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エリザベス女王杯2022

阪神2200mの重賞は宝塚記念のみで、数あるGⅠの中でも最もタフなレース。少なくとも東京で行われる天皇賞・秋、ジャパンカップや阪神2000で行われる大阪杯とは真逆の適性が要求される。

キャッチーな単純比較
天皇賞・秋:軽い芝・瞬発力・究極の上がり3F
宝塚記念 :タフさ・スタミナ・長く使える脚

全く持ってその通り。
2016年の勝ち馬マリアライトが勝利した相手はドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイ、ステファノス、シュヴァルグラン。。
いずれも府中を代表する高速馬場で結果を出している馬ばかり。

そんなマリアライトは父こそディープであるものの、母父エルコンドルパサー、母の母の父Riverman。Rivermanはディープブリランテの母父で、その代表産駒モズベッロは大雨の大阪杯でコントレイル・グランアレグリアに先着。

淀の改修工事に伴い、去年・一昨年とエリザベス女王杯は「超・特殊コース」の阪神2200で実施。
一昨年は歴史的名牝のワンツースリーで決まったものの、去年はアカイイト・ステラリア・クラヴェルのキズナ・ロベルト系で大荒れ。
キズナもロベルト系もタフなコースに実績を残すパワー系血統。
今年のスプリンターズS2着ウィンマーベル(直線スムーズなら勝っていたと信じている笑)にはロベルトの血が入っていて、タフなコースに適性あり。

ということで、タフさが売りの馬から今年も買っていきたい。

◎マジカルラグーン
タフさといえば欧州。凱旋門賞の適性違いを何年見せ続けられてきたのか。
前走ヨークシャーオークスは折り合いがかみ合えば今年の凱旋門賞馬アルピニスタと互角に勝負できていたはず。愛オークスは言うまでもなく素晴らしい。背負ってきたこれまでの斤量と比較して今回は54キロ。
単複必須。ここしか買えない。JCに出走するようだが、全く競馬にならないだろう。
○アカイイト
府中牝馬10着は妥当。去年の勝ち馬。枠が外すぎるのは気になる。
キズナXロベルト血統。
▲ウインマリリン
今年の体調は整っているらしい。本来的には適性○
父スクリーンヒーローはグラスワンダー、つまりロベルト
△4,7,8,9,17

◎○の2頭からは馬連・3連と相手広めに買いたい。シンプルに単複でも、今の人気なら十分あり。軸からワイドは買わない。

分析シート
能力を示す指数は平たく抜けた存在なし。全流しでもよいが、10,11,18あたりの人気馬は瞬発力に戦績が振れすぎているので軽視。

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