デート3回目、ともみの気持ちが知りたい!行動で示してみた。
少し過去に戻る。
ともみと、付き合う前の3度目位のデートのお話。
ともみは、私の事は嫌いではない。だけど、彼女はどうしたいのか?女の子と付き合った事がないからこそ、私からからのアクションを起こさないと何も始まらない。
ただ、会うたびに、私は彼女の手を握りたい、キスしたいと思った。
嫌われるかも知れない。ビンタされるかも知れない。だけど
『彼女に触れたい』
いつ?どこで?
デート中に、触れるタイミングばかり気にしていたある日。
『次のデートはどこでしようか?』と話し合い、ネットカフェで一緒に探そう!という話になった。
二人きりになれるチャンスがやってきた。ドキドキする。初めての二人きり。
外では、同性同士外でイチャイチャはできない。くっついたりも、至近距離で何かする事ができない。
本当は、外で手も繋ぎたい。ハグしたくなったらハグもしたい。キスしたくなったらキスだってしたい。至近距離でくっついて話だってしたい。
人の目が怖いと思っていた。どう思われるか不安だった。
キスをしたら、驚くのか?嬉しいのか?嫌がるのか?嫌われるかも知れないけれど、彼女が、どんな反応をするのか気になった。
行動で示さないと、彼女との距離は縮まらないと感じた。
ともみから、キスしてきたり、手を握って来たりは絶対ないし、私の事どう思っているのか?知りたい。
ーーーーー3時間パックでネカフェに入る。
ネットで検索し、色々見ている中、何かアクションを起こしたいと考えていた。ともみは、ほんわかしているが、気が強い。ビンタされるかも知れないし、嫌われて急に帰ってしまう可能性もある。
そんな不安から、時間の経過があっという間に過ぎて、3時間終わろうとしていた。私はなんて、臆病者なのだろう・・・
ともみが言う『もう時間だから出ようか』
彼女が個室のドアをあけようと、手にかけた瞬間。
『ともみ』
私は彼女の名前をを呼んだ。振り返るともみ。そこで目を閉じて顔を近づけてキスをした。
緊張した一瞬。息を止めて唇を重ねてみた。
『柔らかい・・・』
彼女が嫌がっていないか顔を見た。戸惑っているような、驚いているような顔だった。
『ごめん』
なんとなく私は誤ってしまった。彼女は、首を横に振り返事をしてくれたが、その日は何事もなかったように、それぞれ帰宅した。
だけど、そこから交際がスタートしたきっかけにはなった気がする。
時には、行動で示す事が大事だったりする。たとえ、キスしたら突き飛ばされようとも、やっぱり、行動で示さないと分からない事が多い。
後悔するよりも、行動した方が道が開ける事もある。
ともみの最初のお話はこちらです↓
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