7月29・30日 今週の期待馬達

7月30日

2歳新馬 札幌芝1800m
○キャプテンシー 2人気、2着
父モーリス(アドマイヤリード21)
サンデーサラブレッドクラブ注目馬 5000万

新馬らしく前半ドスローで、仕掛けも遅め。
残り3ハロン目12.2からのギアチェンジへの対応と、ラスト11.2-11.1と洋芝にしてはかなり速い脚を求められたレース。

スタート良く、前、掛かり気味に番手へ。
終始力み気味も、徐々に落ち着き、直線へ。
追い出した段階から、逃げた勝ち馬の反応が一枚上で、さらに維持だけでなく一段速いラップへ加速され、離された2着。
これは、勝ち馬の内容の良さを褒めざるを得ないという内容。

陣営から息遣い云々とコメントがあり、舌を縛ってレースに向かった様で、前半の力みもあるけど、それ以上に喉の不安を感じるラストの止まり方で、それらの改善が無ければ、今後は距離を詰めざるを得ないという印象でした。
まあ、いずれにしても、今日は勝ち馬が強過ぎましたが。

○カンバーランド 4人気、5着
父ドゥラメンテ(ビッグワールド21)
シルクホースクラブ注目馬 3000万

出は上々で、最内の好位で終始落ち着いて進めるも、直線の脚比べでは反応、持続力とも上位勢に敵わないという内容。

前半のドスローでも折り合いが付くのが早く、おそらく距離は問題無い感じでしたが、ちょっと頭の高い走法で、後半にあまり速い脚を求められるのは向いていない様な印象を受けました。
牝馬ですが大きな馬で、次走の内容がどう変わるか、あとは他の条件を試していく中で最適な舞台を見つけていって欲しいです。

2歳新馬 新潟芝1800m
○テンエースワン 5人気、3着
父ワールドエース(ダイワオンディーヌ21)
セレクトセール22注目馬 2400万

逃げた馬が前半飛ばし、それに勝ち馬が付いて行った事で、新潟芝1800mの新馬戦としては異例の流れた前半、そこから中盤で緩んだものの、結果としてレコード決着となった一戦。

スタートを決めて前目に付けるも、流れが速く、内に入れて前2頭からは離れた好位で進めるという前半。
追いかけなくても、4角では自然と取り付いていける流れとなった為、2・4着馬と同じく、展開的には勝ち馬より楽な形で直線へ。
内で追い出しを待っている段階では抜群の手応えも、残り400mからの追い比べでは上位2頭に劣り、離された3着。

上位で最も厳しい競馬をしていた勝ち馬は強かったですし、関西馬と余裕で渡り合える、NF天栄ー木村厩舎は実に凄まじい。
この馬に関しては、跳びは大きいものの、段階的に脚を使う形が良さそうなので、内回りの2000mとかの方が良さそうですね。
より合う条件を見つけて、先ずは1勝をと期待しています。

○マイネルディレクト 8人気、7着
父ロージズインメイ(フライングメリッサ21)
ラフィアンターフマンクラブ注目馬 1500万

この馬に関してはコメントのしようが・・・。
せめて福島みたいに上がりの掛かる馬場ならまだしも、全く向いていると思えない条件の中で、ゲートもしっかり出て、よく走っていると思います。

緩くて、まだ動きが・・・、だけど取り敢えず使いますという陣営。
こういう使い方は好きでは無いですが、出資者ではないので、あれこれ言う立場にはありません。
跳びの小さ目な走りを見ても、芝を使うなら一周コースで時計を要する条件か、まあ、やはりダートでしょう。
あまり調教を重ねても暑さでバテてしまうとのコメントでしたので、この後は休んで、ダート番組が増える頃に、また頑張って欲しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?