重賞予習＆気になる馬たち（高松宮記念など）

お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。

今週の重賞予習では高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチSの4重賞をチェック。同時に週末の出走馬から気になる馬を何頭かピックアップします。

それではさっそく予習していきましょう、そうしましょう。

＜高松宮記念＞

昨年に続き馬場が渋ってBコース替わり。どんなコンディションになるか、またどんな枠になるかでかなり結果が変わってきそうな感じが。

とはいえ左回りのナランフレグさんを買いたいという考えはあまり変わらず。かつては右回りはサッパリと言われていたナランフレグさん。スプリンターズS3着やオーシャンS2着でだいぶ忘れられた感はありますが、それでも本質的には左回り巧者だと思うんですよね。

また持ち時計に限界のあるタイプの同馬。決着時計が1分8秒0以上かかった芝1200m戦では【3.2.2.2】で複勝率77.8％ですから、昨年と同じく雨模様の中京芝1200mはドンピタの条件な気が。

どうやら人気もなさそうなので買う価値はあるんじゃないかなぁと考える次第です。一応スプリントGIでは2戦ともメイケイエールに先着しているのにこの想定オッズ差というのは……。

「ケリーズビューティっ仔は得意条件が異様にハッキリした馬が多いから、その条件にハマる時は絶対買っとけ」って、いつぞやインプレスウィナーが言ってた気がします。

また前哨戦のシルクロードSはイン前有利だったのは覚えておきたいところ。「チェック馬」にもしていますが、そこで8枠だったウインマーベルとトウシンマカオの逆襲にも警戒は必要でしょう。

アグリ、ナムラクレア、メイケイエールは馬場が悪化した時にどうかという感じも。ナムラはフェニックス、メイケイは小倉2歳を勝っているとはいえ、どちらも2歳時だしなぁというのはちょっと思うところ。無印にはしませんが。

後は渋った馬場で異様に強いロータスランドあたりでしょうか。この馬稍重-不良だと【3-2-0-0】なんですよね。ロベルト感ある。

ピクシーナイトはさすがにブランクが長すぎる気がして……。阪急杯を使えなかったのもどうなんだという気が。実績には敬意を表しますが、まずは無事に回ってきてくださいという感じです。

ということで、枠が出る前にはなりますがとりあえずはこんな感じで。

◎ナランフレグ
○ウインマーベル
▲トウシンマカオ
☆ロータスランド
△アグリ、ナムラクレア、メイケイエール

ナランフレグの単複だけでもそこそこオッズがもらえそうな気がします。そうなれば単複に集約してもいいんじゃないか説。

＜日経賞＞

アスクビクターモアとタイトルホルダーの1点でいいのでは？　先週も同じことを言っていた気がしますが……。

タイトルホルダーの前走はパドックがよく見えなかった（※当社比）ので、暖かくなってからの方がいいのではという気がしないでもないところ。となると買いやすいのはアスクビクターモアなのかな？　という気が。

しかしながら有馬記念でイクイノックスを袖にして本命を打った馬をGIIのここで下げるというのは筋が通らないのではないかと自問自答……。

かつての自分に筋を通すべく、ここは◎タイトルホルダー○アスクビクターモアとしようと思います。ただ恐らく馬券は買いません……。

＜マーチS＞

今年のマーチSも馬場が渋りそう。「速いダートでヒャッハーしそうな馬」という観点だと、マクフィ産駒のヴァルツァーシャルやパイロ産駒のケンシンコウとかになるのでしょうか。

個人的にはヴァルツァーシャルの北総Sはラップ的に価値が高かった（加速ラップですよ、加速ラップ！）と思っているので、ここから入ろうかなと考えています。前走は遅い流れにお付き合いし過ぎただけでは？

あとはハイペースのみやこで潰れただけのウィリアムバローズあたりでしょうか。とりあえずの印はこんな感じで。

◎ヴァルツァーシャル
○ウィリアムバローズ
▲ケンシンコウ

スタミナを活かしたいであろうカフジオクタゴンやホウオウルバンあたりは下げて考えてみようかなとも思っています。スピード勝負だと追いつけないのではという気がしないでもないので。

カジノドライブ産駒でもいればウホウホ言いながらそれを買っていたような気がします……。

＜毎日杯＞

ノッキングポイント藤岡兄……!?

この文字列にはさすがにしばしフリーズしました。見たことのない文字列だったので調べてみたのですが、過去9例しかない事例で最後は2021年6月の札幌・ライラック賞のようでした。

「ノッキングポイントはマイルだと道中の追走力が足りないので距離延長で狙いたい」と言い続けてきた身（※前走マイルで勝たれたけどな！）なので、この1800mへの延長はシンプルにホイホイ案件なのですが、はたして藤岡兄と手が合うのか……？

「上がり最速で追い込んで届かず」みたいな絵も脳裏に浮かんでしまい、何とも悩ましいところです。

キングズレインの外回り替わりは素直に好感ですが、これが1番人気だと思うのでここから入るのも気が引ける。

雨が降って上がりがかかりそうという1点だけでゴールドシップ産駒のマイネルメモリーあたりを買って爆死している気がしないでもありません。でもラフィアンがエキストラ騎乗の吉村騎手に依頼したあたり、わりと勝負気配ありそうなんですよね……。

ということで現状のイメージはこんな感じで。

◎マイネルメモリー
○ノッキングポイント
▲キングズレイン

◎の単複と馬連ワイドあたりを少額買って「よしむら！」と叫ぶ権利を手に入れようと思います。

＜その他気になった馬・レース＞

馬券は置いておいて（←ここ重要）、楽しみな血統だったり気になる組み合わせの馬をその理由とともにザッと紹介いたします。

■土曜中山2R　アフロビート
■日曜中山1R　ジオジーニー
■日曜阪神4R　ヴェッキオカズマ
ブリンカーを着けたドレフォンに馬券を割られることが多かったので、「初ブリンカーのドレフォン」をざっくり調べてみると、先週までに【5.6.5.32】勝率10.4％、複勝率33.3％、単勝回収率113％、複勝回収率142％という数字が。

ということで「初ブリンカーのドレフォン」に当てはまる馬をズラッとピックアップ。ジオジーニーあたりはひと押し利くんじゃないですかね？　ちなみにドレフォンの初ブリはダートを使う馬の方が効果があるようです。

■日曜阪神8R　ブラックサウザー
阪神ダ1800mのダノンレジェンド先生。

■土曜中京6R　ホウキボシ
いつぞや取り上げた「堀厩舎の未勝利デビュー」。ちなみに鮫島克と堀厩舎のタッグは過去2戦2勝だったり。ほうき星と聞くと焼きたてジャパンを思い出す三十路男性です。いやあれはホウキ雲か。

■日曜中山10R　ハーモニーマゼラン
マゼランを上がりのかかる中山マイルで買う会。外枠が欲しいところです。

■日曜阪神1R　ローズバルサム
サリエルのダ替わり。リメイクもハニエルもダート馬だったので。父欄にはブラックタイドって書いてありますが、気にしない気にしない……。

＜こちらも要チェック！＞

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