第164回天皇賞(秋) - 走破時計


2年前の天皇賞(秋)
上がり3ハロンをアーモンドアイより早い33.7秒の脚で突っ込んできた馬がいた。
その馬の名は、ユーキャンスマイル。
4着ながら東京2000mの走破時計は1分56秒8。
もちろん、競馬はタイムトライアルではない。
展開や微妙な馬場状態によってもその時計が大きく変わることは百も承知で、過去の天皇賞馬の走破時計と比較してみた。

2020年 良 1着 アーモンドアイ 1:57:8
2018年 良 1着 レイデオロ 1:56:8
2016年 良 1着 モーリス 1:59:3
2015年 良 1着 ラブリーデイ 1:58:4

2019年 良 4着 ユーキャンスマイル 1:56:8

これだけみると悪くない。
血統面を見てみると、過去、天皇賞(秋)を勝ったディープ産駒が2014年のスピルバーグ1頭なのに対し、ユーキャンスマイルと同じキンカメ産駒は、2015年のラブリーデイ、2018年のレイデオロの2頭+孫のアーモンドアイが2019年、2020年に勝ってるのでキンカメ系として計4勝の実績がある。
これも悪くない。

いやいや走破時計を信じるのは危険!
ディープ産駒は過去10年で7回2着だぞ!
そんなもう一人の自分の意見を一切聞きもせず、この馬を本命にしたいと思う。

◎ユーキャンスマイル

過去10年6歳以上の馬が2着にすら入っていないことも知らなかったことにして、東京2000mの舞台での豪脚復活を夢見てみよう。

第164回天皇賞(秋)
そんな6歳馬の豪脚復活の妄想や
競馬関係者の想い
それぞれの想いをのせて
そのゲートは10月31日に開かれる。


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