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ガチの料理教室

ガチの料理教室と聞いてどんな教室をイメージしますか?
そもそも料理教室とはどんなイメージでしょうか?


1)飲食店バイトだけでは効率が悪かった話

お店のオープンを目標としている主婦の私は、ガチで料理のスキル向上をしたく、2021年春より、本業の隙間時間にとある和食料理屋で修行も兼ねて調理のアルバイトを開始しました。

学生以来10年ぶりのバイトということで「何だこの気楽な感じ!」とめちゃくちゃ新鮮な気持ちでいっぱいでした(バイト先にたまにいたよね、こういうおばさん)

しかし、実店舗は既にお客様がいることもあり、社員はまだしもアルバイトのスタッフ教育は二の次であると痛感し、もっと能動的に学べるサービスを探してたどり着いたのがこの「ガチの料理教室」です。

2)ガチの料理教室とは

それは、料理人歴50年の職人にマンツーマンで実践をしながら料理の基礎から学ぶというスタイルの教室です。

もちろんアルバイト先で「見て学ぶ」ことも可能ですが、所詮アルバイトなので基本的に簡単な作業のみしか出来ないのと、社員ほど教育に時間をかけてもらえず効率が悪いので「もっと手取り足取り、何ならちょっと厳しめに教えて欲しい」という欲望が生まれたのです。

料理学校に通うことも考えましたが、座学が苦手なのと、資格取得時にありがちな頭でっかちになりそうな気がしたので、実践メインの現場ベースで学ぼうかと考えました。

そこでネットで色々探したところ、素敵なマッチングサービスを発見して、その道50年の素晴らしい職人に直接コンタクトをとることができたのです。

隣町の公民館の家庭科室でマンツーマン
その道のプロは貫禄が違う

3)〇〇という名の▲▲が苦手

世の中には「〇〇という名の▲▲」的なサービスや集まりが溢れていると認識しています。

・料理教室という名の、キラキラ女子のコミュニティー
・異業種交流会という名の、中途半端な男のマウント大会
・大学サークルという名の、出会い系コミュニティー
・湘南サーファーという名の、リア充アピールしたい人達
・ワークショップという名の、暇つぶし
・週次ミーティーングという名の、上司の自己満足
・ママ友会という名の、愚痴大会

などなど・・・
※あくまで個人の主観です
そこに需要があるので商売が成り立つんでしょうね。

私は大学時代、ガチでバトミントンで気持ちのよい汗を流したく、バトミントンサークルに張り切って入部したのですが、そこはバトミントンサークルという名の出会い系コミュニティーで、初日に気合いを入れてジャージ上下+専用シューズ+ラケット持参で登場したら、相当引かれた経験があります。(もちろん初日で退部しました)

ちなみに友人はそこで出会った男と結婚して現在は子供が2人いるので、そういった意味では実績はあるサークルでしたね。笑

私は常に「ガチ」です。
何か目標を決めたらそこに、イノシシのように突進していきたいタイプです。
よって無駄が嫌いですし、ふわっとした目的のない集団でふわっとした時間を過ごすことが不得意すぎるのです。

ということで、世の中のキラキラ奥様方が通う「料理教室という名の女子コミュニティー」には一切興味はなく、その道50年のプロにガチで料理を教えて頂ける環境を探した結果、マンツーマンでのスタイルになりました。

教室で基礎から徹底的に学び、バイト先で実践+現場の厳しさ+オペレーションを習得するというスタイルで行こうと思います。

ちなみに飲食店のアルバイト面接時にこのようなガチアピールをしても、出会った初日にプロポーズするようなもんなので、「ただの主婦なんですけどちょっと時間ができて~」とライトに伝えて見事に合格しました。
(一度ガチアピールしてバイトなのに落とされた失敗より)

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