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オレンジワインと皐月賞

 先週の桜花賞は白毛のソダシが歴史的な勝利を収め、僕も単勝100円が的中となりました。

 競馬は純然たるスポーツであり、スポーツであるからどの馬にも勝敗に至るまでの背景があり、したがってどの馬の勝利にも同じだけの価値があると言いたいのですが、経済的効果や話題性となるとこういう馬の勝利はやっぱ特別だよね〜。僕もソダシちゃんの真っ白なぬいぐるみ欲しい〜。めっちゃかわいい〜。

(拾い画像です)

 そんなわけで今日はソダシにあわせて白ワインを選ぼうと思っていたのですが、同居人がスーパーのワイン売り場でこれが飲みたいと言ったので、オレンジワインになります。

オレンジ
ルーマニア 2019

 生産者名すら見当たらない謎のオレンジワイン。そもそもワインに馴染みがない方は「オレンジ果汁で作ったワインなの?」と思うしかない。もちろん白ブドウを醸し発酵させてオレンジ色になったワインですよ。

 さらにラベルをよく見るとさりげなくNatural Wine, Vegan Wine、さらにNo added sugars, No added yeast, No added sulphurの文字。
 No Music No Lifeみたいなもんか? と思って読み飛ばしがちですが、これどれも結構重要なこと書いてます。ワイン初心者向けの企画物って感じですが、それにしても面白いな。流行ってる単語を詰め込んだようなラベル。

 輸入元は最近このブログおなじみのドウシシャ。バックラベルの説明は非常に丁寧ですね。

 さてテイスティング。安いけどなかなか美味しいな。紅茶かルイボスティーみたいな香りと、程よいタンニンの苦味がありますね。びわ、やはりオレンジ色の果実のイメージが湧いてくる。
 一緒に飲んだ同居人は「ゆず、はちみつレモン」と言ってました。さらに「強炭酸のガスが抜けた感じ」とのこと。よく分からないがそういう酸味を感じるかもしれない。
 果実味、酸味、苦味のバランスがよく、いいワインですね。同居人ポイントは90点。これはすごい!「料理に合わせやすくて良い」とのことでした。

 ワイン慣れした人はこういう正体不明なワインを避ける傾向にありますが(私も普段はそうです)これは当たりでした。素直に美味しかったし1300円ならリピートもできる。ただこのワイン、スーパーの常温棚においてあったんですけど大丈夫なのか? 実は同じ売り場には2018年ヴィンテージのも並んでいて、そっちはかなり酒石酸が結晶化していたので、もっと酸が落ちただらけた味になっているかもしれない。
 フィルターをほとんどかけてなくて、亜硫酸を添加していないワインなのだから、もっと冷蔵庫みたいなところで保管したほうがいいんじゃないかと思うんだけど……まぁこの味ならいいか。ワインは難しい。本当に。

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 さて今週は牡馬クラシック皐月賞。先週と同じように4頭ボックス的な買い方にしてみました。

 回収率を上げたい場合はボックスはダメな買い方なんですよ、必ずハズレ馬券が発生するので。でもあんまり当たらなすぎてどうしようもない人は、回収率は無視してボックスで買ったほうが多少は当たる。単複派の僕がワイドのボックスを買うというのは、最近一頭だけではもはや複勝すら当たらないということです。今回はソダシの単勝だけ当たりましたが、単複だったらソダシ選んでないもん。
 まぁ気軽に競馬を楽しみたいならこういう買い方もいいよね。初心に返るというのはこういうことだ。

 ちなみに単複ならデムーロのグラティアスを選びます。外枠は不安だけど底が見えてないし中山の重賞勝ってるから。こういうこと書くと頭で来る……かな? 13-15-1で決まるとちょうど1万円くらいに届きそうですね。

 ではまた来週!

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