【宝塚記念】印と序列　ー海外帰りの最強牝馬に刺客あり。無敗、成長、それからタフさー

　ぱっと見、力加減で言えば、過去の成績からみても、クロノジェネシスがダントツと考えるでしょう。が、海外帰りの休養明け。それから乗り替わりとなり、騎乗のルメール騎手は宝塚記念の成績があまり良くない。
　それを思うと、クロノジェネシスに心酔していないのならば、馬券妙味はあるのかなと思います。（オールスターなので、好きな馬を応援するが一番しっくりくるので、ずっと応援しているのなら絶対本命にするべきですが。）

　レース展開としては、逃げ馬ユニコーンライオンに、レイパパレがどの程度ついていくのかと言うのがペースの決め手。
　レイパパレもハナにでるのか、それとも２、３番手でキープするのか。
　２頭ともペースを早く進めるデータではありませんが、Ｍペースくらいになると、前残りな展開が考えられ、後ろが追いつかない可能性も考えられるのではないでしょうか。
　また、ペースがどうにしろ、４コーナーで前に出れる勢いが必要となる宝塚記念の展開の印象。コーナリングも大事になるのかなと思います。
　くわえて馬場は結構タフそう。重馬場といった雨を含んだ馬場ではないにしろ、芝はめくれてほれて見えるため、タフさがないとラストはついていけないかなと思います。
　今回の宝塚記念。ジョッキーの腕前もかなり重要なのかなと思います。
　また、距離も２２００mといことで、この距離が得意ってことも可能性として考えても良いのではないでしょうか。

２０２１年６月２７日　阪神１１Ｒ【宝塚記念（Ｇ１）】の印

◎レイパパレ　逃げずに２、３番手から、直線で真っ直ぐ走れれば、強い競馬ができるのではないでしょうか。そして何より、馬体がとにかく綺麗。調教後の馬体重大幅増から馬体の綺麗さをつなげれば、大きく勝てる可能性は高いのではないでしょうか。また、乗り替わりもなく、上位人気馬の川田騎手なので、ここでさらに無敗を重ねてくれればと思い、本命にしました。

◯モズベッロ　前走大阪杯から、対抗へ。５歳になり上がり馬な気配があること、宝塚記念の複勝率が高い池添騎手騎乗で点数アップ。好走枠なのも含め、ここで良い成績をつけれれば、秋のＧ１も楽しみになりますね。

▲クロノジェネシス　本来ならば、本命対抗にはいってもおかしくないクロノジェネシスですが、今回乗り替わりだと言うこと、前述したとおり、ルメール騎手騎乗と言うことで、少し評価は下げたいところ。海外帰り休養明けについては、リスグラシューが同じルーティンで優勝している為、気にし過ぎは必要ないにしろ、彼女と違い、初の海外遠征で、どの程度輸送の得意不得意があるか不明のため、３番手まで落としました。

△カレンブーケドール　前走の天皇賞３着と、過去２２００mレースの馬券内入賞から、馬券に絡んでもおかしくないかな。タフな馬場でも高成績を多く残しているので、軽視するわけには行かないと思います。

△アリストテレス　武豊騎乗。前走の天皇賞４着なこと、馬体の見た目がよかったところから、絡む可能性は０ではないかな。

☆ミスマンマミーヤ　先方から見れば不利かと思いますが、好走枠から、馬券に絡んだら面白いと思います。

序列は

◎レイパパレ　◯モズベッロ　▲クロノジェネシス
△カレンブーケドール
△アリストテレス
☆ミスマンマミーヤ

以上、宝塚記念の予想でした。