8月5・6日 今週の期待馬達

8月5日

2歳未勝利 新潟芝2000m
○ピースヒロフェイス 3人気、2着
父サトノダイヤモンド(ペルヴィアンリリー21)
セレクトセール22注目馬 5200万

隊列が決まるのも早く、1角で緩んでスローの前半、3角から徐々に動き出しての後半4ハロン勝負の内回りレース。
ゲート、二の脚共にあまり速いタイプではないも、行き脚がついてから位置を押し上げ、好位の後ろ辺りをキープして進める前半。
3角からペースが上がり始めた段階での反応は地味も、外々を回りながら脚を伸ばして2着。

脚の使い方は初戦と同じで、瞬時の反応が良いタイプでは無く、長く脚を使って、止まった馬を交わしていくタイプですので、長めで仕掛けが早くなり易い条件を選んで出走するのが良さそうです。
サトノダイヤモンド産駒は、概して前傾ラップのレースか仕掛けの早いレースで、バテ差すタイプが多い印象。

勝ち馬も、長めの距離に向く似たタイプですが、力のある良い馬で、今日は敵いませんでした。
前走の内容があまりに悪かったのでどうかと思いましたが、取り敢えず立て直せたのは良かったです。

○キットハナガサク 2人気、7着
父キズナ(メジロスプレンダー21)
セレクトセール22注目馬 6600万

出はよれながらも、二の脚良く先団の一角へ。
3角からのペースアップにも対応して、直線前半まではいつでも前を交わせそうな良い感じに見えるも、そこから伸びずに7着まで後退。

ピースヒロフェイスと反対で、こちらは内容が悪化。
軽い馬場でも、前半の追走には問題無さそうでしたが、反応こそ出来ているものの脚の絶対量が足りず、後半は勝負になりませんでした。
初戦も同じ様な仕掛けの早いレースでしたが、福島はハロン12秒台に上がりの掛かる馬場で、終い長く脚を使えましたが、今回のハロン11秒半ば程度でも脚は一瞬しか使えずに、軽い馬場では厳しそう。

初戦、今日の内容を見る限り、時計・上がりの掛かる条件でこそ。
牝馬ですので、ダートへいっても限界がありますが、今日の内容を見ると、いずれそうなる可能性が高いのかなと感じました。

8日6日

2歳未勝利 札幌芝1500m
○オレンジダンサー 4人気、4着
父ドレフォン(イェーガーオレンジ21)
セレクトセール21注目馬 2200万

特殊な重の洋芝で、淡々と流れて上がり38.6のダート的なレース。
初戦が前半全く進んでいかない感じだったので、陣営も距離を伸ばす選択をとったと思いますが、一度叩いた事で、出も二の脚も別馬の様な変わり身で、前を見ながら楽な感じで好位を追走。
直線でも見せ場はあったものの、最後は脚色衰え、逃げた勝ち馬以外に後ろから2頭に差されての4着。

まず、前半部分の改善は凄く良かったし、初戦1200mとはいえドスローの後傾ラップでも一定の脚は見せていた上で、今回の淡々とした前傾ラップのバテ比べのレースでもそれなりにやれた事は良い材料。
こういった馬場での淡々とした1500m戦では、上位馬に敵わない事は確かでしたが、当初の期待感に変わりはないです。

前半部分の改善によって、1200mに戻す事も視野に入りましたし、距離に目処が立った事で、野芝の1400mとか、まだまだ可能性は十分に残されています。
もう少し大きくなって欲しいという点はありますが、まずは合う条件を見つける事を優先して、引き続き頑張って欲しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?