初めての骨髄検査

3連休が明け、火曜日に骨髄検査をすることになった。
検査前2時間は飲食禁止。
私も一緒に絶飲食❗️

骨髄検査をする前に、先生が資料を持ってきた。
【白血病・小児がん】と文字が目に入った。
先生は白血病を指さして、私たちはこれを疑ってます、と言った。

えっ・・・・?

そのあと、先生が白血病とはどんな病気なのかを説明してくれたけど、先生の言葉は何も入ってこなくて、
すみません。ちょっと一回トイレ行ってもいいですか。とトイレに駆け込んだ。大量の汗💦

一度落ち着いて、トイレを出て、先生の話をもう一度聞いた。

先生は、大丈夫です。この病気は治療法があります。治療すれば治ります。
と言ってくれて、私には、その言葉がどれだけ有り難かったか...。
白血病は私の中では、治りにくい病気、治療が大変なイメージがあった。

その日の夜から(入院してからだけど)なってはいけない検索魔が取り憑き、夜な夜な眠れずgoogleで検索。

そこで他にも小児白血病になっている子はたくさんいる事を知り、治っていっている子のお母さんのブログにたどり着いたり、インスタでも検索するとすぐヒットして、
ほんとに治療したら治っていくのかな、と思えるようにはなった。

それでも検索する手は震えていたし、涙がとまらなくて。
昼間は熱が下がらなくて寝たきりになっているサラを元気づけようと私は元気でいなきゃいけなかったし、
夜、1人で、サラが寝ている時にたくさん泣いた。
ごめんね、という気持ちばかり。
私が原因なんじゃないか。自分が良い人間じゃなかったから、サラが病気になったんじゃないか。。

そんな事ばかり考えながら、骨髄検査を迎えた。

処置室まで一緒に行けて、抱っこして、眠らせるお薬を使ってサラを眠らせる。そのあとは台に寝かせて、私は部屋へ退散。骨盤の骨髄が一番とりやすいから、骨盤の骨髄から骨髄液をとりのぞく検査。

眠らせるお薬を使うとすぐに眠ったけど、普通の「眠る」とは違う。目は半分あいていて、ぼーっと眠らされていると言う感じ。人形のようになってしまったサラを見て、私は涙が溢れてきてしまって、先生に「お願いします」と言うのがやっとだった。
部屋に帰るまでの廊下でも涙で前が見えなかった。

時間は20分くらいです、と言われたのに1時間くらい経った。部屋の中をぐるぐる回って、ドアの窓から外を見て、まだかなぁ。大丈夫なのかなぁ。とドキドキしながら待った。

1時間ちょっと経って、看護師さんにお姫様抱っこされてお部屋に帰ってきたサラ。眠っているのかと思ったら、目は開いていた。
処置中に目が覚めてしまったみたいだけど、動かずに良い子にしてました〜と言われた。
えぇー!マミーいないこと知っても泣かなかったんだ!
本当によく頑張ったね、とたくさん褒めてあげた。

骨髄検査のあとは1時間くらい横にならないといけなくて。注射の跡を自分の体重でおさえて止血するため、と言われた。

骨髄検査の結果は、
「骨髄がわるい細胞でいっぱいになっていてカチカチになっていて、目標の量の骨髄液がとれませんでした。血液検査と兼ねて、診断します」
と言われて、もっと不安に。
そんなに悪い状態だったの?.....と。

診断までの1週間、人生で一番涙を流したと思う。
不安と、恐怖と、罪悪感と。。。
でも絶対に失いたくない‼️と強く望むことが大切だ!と思って、私は悪いことは考えないようにしようと決めた....

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