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新・「今日コレ」9号(11/20)

東京11R東京スポーツ杯2歳S

◎2テンダンス
○3アサヒ
☆8.10.12

勝てばホープフルSの筆頭候補に躍り出る事を約束されたG2東京新聞杯2歳S、今年も世代トップクラスになり得る馬達が集まった。
登録頭数14頭の内、距離延長はナバロンただ一頭だけでまさに2歳中距離路線を代表する顔ぶれになっているが、今年はオープン・重賞経験は僅かに3頭、人気馬の能力もまだ測りきれていない状況である。

イクイノックスは新馬戦、軽く追い出しただけで2着に1.0秒離して楽勝し、3着には後にアルテミスSを勝ち上がったサークルオブライフが入っている。
キタサンブラックの初仔でシルク×ノーザン×キムテツ×ルメールと人気にならない訳がない要素がてんこ盛りな為、強い弱いは置いておいて過剰人気は逃れられないだろう。
2着に入らなければ出走が怪しくなる為、当然有る程度は作っているだろうが、本番は年末という感じの追い切り具合に見えた事もあり今回は隙が有りそうだ。

レッドベルアームは名牝レッドファンタジア初のハーツクライとの仔、怪我に悩まされ続ける血筋に新たな可能性を見出してきたが、新馬戦を見る限りやはりこの子も並の馬ではないだろう。
が、キラーアビリティの新馬戦勝ち馬としての評価が少し乗っかりすぎな印象が有りオッズに対しては割引を意識しないといけないように感じる。

金子オーナーはここにも参戦、ダンテスヴュー。こちらも名牝クロウキャニオンの2度目のキンカメとの仔。
本当にハズレが無い輝かしい兄姉成績で当然この馬も力がある事は間違いない。
が、前走含めレースレベルは若干評価しづらく、今回は追い切りもそこまでパッとしない印象で優先度は下げた。

気性はさておき出遅れノーステッキ圧勝の化け物感を醸し出したアルナシームやアイビーSを直線だけでごぼう抜きして2着に入ったグランシエロなど錚々たるメンバーが揃ったが本命はテンダンスにした。

東京は今週からCコースとなりスロー濃厚の今回特にインから脚を伸ばせる瞬発力持ちが優勢になると思われる。
ただし確実に積極策を取る馬が見当たらず直線入口は団子状態になると想定。
テンダンスの前走は進路が取れない中で間を割って抜け出しての勝利という勝負根性を見せてのもの、この経験から和田騎手としても安心して道中ラチ沿いを選択するのでは無いかと予想する。
スタート悪いアサヒや外目に入ったグランシエロ・アルナシーム辺りは外を回さざるを得なく通るコースの分テンダンスに分が有るのではないか。

10月入ってから3戦目、中3週の臨戦態勢は少し不安に思っていたが、一週前追い切りでは栗東坂路で51.7(11.8-11.8)の超抜時計をマークしており、最終追いも軽めながら前肢を叩きつけるようなパワフルな走りで登板しており、状態は上がっていると判断した。

相手筆頭にはアサヒを。
ジオグリフは現時点の2歳中距離横綱候補なのはまごう事なき事実。
スタート悪く勝ち上がりまでに時間を要してしまったが、その前走もしっかり追い出せたのは残り300だけ。当日は稍重で上りがかかる馬場ながら、その日の東京芝全レースで最速2位の33.9を出している。
こちらを本命にもと考えていたが、どうにも追い切りが良く見えず対抗までに。

イクイノックスは来てしまったら仕方なし、状態アップを感じないことから過剰人気を嫌って切る。
瞬発力が期待できそうなグランシエロ・アルナシーム・ダンテスヴューまでを紐に。

買い目
単勝2×15%
複勝2×40%
馬連2-3×10%
ワイド2.3-2.3.8.10.12×5%

有料部分内容
・「今日コレ」
・「他の狙い目短評」10レース分
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『今日コレ買いに来た』

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