有馬記念各馬分析②スワーヴリチャード

②【スワーヴリチャード】▲
一時期のスランプからは完全に抜け出した印象を前走のジャパンカップでみせつけた。マーフィー騎手の好騎乗が光ったにせよ、道悪で常に12秒台前半以下のラップが続きラスト1Fが12秒6の落ちるタフな流れを内から抜け出した内容はここにきて以前の力強い走りが戻ったと考えてよさそう。有馬記念は3歳時に出遅れて⑭番枠を引きながらも、4着まで追い上げていた。右回り不安説がついて回るが、今の充実ぶりと手の内に入れたマーフィが鞍上なら早々に崩れるイメージはない。父ハーツクライ産駒特有の成長力がここにきてもう一段階エンジンを上げているのが1週前の坂路調教でも見て取れた。以前はコース主体だったが、坂路でも調教できるようになり結果にも結びついてるのだから自己最高時計の4F50秒1を馬なりでたたき出せることができる今なら馬券内には是非とも残しておきたい1頭のような気がしてならない。内から抜け出す脚があるが上に、脚の溜まる②番枠も絶好でしょう。

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