5×20 Vor.3 初日 11月14日参戦日記
ただの私の個人的な思い出。
3月に当選発表があってからの8ヶ月。
我々母娘は、これが最後かもしれないと覚悟を決めた上で、待ち遠しい気持ちと永遠にこの日が来ないで欲しい気持ちとごちゃ混ぜにしながら楽しみにしていた。
1月27日の会見を筆頭に、たくさんの衝撃的なことがあり過ぎて、この2019年は特に時の流れが早かった。14才になったばかりの娘も「今年早い」と思っている位だ。
天皇陛下への奉祝曲の素晴らしさへの興奮も冷めやらぬまま、JET STORMでたくさんSNS更新してくれて……
その迎えたライブ2日前。
突然ニノは発表した。結婚するぞと……
ケジメをつけると……
あ゛あ゛ん?なんで今?
嵐に集中できないの?あと1年ちょっとしかないのに!?
は?私の翔ちゃん率いる(語弊)嵐の20周年に、何水差してくれてんの?この時期に私事何がする必要ある!?
私の少ない脳みそはボッコボコに沸騰した。
しかもだ、どんな真意があるのか、ただのたまたまなのか、はたまた何も意味は無かったのか、相葉ちゃんと翔ちゃんのコメントしか出てこない。しかも翔ちゃん、「幸せになって欲しい」けど、「おめでとう」言ってない。4人が祝福してない訳無いんだろうけど、捻じ曲げ様によっちゃあ、色んな方向に曲がる。
そんなモヤモヤもありつつ、手放しで喜べない素行の女との結婚を決めたニノに嫌悪感を覚えた。
1億万歩譲って、その女でもいいさ、だけどなんで今?
これが1番の疑問。
2日後に控えたライブへの熱も冷めた。
私の主人公は翔ちゃんなのに。5人で嵐?いやいや、4人でいいんじゃね?もう悪態をつくしか出来なかった。
まぁでも娘と、「納得しないけど、それは忘れて楽しもう」と考えることにした。
グッズ販売時刻に着くように、朝4時に家を出た。
旭川では雨風強いくらいで、順調に到着した。
ドームへ入ると、通路で空に向かってうちわを振る人達がいる。
「おかー、早く!」
娘は走ってそこへ行き、空を見空けた。
そこには展望台からこちらに手を振る嵐がいた。
まぁ、娘はそこそこ持ってるね。宝くじも頼もうか。
正直誰が誰だか、と言うサイズ感ではあったが…。
グッズ列もスムーズ。
全現場に導入して欲しい、グッズアプリ。
恒例のドームと喜ぶ娘。
たくさんの人が、ニノのうちわを掲げていて「彼女達はどんな心境なのだろう」と余計な心配をした。
グッズ購入が済んだら、ショッピングを楽しみ、また夕方ドームへ戻った。
入場は南ゲートなので向かったら、南は使えません!みんな北ゲートから入ってと言われ、長い距離また逆戻りさせられてヘトヘト!
並んでる時、後ろのおねいさま達は、「みんななんか出してるよ、え?会員証なんて見せたことないよね?メール見せればいいよね?笑」とか言ってて、いつの話をしとるんじゃだし、本当に説明読まない奴は来んなと昨今の諸問題と併せて呆れた。
本確は、我々本人なのでなんの問題も無く通ったのだが、誰も私のバッグの中を見てくれなくて寂しかった…
今回はスタンドだった。正面ちょい下手側。メンステ、センステ、ムビステ、スタトロ、動きは全部見通せる位置でまずまずと言った所。
前月参戦のSixTONESのライブの2~3倍の年齢層…我々の両サイドも私よりかなり先輩の2人組だった。幅広い。これが国民的の証なのか…。
円陣の声によるであろうアリーナ前方のキャーを皮切りに、嵐コールは大きくなり、時間通りにスタート!
感謝感激のイントロで、オタク達は爆発し、翔ちゃんのラップに煽られ、死んでも構わない程、喉を潰すのであった。
そして、私は「アレ?????」私のペンラ、制御されてる!
