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有馬記念(GI)とアリゴテ

明日はいよいよ有馬記念ですが、その前に朝日杯フューチュリティステークスの結果から。先週僕ははっきりと「ダノンプレミアムはダメじゃね?」と言いましたが、3.5馬身差の大圧勝でした。ははは。しかし! ツイッター見てくれた人はご存知でしょうが、自信がなかったのでダノンプレミアムを絡めた馬連を2枚だけ買っていたのが的中。どうにか550円返ってきました。

こういう買い方はどうかと思うんだけど、まぁ先週は時間もなくて予想に自信がなかったんで……許してくださいな!

   ☓   ☓

というわけで有馬記念に合わせたワインを。有馬の「アリ」つながりで、イタリアのアリアニコも考えたんだけど、今までこのブログでブルゴーニュワインを全く取り扱ってなかったことに気づいたので、アリゴテにしました。有馬記念とアリゴテ。

ブルゴーニュのワインは素晴らしい。それは間違いないんだけど、あまりに複雑で奥が深すぎて、ちょっと手を出しにくいところがあります。

なぜなのか。それはたぶん作られるワインピノ・ノワール、シャルドネという2品種に絞られた結果、ワイン個々の差異が「ヴィニュロン(ブドウ栽培醸造家)」「テロワール(畑)」「ヴィンテージ(ブドウの収穫年)」というワインの根幹へ行き着いてしまっているからだと思います。このレベルの違いを楽しむのはかなりマニアックな知識や経験で、それなりのワイン経験が要求されます。また、有名生産者の村名・畑名クラスのワインの比較ともなると、お金もかなりかかってきます。

そこで出てくるのがこのアリゴテ。

さっき「ブルゴーニュの白はシャルドネ」と言いましたが、実はブルゴーニュ全域において、シャルドネと並行して栽培されている白ワイン用の品種がこのアリゴテ。高級なワインには使用されないためあまり知られていないブドウですが、超一流のヴィニュロンもなぜか作っていることが多く、値段も2000円前後から、かなり高いものでも9000円くらいで買えます。

アリゴテはタフで、他のブドウが生育出来ない土地でも立派に育つそうです。生まれるワインの味わいとしてはシャルドネほどのふくよかな味わいにはなりませんが、辛口でミネラリーでストレートな、作り手の個性やこだわりが感じられる面白いワインになるようです。このエルヴェケルランという生産者、正直いままで知りませんでしたが、芯のある美味しいアリゴテを作っています。これで1500円くらい。良いね!

今年最後にいいブルゴーニュが飲めて良かったです。ありがとうダノンプレミアム!

   ☓

というわけで有馬記念の予想これでいきます!
1 ヤマカツエース
2 キタサンブラック
6 サトノクロニクル
9 サクラアンプルール
10 シュヴァルグラン

秋の連戦の疲労や、シュヴァルグランに負けたジャパンカップ、そして宝塚記念の謎の敗北を思うと、キタサンブラックが絶対に勝つとは言い切れません。今回は敢えての荒れ期待。この中の2頭から来るけど、軸は決めずにボックスで。

次回ホープフルステークスはThe days...のほうに書きますので、このマガジン「馬とワイン」は今年はこれでおしまい。来年もよろしくお願いします!

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