第82回菊花賞 - ゴールドシップ

今から9年前の2012年10月21日、高校3年生だった大谷翔平はメジャーリーグへの挑戦を表明した。
今の大谷の原点とも言えるそんな日、競馬界では、菊花賞の勝利によりクラシック2冠を達成した馬がいる。
彼の名はゴールドシップ。
引退した今でも多くのファンがいる名馬であり、古馬になってからも有馬記念、宝塚記念2回、天皇賞(春)を勝利しG1 6勝という偉業を成し遂げている。

そんなゴールドシップの子が今年の菊花賞に2頭登録されている。
・ヴェローチェオロ
・マカオンドール(ただし除外対象)

そういえば、今年の菊花賞は阪神3000m。
ゴールドシップが阪神3000mの阪神大賞典を3連覇したことは偶然か必然か。
そんな偉大な父と比較するのは少しかわいそうな気もするが、父譲りのスタミナを発揮して阪神の坂を先頭で駆け抜ける、そんな妄想を抱きつつ、菊花賞の本命はこの2頭にしたいと思う。

◎ヴェローチェオロ
◎マカオンドール

あの日メジャーを夢見た青年の想いが、現実となった2021年。
芦毛の怪物の菊花賞制覇とその子供の菊花賞制覇が点と点でつながったりはしないだろうか。
第82回菊花賞、そんな親子制覇の妄想や、競馬関係者の想い、それぞれの想いをのせて、そのゲートは10月24日に開かれる。


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