重賞回顧(スプリングS)

前半5F通過63秒2は過去10年で一番遅い超スローペース。本番の皐月賞がこのようなペースになるのは考えにくく、評価は下げざる終えない。勝ち馬ガロアクリークは上がり3F最速(33秒8)の脚を使って差し切ったが、締まったペースとなる本番でこのような脚を使えるかは未知数。父がキンシャサノキセキで距離的にもギリギリでしょう。2着のヴェルトライゼンデはいかにも休み明けという走り。本番でも勝ちきれなくても上積みを考慮すれば、3着以内はある可能性も。7着に終わったココロノトウダイはスムーズさを欠くもったいない競馬になってしまった。瞬発力勝負も分が悪く、持久力勝負の方が向いているタイプ。さらに位置取りも前々でしぶとさを生かしたいところが全く本来の味出せず終わった。流石に皐月賞には向かわないと思うので次走以降の平場戦でペースや流れで巻き返しが期待できそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?