私は小さな反抗心から、制御セットしました顔で、「こうなったら制御失敗ですよ」の見本通りにめちゃくちゃにやったはずだった…私のペンラはずっと赤だけを灯すはずだった……
なんで制御されてんの?……しかもアリーナの動きで。笑
前回の制御が生きているのであろう。どう見ても周りとは違い、しかも前回の場所と同じでもない。ただアリーナ側の制御であることはわかった。
「失敗してんじゃない?」ちょっと娘に嫌な顔をされる。そう、制御されてしまっては、私の計画は失敗である。
しかも違う動きをしているのであれば、ペンラエンジニアの人に大変申し訳ない事をしただけの、お粗末な結果となってしまった。ただのアホやん。猛省。これでは何の反抗にもなってない、ただの説明読まないやつと同じ結果に、大きなものには巻かれて生きる方が正解なのだなと淋しく思った夜だった…
さて、恒例の初めのご挨拶。
翔ちゃんに盛大に「上の方、調子はどうだ!?」と聞かれ心よりお喜び申し上げ、腹の底から「いぇーーーーーーい」を叫んだ。ありがとう、翔ちゃん。ずっと私の調子聞いて下さい。
ただ私のモヤの原因。「いらっしゃいませー」にどう反応しようかと悩んでいたが、会場中は大変ないえーいであり、モヤモヤしてんの私だけなのかな?と思わせる盛大な盛り上がりだった。
そして相変わらず相葉ちゃんは、「ぎゃんぎゃんぎゃんぎゃん」っつて、何言ってんのかわからず爆笑した。
さて、5月に入った時はどれだけ号泣するかとタオルを用意していたのに、初めの3曲位泣いただけで使わなかったので、今回はタオルはバッグの中から出さなかった。
そしたら今度は、「これが最後かも」と言う思いからか、なかなかの涙を製造した。
「最後かも」と言う思いから、翔ちゃんが遠くにいてもスクリーンを見ずに、本人を追い続ける事に徹した。
遠くても、暗闇にいても、「アレだ」わかるもんだね。歩き方、立ち姿、腕の動きの美しさ、良く煽るしね。何をしてもかっこよい❤
そして、みんなお忙しいのねーと言う髪の伸びよう…😅翔ちゃんなんて、パッかーん真ん中分けみたいになって残念だったのが、邪魔になったのね、後半急に花輪くんになって出てきて‼️でも、左の耳掛けスタイル超絶かっこよかった😍
MCは緊張した。
アレを本人の口から聞くのか…どうリアクションすれば?答えは出ない。
各々、テレビやらCMやら何やらたくさん告知した。さて、二宮さん。浅田家の話し。公開はいつだっけ?と翔ちゃんと進めていく。そして、後半戦も盛り上がって行きましょう!って終わり。
スルーした。
私はホッとした。娘は、それはそれでモヤモヤすると言った。
そして後半も滞りなく進み。
前回より演出が良く見えて、とても良かった。満足。
ステゴーのカウントずれも見れて大満足。Believeのラップも超かっこよかった!
Braveは歌ってくれたけど、turning upは無かった、残念。
終わりの20年ありがとうの挨拶。再び緊張。
前回は、「20年間、嵐の為に全部ぶん投げてやって来た」そんな風に表現したニノ。ちょっとその言葉が否定的に感じて、びっくりした。ほかのメンバーがほぼほぼ前回通りの挨拶なので、ニノもそうだろうと思っていた。
しかし、違った。
「今回、みんなの温かさを感じた」と、「温かくて安心した」と、冒頭にそう言ったのだ。もちろんいつもの彼の感じで、「いつも感じてるのよ?今回初めて感じたとかそうじゃないのよ」と、前置きした上で。
とても優しい顔だった。前回のような厳しい感じじゃなく、すごく柔らかかった。
「みんなの温かさを感じた」この言葉は、「みんなの反応が心配だった」って事だよね。勝手に、自分が良ければ良い人なんだろうなと思ってた事、ニノ個人の幸せの事に心配させちゃった事、申し訳ないと思った。ごめんねって。素直に喜んであげられてなくてごめんなさい。私はまた涙腺の蛇口を最大に解放した。そしていっぱい心の中で謝って、おめでとう、幸せになってねって拍手した。尚、タオルは無いので、流しっぱなしと言う手法です。
前回の挨拶とは違い、優しく爽やかな笑顔だった。そうだよねー、オタク達は勝手に自分達で幸せになってるのに、本人がなっていけない訳が無い。
確かに嫌われる事してた人だけど、それでもニノは結婚した。ニノが選んで決めた人。ニノには大切な人。祝福しようって思った。ニノごめんなさい。そしておめでとうございます!!
そして、その事に一切触れなかった事。
嵐はこのスタイルで行くのね、プラベは分けるスタイルで。うん、それでいい。それが嵐からの配慮だと言うことも含め納得しました。
アイドルもおうちに帰れば守る家族があって、幸せに温かい家庭があるの、いいと思う。だから、翔ちゃん。翔ちゃんの幸せの報告待ってます。翔ちゃんと共演した人で独身残ってる?神社ばっかりしてないで、早く幸せになってね!
結局、何も聞かない事により私はそれを納得し、ますますこれからの嵐さん達を応援しようという気持ちになった。なんて、ちょろいオタクなんでしょう。
制御されないペンラを振り、beautifulworldの翔ちゃんのうちわを抱きしめ、号泣しながらHappinessを歌い、翔ちゃーんと叫び、腰が痛い足が痛いと、私の5×20は終了した。結果、楽しかった。
何があっても楽しめない訳が無い。絶対楽しめる。
そんな嵐のコンサート、また行ける日が来ますように…✨
2019年、嵐に、喜怒哀楽全ての感情を極限まで引き出された。そしてハートの型枠に放り込まれて収まった❤そんな感じです。
新国立でのライブ、ぜひぜひ連れてってください!!
そして、吹雪の帰り道。くったくたになって帰宅。
次札幌ドーム行くのはいつだろうなぁーと色々楽しみに思っています。
大好き嵐。大好き札幌ドーム。また娘と仲良くライブ参戦出来ますように……!
(2019年11月14日(木)18:00〜21:00)
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