データたちへの鎮魂歌(Vol.2・ローカル芝2600mで輝きを放つ種牡馬)
お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。
予想を含め競馬に関する記事を書いておりますと、せっかく調べたのにタイミングが合わず原稿に使えないデータというのがどうしても出てくるもの。
また平石は思いついたことを後先考えずに調べて、最終的に「これ使うタイミングないのでは……?」となるパターンが多い人間でもあります。我ながら無計画が過ぎる。
先週に引き続き「データたちへの鎮魂歌」ということで、記事にこそ出来なかったけれど、馬券に使えそう、面白そうなデータをご紹介いたします。
ある種、データの供養みたいなものですね。どこかで予想のお役に立つことを祈って……。
☆ローカル芝2600mで輝きを放つ種牡馬
ローカル独特の条件設定である「小回り芝2600m」。
コーナーをクルクルと回ることもあり、なかなか独特の適性が求められるように思います。
これからの時期だと東京芝2400mで好走した馬がローカル芝2600mで人気を背負って振るわずといったシーンがちょこちょこ見られる気も。
そんなローカル芝2600mを得意としているのがオルフェーヴルの産駒。
2017年以降(※以下同じ)、この条件におけるオルフェーヴル産駒の成績は【14-9-13-61】で勝率14.4%、複勝率37.1%をマーク。そのうえ、単複回収率はいずれも110%超です。ベタ買いOKなのは分かりやすくてありがたし。
同条件におけるディープインパクト産駒が勝率7.9%、複勝率27.6%なので、好走率という点では断然オルフェーヴル産駒を狙いたいところです。
ちなみにオルフェーヴル産駒は場所によって成績が極端に変わってきます。
札幌芝2600m【0-0-1-16】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率5.9%
函館芝2600m【2-1-4-9】
勝率12.5%、連対率18.8%、複勝率43.8%
福島芝2600m【7-3-5-16】
勝率22.6%、連対率32.3%、複勝率48.4%
小倉芝2600m【5-5-3-20】
勝率15.2%、連対率30.3%、複勝率39.4%
同じ洋芝の北海道シリーズでも札幌と函館で極端に成績が違うのが面白いところ。函館で狙って札幌で下げる馬券戦術が使えそうですね。函館と比較して札幌の方がコーナーが緩い点がこの違いに関係しているのでしょうか?
また福島での成績が素晴らしく複勝率はおよそ50%。この条件に同産駒がいれば、少なくともヒモには入れておきたいところです。
同じくステイゴールド系のゴールドシップも【10-6-10-51】で勝率13.0%、複勝率33.6%を記録。こちらも狙い目になりそうです。
サンデー系の長距離砲ハーツクライ産駒も【19-14-21-120】で複勝率31.0%を記録。複勝回収率も110%超なので、ベタ買いOKの数字に。
ハーツクライ系ジャスタウェイの産駒も【3-5-2-21】、複勝率32.3%なので、コチラも該当馬がいれば積極的に狙ってみたいところです。
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