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競馬予想AIアプリの行きつく先にあるものとは

競馬予想手法という点では15年近く毎年アップデートし続けてきました。自分でも到達点はハッキリしているわけではなく、ただ試したいアイデアを注ぎ込んでいくうちにアプリにまでなってしまっただけ。

ホーキング博士によれば、「神は完全にギャンブラー」であり、「宇宙は常にサイコロが転がる巨大カジノ」だと言う。つまり、私たちの人生もギャンブルのすえにもたらされたと言える。ならば、ギャンブルを真剣に攻略することで分かる何かがあるのではないだろうか。

今までの経験を通して分かってきた勝ち筋は、「過去データだけでは全く不足している」ということ。現実を構成する情報は膨大であり、これらが影響して着順を決定づけている。

まったくイチから当日のデータ分析手法を構築するまでに至っているが、まったくのなりゆきである。できればもっとラクしたかったが、なぜか事態は逆の方向に進み続けている。

AIを通して分かったことは、まったく不足していることが多いということだった。それを埋めるにはどうするべきか。色々な試行錯誤を繰り返すうちに作業量は大きく膨らんでいった。

週の中で運が良ければ1日休めるかぐらいである。週末予想家には何をそんなにすることがあるのと思うかもしれない。しかし、競馬という現実を構成する要素を丁寧にヒモ解いていけば何もかもが足りないことが分かるだろう。

そして、主催者側の情報だけで何かをした気になっているうちは掌でアドっているようなものである。URA競馬新聞は独自に情報収集できるので、その枠にとらわれない狙い方を可能にしている。

色々と突拍子もない理論を発表することもあるが、すべて本気で考えてきた結果である。ちょっと狂ったかと思うことがあるかもしれないが、この先で常識となることがあれば、それだけのアドバンテージを享受することになる。

仮説であっても習熟を重ねていくことでカンタンには覆せない時間という後続への防御壁が出来上がるかもしれない。その可能性を常に監視して賭け続けることが本当のアドバンテージというものだろう。

競馬の勝ち方は、今まだ未開だった当日データ分析を通して気づいた変化に沿って馬券を構築すること。そのための理論を惜しだしみすることはない。まずは多くの人が参加することが重要になる。競馬を面白いという人増えて馬券売り上げが伸びれば、それだけ勝てる人間も増やすことにつながる。

結局のところ高配当を狙うシステムにおいて情報共有することは全く問題にならない。人気馬のオッズは渋くなるが、競馬の3着は自由席なので爆当たりするタイミングは違ってくるからだ。変化してくるデータに対してどう判断するかに正解はない。レースのあとに答えが分かるだけだ。

当日のデータ変化を見てバランス調整していると、何か掴めそうなもどかしさがある。これを繰り返していくうちに手法が洗練され、とんでもない境地へとたどり着くことができるのか楽しみにしてほしい。


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