Paddock Labを駆使した馬券術~印だけが全てじゃない~

皆さん、夏競馬が始まりましたね。馬券の調子はいかがでしたか?
夏は暑いですが、馬券は熱くならずに多くのレースに手を出さないように冷静にいきましょう!

一個人の意見ですが、7月以降の未勝利戦は大金を叩いてはいけません。何故ならば、この時期の未勝利馬は勝ち上がらないと後がありません。一か八かの大逃げを打ったり、予期せぬ捲りが起きたりとレースが予想できない方向へ転がる可能性があります。

先日、スズキさんが 資金配分 について書かれていました。こちらの記事を参考に午前中に勝負レースを置かずに遊び程度に楽しみ、その中でプラス収支になったら切り上げるなど作戦を練ってみるのも面白いかもしれません。

私もスズキさんの記事を参考に午前中は嗜む程度に馬券を買っていく予定です。Twitterで午前中の結果をツイートしますので興味のある方は覗いてみて下さい!

前置きが長くなりましたが、7/4(日)に勝負レースとして馬券を買った2重賞について掘り下げていきたいと思いますので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。


7/4(日)小倉11R GⅢ CBC賞 芝1200m

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前日のPaddockシート段階で小倉芝が高速馬場となっているため、時計性能が求められることが読み取れます。レースコメントから◎アウィルアウェイは軸に置くことは危険と判断ができます。また、適性がありそうな○ビオグラフィー、△タイセイビジョン、穴ピクシーナイトの3頭にチェックをつけました。

直前のパドック情報を見て、前日段階で印のついていなかった3ファストフォースがかなり面白いことが分かります。(この時点でかなりの神予想をしているダート屋さん)

キャプチャ333

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私はここでダート屋さんの前日予想に乗っかっていれば笑いが止まらない結果でしたが、MTPを意識しすぎてしまいました…w

実際に購入した馬券は下記の通りです。

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本命を○ビオグラフィー、対抗を無印 3ファストフォースで馬券を組んでしまいました。
見返しますと、本命を○ビオグラフィーにする根拠が一切ありません。直前のパドック情報でも“前走と変わらないので展開や状況次第”と書かれています。◎アウィルアウェイに不安要素があるからと考えて思考停止で繰り上げで○ビオグラフィーを本命にしてしまった事は大きな反省点です。

過去にスズキさんは MTPの成績一覧 で“MTPは芝よりダート戦の方が有効性がある”というお話をしています。頭の片隅にこの話があったのにも関わらず選択肢を誤ってしまった事はかなりの反省点です。


そんな失敗を活かして馬券をモノに出来たのが次のレースにありました。


7/4(日)福島11R ラジオNIKKEI賞 芝1800m

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前日のPaddockシート段階で素直なレースではないことが分かります。印上位の馬の短評を見つつ、不安なコメントが無い馬が▲ノースブリッジ、穴ヴァイスメテオールの2頭です。この2頭が直前のパドック情報で良ければ自信を持って勝負をできると考えていました。

そして、直前パドック情報…これは勝ったと思いました。
推し評価をもらえたのが、私が上述していた2頭のみでした。これであれば迷いはありません。後は馬券構築のみです。

キャプチャ11

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実際に購入した馬券は下記の通りです。

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本命を穴ヴァイスメテオール、対抗を▲ノースブリッジにおいて馬券を組みました。

MTP上位の▲ノースブリッジを本命に置かなかったと言うと、私は血統が好きで、その日に好走している血統を某s○art出馬表でチェックしています。日曜福島芝のレースではトニービン持ちの馬が好走しており、当レースでの該当馬が穴ヴァイスメテオールのみ該当していたためです。

ただ、馬券構築としては反省点があり、本命の単勝をもう1000円購入して馬連、ワイドが外れたとしても購入額の4倍リターンがあるように馬券を組むべきでした。また、ワイドが17倍ついているため3連複の資金を全てワイドに回しても良かったかもしれません。


~あとがき~

今回はMTPに拘らなくとも、美味しい馬券にありつけることを紹介しました。
MTPの成績に関しては、スズキさんがここの記事で何回か触れていますので、MTPをそのまま鵜呑みにせずに活きる場面で上手く利用することが回収率を上げるために必要だと思います。

ここまで優秀な馬券予想ツールは他にはないと思います。ただ、活かすも殺すも馬券を買う我々次第のツールでもあります。

質問等あれば気軽にコメントしていただければと思いますし、逆にもっと良い馬券構築があるなどアドバイスを頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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