天皇賞春(2023年)予想

改装後としては初の天皇賞に前日の雨。スピードかスタミナのどちらを問われるレースとなるのかが予想の焦点。また人気を被りそうなタイトルホルダーは本当に盤石なのか?

⭐︎⑭マテンロウレオ
○③タイトルホルダー
▲⑬ボルドグフーシュ

オッズの旨味をとってマテンロウレオから馬券を組み立てることにした。
良馬場の京都開催の天皇賞春ならスピードを優先して印をつけようと考えていたところ、前日に雨。ただ、昼の段階で稍重まで馬場は回復し、このままいけば限りなく良馬場に近い状態で行われると判断。そうなれば当初の予定通りスピードという側面に重きをおきたい。
⭐︎⑭マテンロウレオは前走の大阪杯から1200mの距離延長。とはいえ、前走はハイレベル。個人的な見解では毎年代わり映えのしないステイヤー路線より、中距離路線の方がレベルは高い。そこで鞍上が最高の騎乗という通り、これ以上ない乗り方をして4着。裏を返せば中距離路線のG1において現状では相手に恵まれない限り馬券内すら厳しいということである。
そこで距離延長には鞍上の進言があったということを考える。天皇賞春を複数回勝利している横山典さんの進言である以上、勝算なり好走の算段はあるはずだ。進言している以上、レース間隔が短く、距離不安のある今回は今後のことも考えて極端なことはしないだろう。そういった背景からも博打のような競馬はしない…と信じたい。

とはいえ、典さんである。全く読めない。

距離不安のある馬をわざわざ進言の上、後ろポツンではおもしろみがない。まさかの前ポツンもあるか?しかし、そうなると気になるのは息子達の乗る人気馬2頭。息子達のレースプランをぶち壊すようなことはさすがにしまい。…しないと信じたい。無難に後ろポツンだったときは馬券内の確率は幾分上がるだろうが、頭まではどうか?となれば前走と同じく先行策。スピード能力ではメンバーの中でも上位であることから、消耗戦にならなければ十分勝負になる。タイトルホルダーが有馬記念のように不可解な負け方をすることがあることを考慮すれば、頭まであっても驚きはしない。

現在、単勝70倍代の8人気。

複勝系も売れていないのでマテンロウレオ、いや横山典騎手が3着までという馬券を期待しつつ、タイトルホルダーから人気通りという馬券をカバーしつつ今回は勝負する。

相手筆頭は前述のタイトルホルダー。臨戦過程を考えても昨年以上であり、京都変わりもマイナスにはならないだろう。怖いのは有馬記念でみせた脆さだけであるが、枠や幾分馬場も渋ったことを考えれば他馬よりはプラス要素の方が多そうである。

もう一頭狙いたい馬はボルドグフーシュ。こちらはタイトルホルダーが大負けした有馬記念で好走しており、タイトルホルダーと適性が異なる点を評価した。タイトルホルダーに向かない展開になったときに浮上する一頭である。ただ脚質的にロングスパートが持ち味の同馬にとって、下り坂から各馬ペースを上げる展開では持ち味が活きない可能性もあるということで3番手の評価としたが、こちらは頭で馬券を持っておきたい1頭である。

三連単フォーメーション
③⑬⑭→①②③⑥⑬⑭→①②③⑥⑬⑭ 各100円
三連複二頭軸流し
③⑭→①②⑥⑦⑩⑪⑫⑬⑯⑰ 各100円
単勝⑭1000円
複勝⑭2000円

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