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フォロワーさんと連番したから感想を聞いてくれ。

概要

先日肉チョモランマ ワンマンライブに参戦したのですが、今回はライブの時以外も連番したフォロワーさんと良い時間を過ごさせていただいてました。それが楽しかったので頼む、聞いてくれ。という話。

登場人物

プリンさん:これを書いている張本人。何も考えていない。
サメさん:言い出しっぺになってくれる陽の者。ただし、地図に弱い。
トリさん:遠征勢。穏やかだがノリが良い鳥。癒し枠。
ハナさん:イキモノ達に捕獲された若者。推しに金は惜しまない。


 1.プロローグ 

のんびり平和に過ごしていたプリンさんの元に、知らせが届く。肉チョモがライブをするとのこと。Xのタイムラインは申し込むぞというファンで沸いていた。
もちろん、自分も参加したい。諸事情でほとんどのライブを諦めなければならない身分だったが、肉チョモライブは日取りが良かった。もちろん、参加するぞ、と腕をぶん回してたところに流れてきた、サメさんの「誰か連番しません?」とのポスト。サメさんは他界隈からの知り合い。何度か一緒に行動したこともあり、どんな人かも分かってる。安心。
ライブに一人で参加するのもいいが、連番なら隣同士になれるのだ。楽しいに違いない。プリンは飛びついた。

プリン「サメさん、連番しましょうよぉ」(縋りつき)
サメ「オー、ヨシヨシ・・・オイデオイデ」(捕獲の構え)

プリンさんは懐くのが早いことで有名。

サメさんのポストに反応した人がもう一人。トリさんだ。
トリさんも同じ界隈の知り合いで、会ったことはないがリプや通話をしたことがある仲。断る理由はない。むしろ顔を合わせてお喋りできるチャンス。二人で歓迎する。

トリ「私もいいですか?」
サメ「オレタチ ナカマ ナカマ!」
プリン「ナカマ フエタ ヤッタナ!」

イキモノ達の様子

その時はそれ以上希望者が増えなかったので、そのまま3人で申し込むことに。
こうして、連番で行くライブの旅が始まる。

 2.申し込みのアレコレ 

とりあえずチケットを申し込まなければ始まらない。ここからは打ち合わせが必要となってくる。個人情報等を出す可能性があるので、Xから通話連絡に切り替えた。

通話に切り替えた理由は、チャットより話が早い、画面を見ながら情報共有できる、などの利点もあるが、普通に楽しいからである。

今回は先着順ではなく抽選のため、締め切りまで時間に余裕がある。発表日から数日後、通話で打ち合わせを開始する。誰がどうやって申し込むか。ヒソヒソと相談を始める。

「3人とも名義使ってそれぞれで申し込む?」
「いや、チケット購入ルールを確認しよう。同一人物が入る複数申し込みは無効と書いてあるぞ」
「とりあえず、当たるかどうかは分かんないけど一発勝負で行きません?」
「しかし、誰の名義でいくのか・・・」
「運に自信ある人ー!」
乾いた笑いをする3匹
サメ「・・・何があっても恨まないでね?」
2匹「一蓮托生っす」

イキモノ達の様子

比較的チケット支払い、受け取り等に動きやすく企画者だったサメさん名義で申し込むことに決定。

ここで、申し込みに必要となったのが自分の名前、電話番号、メアド。今回申し込む所では連番それぞれの個人情報が必要だった。

 3.宿探しのアレコレ 

チケット申し込みをしてホッとしたイキモノ達。しかし、まだ決めなければならないことがあった。それは 『 宿 』
プリンさんとサメさんは関東圏のため最悪でも家に帰れるが、トリさんは地方勢のため当日に帰るのは不可能。当然ながら宿を確保しなければならない。

サメ「自分らもお泊りしない?飲めるし」
プリン「飲みたい。私めも飲みたいですぅ。・・・泊まりましょう」
   (コンマ0.1秒で即答)

