【天皇賞・秋】 回顧 ーおめでとうございます、8冠。ただただ感動したレースでした。ー

 アーモンドアイの芝G1の8冠がかかったこのレース。
 ダントツの1番人気を背負ってむかえたレースでしたが、決して楽なレースではなかったようで。
 それでも、詰め寄る2、3着馬に追い抜かれることなく過ぎたゴール板前。
 その後のルメール騎手の涙ぐむ姿を見ると、ただただ、よかったと安堵が大きく、心が暖かくなるようなレースだったなと思い、感動していました。

 本当に心からおめでとうございます、アーモンドアイ、ルメール騎手、陣営様方。

 もう、彼女の走る姿を見れる機会はすごく少ないと思いますが、今はただ、怪我なく健康で現役生活を終えて欲しいと願うばかりです。

 初めてアーモンドアイをパドックでみたとき、あまりにも綺麗な姿だった為動揺したのか、その時撮った写真を見返してみると、ブレブレだったという苦い思い出があります。
 ただ、彼女が歩くあの光景は未だに目に焼き付いており、思い出すたび、当時の感動が蘇ります。サラブレットって、そうとう美しいですね。

 では、回顧。

 今回、一番悔しいのは、2着馬フィエールマンを拾わなかったこと。
 拾わなかった理由は明確で、単純に距離が短いから。
 フィエールマンの力を発揮できるのは、スプリントだと考えたからです。

 データとしては十分上位でした。しかし、距離の適性で言えば、2000mの距離で力を発揮できるであろう馬を拾った為、フィエールマンを拾わなかったというのが、もっと細かい理由です。

 レースの様子をみると、ステイヤーの実績馬は、中距離でも末脚を使えれば強いという結果でした。
 しかも、そうとう早かった。
 ペースがスローになったことで、展開として向いたというのは大きかったかとおもいますが、ハイペースを好む逃げ馬はいませんでしたし、決定的な逃げ馬も見当たらなかった為、ペース予想はできたかと思うと、上記は視野に入れることができたかなと思います。ましてや東京という直線が長いコースであれば尚更。

 距離適正だけで見るのではなく、展開やペースも考えていかなくては、微調整は効きませんね。
 細かいところでも、データに微調整が必須です。

以上、回顧でした。

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