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桜花賞とオーカ・ピノタージュ

先週はこんな感じのハズレでした。

というわけで今週も1000円ワインなんですが、ワインの紹介の前に今日は発表があります。なんと来月20日のGIオークスで、当ブログ「馬とワイン」は一周年を迎えます。わーいやったー続けてよかった。それもこれも、こうして見ていただいている皆様のおかげです。いつもありがとうございます。

さてさて、前述したとおりこのブログの記念すべき第一回記事は、牝馬クラシック三冠レースの2つ目である、オークスの予想とワインの紹介でした。そこで2年目より、この「オークス」を当ブログの中で最も重要なレース(馬とワインI→UWI)として勝手に位置づけることにしたいと思っています。(同グレードのレースは日本ダービー、関屋記念、アイビスサマーダッシュ、中山大障害、にする予定)。

今週末行われる「桜花賞」はオークスと並ぶ牝馬クラシック三冠レースであり、またオークスの前哨戦にもあたります。桜花賞の結果はオークスに大きい影響を与えます。そういうわけで予想も気合いが入ります。

そんな桜花賞にふさわしいワインとはなにか。しかも今週の予算は1000円以内……やっぱり桜色を意識したロゼワインかな……。そう思ってロゼワインを買って飲んで写真も撮って用意してたんですが、ふと直感的に別のワインを思い出したので、今日紹介するのはこれ。

南アフリカのワインで「オーカ」という名前のワインです。オーカ……はい、ダジャレですね。900円くらい。

でもワインとしてはちょっとビックリしますよ。変な表現になりますが、ちょっと引くくらいウマイです。ミディアムボディなのですがほどよく強さの残るタンニンや上品でまとまりのある黒い果実の味わい、ブドウ品種は南アおなじみピノタージュですが、1000円以下のピノタージュでこんなおいしいワインに出会えるなんて思ってもみませんでした。いや、これホントにめちゃオイシイ。

ピノタージュについてもう少し。南アフリカで新しく作られた品種なので、他の国ではたぶん使われていません。名前からピノノワールの親戚ということは分かりそうですが、これはピノノワール×サンソーの交配品種。サンソーは地域によって「エルミタージュ」と呼ばれてるらしく、それでピノ・タージュという名前になりました(ちなみに「エルミタージュ」という名前で、シラー種を使ったワインが別にあるので、先にそれを知っていると非常にややこしい)。味は、確かにピノノワールっぽい繊細さや綺麗な酸が感じられます。

かなり味わいの幅の広い品種なので、もっといろいろ飲んでみたいと思いました。南アフリカワインもいいねぇ。

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ピノタージュのように両親の名前をいれた馬名というのは競馬の世界ではよくある事ですが、今日の桜花賞にも2頭、気になる馬が見つかりました。

 12 デルニエオール
 15 プリモシーン

デルニエオールはフランス語、dernier or「最後の金」という意味ですが、この馬のお父さんがステイゴールド、ゴールドつながりなんですね。ちなみに同じステイゴールド産駒にはあのオルフェーブルがいますが、オルフェーブルはフランス語でorfevre「金細工師」という意味で、「or、オル、オール」というのがゴールドを指しています。

プリモシーンのほうはわかりやすく、お母さんの名前が「モシーン」だからですね。お父さんはディープインパクト。ディープモシーンとかモシーンインパクトだとあんまりかっこいい感じがしないか。

どちらも今のところあんまり人気してないんですが、デルニエオールは新馬と条件戦で池添が騎乗して1着、ほかのレースは乗り替わりで掲示板入りしています。厩舎はオルフェの池江厩舎。うーん、これ結構面白そう。プリモシーンは新馬戦2着、次1着、そしてGIIIフェアリーステークス1着。まだまだ底が見えていない馬です。東京の1600mで上がり33.2の時計も持っています。

また穴狙いかよという感じですが、ちょっと今回はこの2頭をワイドの紐に絡めて、軸はやっぱラッキーライラックかアーモンドアイか。あとレッドレグナント……デムーロはもちろんのこと、前走中山1600mで逃げて2着。ハーレムラインとのマッチレースになったけど、この2頭がほかの馬と比べてどうなのか。うう、難しい……

決められないので、とりあえず今日はさっき名前を挙げた2頭を絡めた馬券を買う、ということにしておきます。いっそ複勝にしようかな。

○デルニエオール
▲プリモシーン

ではまた来週!

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