マンション売却 居住中売却の難しさ①

前回、専任媒介契約の締結までの流れをお話しました。晴れて?媒介の契約をしたので、一日でも早く高値で売り抜けないといけません。それを実現するためには、売却に向けては当たり前のことを当たり前にやるしかないと思います。振り返って見ると、まさにそうでした。後は、運というかめぐり合わせも非常に大きいかなと。

元々、マンションを買ったのは、30歳を迎えた時、35年でローンを組めば定年退職後壁と屋根がついたところに管理費と固定資産税のみ (通常の家賃よりは安価に) 住める場所が確保できるということでした。なので、あまり売却を強く意識はしていませんでした。ただ、人生何があるか分からないので、売却もできる物件でなくてはならないと考え、駅から10分以内 (実際購入していたマンションは7分)以内で、ある程度の規模のマンションであるということでした。結果的にはこれが正解でした。本当に世の中で言われているとおりで、自分が発明したセオリーでもないですが、大事なことなので改めて記載します。不動産とは読んで字の如く、「動かせない資産」故に立地が一番大事、次に大きさ、次にブランド、それ以降に内装とかになるんだと思っています。

これまでの、つらつらとした文字をまとめるとこうなります(図を挿入してみたかった)。

画像1

一言でいうと、リフォーム資金を確保しつつ、できるだけローンの多重度・期間を最小化することです 。そうすると当然ながら、できるだけ多くの方に問い合わせ、内覧をしていただき、成約していただくことが重要です。

結果からすると中々厳しかったです。まず、Suumo等に載せる写真の問題です。写真がないとPVが稼げないが、PVを稼ぐための写真は居住中では撮りにくい問題です。
大きく言うと
・家具などがあると部屋が狭く見える
・私達家族の趣味が目に入ってくるので新生活がイメージしにくい
・そもそも汚い。
家具などを動かしつつ、その中でも比較的良い写真を採用したつもりですが、問い合わせに至りません。価格も検索を考えて設定してもだめでした。Suumoのレポートでは、一覧PV→詳細PV→問い合わせというコンバージョンルートですが、一覧、詳細のPVは平均値以上あるものの、問い合わせに至らないと。コロナもあるかもしれませんが、詳細ページに居住中ってあると厳しいのかなと思った次第です。

ただ、結果的には問い合わせ頂いた2件目の方に購入をしていただいたので分からないものですね。

次回は、内覧までの道程と当日の心がけを書いていきたいと思います。


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