馬予想サイトで多額の借金を残したまま
競馬に関して一生恨んでいたと思います(笑)

ただ、そのおかげでこうして騎手の事などにドップリとハマって記事を書くまでに変わり
競馬も楽しくなったので、とても感謝しています。

それと、心配なのは丸山元気騎手と江田照男騎手のコロナ感染で、早い回復と競馬界に感染が広まらない事を祈るばかりです。
また、来週には
団野大成騎手・西村淳也騎手は海外研修に出発するので、今週までの騎乗となります。

皆様に素晴らしい競馬ライフが訪れる事もお祈りしております。
また来週も、よろしくお願い致します🙇
             ~ウマママン~

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