イキモノ達の様子

当初、通いで行く予定だったプリンさん。酒が飲めるという誘惑にあっさり陥落。
チケット確実になってから。と思っていたが、話を聞くと、都会の祝土日ともなると、宿は早く取らないと部屋がなくなってしまうらしい。抽選結果が出る頃はまだキャンセルも可能な場合も多いので、チケット申し込みと同時に宿探しも定石とのこと。

3人で通話しつつ宿を探し始める。しかし、そこでプリンさんは現実を知る。ライブ会場近場で良心的価格のシングルが売り切れ続出。ない。

都会のホテル事情、舐めてました。

会場から電車移動して離れるしかないのかと考え始めたところで、会場近場にトリプルという部屋を発見。トリプルとはツインにもう一台ベッドを入れて3人で泊れるようにしてくれている部屋だ。

プリン「・・・一緒の部屋で泊ってくれるかい?」
サメ「いいよぉ」
トリ「部屋で女子トークと感想戦できるじゃないですか。最高」

イキモノ達の様子

ということで、トリプルの部屋を確保。こちらはプリンさんが引き受けた。役割分担大事。

こうしてみんなで同じ部屋で泊まることになったわけだが、当日はというと。

 あっけなく電源即落ち(一人で) 

連番でホテルを取った当初、夜中までお喋りをするんだ!と意気込んでいたプリンさんだったが、ライブと打ち上げが終わってホテルに帰り着いた頃には0時過ぎ。通常時、0時までに就寝している健康生活がここでも発揮された結果となった。無念。

お風呂に優先で入らせてもらったところまでは覚えているけれど、ベッドに横になった瞬間記憶がない。サメさんとトリさんはしばらくお喋りをしていたそうな。
そして、翌朝。

プリン「すぐ寝ちゃった・・・(ションボリ)」
サメ「寝てたけど、急に喋って荷物の場所を教えてくれたりしたよ?」
プリン「えぇ・・・自動モードで動くの、怖っ」

イキモノ達 朝の様子

 4.チケット購入のアレコレ 

チケット抽選日はソワついてしまうもの。
チケット受取担当はサメさん。しかし、サメさんはお仕事をされているので、時間ぴったりに確認はできなかった。ドキドキしながら連絡を待つ。

サメ「メール来てないけど、入金ができる。なんで?」
プリン「ということは、ご用意された!されたということでいいのでは?」
トリ「ありがとうありがとう・・・」

イキモノ達の様子

ひとしきりDMで喜びを分かち合うイキモノ達。チケットを逃さないように即入金してくれるサメさん。感謝しかない。
なお、後ほどチケットサイトで確認したら、ちゃんとご用意されてました。

プリン「3人分ともなると結構なお値段だね。ありがとう」
トリ「ところで、お支払いはどうしたら?」
サメ「合計がこの値段だから3で割る。支払いは振込かキャッシュレス決済で」
2匹「「まかせろ」」

チケット購入画面で金額を共有し、お金を確認すると即入金を始めるイキモノ達。チケット代は決して安くはないので、なるべく購入者の長期負担を少なくすべく、早めの入金は大事。金の切れ目は縁の切れ目だ。

ちなみに、チケットを購入するのにかかったお値段。
(チケット代+発券手数料+決済手数料+特別先行手数料)×3+システム利用料

今回は特別先行で買ったので、チケット代のお値段が少し上乗せされてた。
チケット代、発券手数料、決済手数料、特別先行手数料は人数分。システム手数料は件数で料金が決まっていたようなので、連番すると一人で購入するよりシステム利用料だけは少しだけ安くできるのではと思われる。今回はチケット代+約950円。

チケット抽選日がソワつくのなら、発券日も当然ソワつく。
ここで席が決まるんだから当たり前。ここで見ずに当日発券してから確認する方もいるが、今回は紙チケットだったこともあり、発券することを忘れないために即発券することに。そもそもワクワクしすぎて挙動不審のプリンさん。サメさんからの通知に飛びつく。

サメ「出たよ!この番号なんだけど、どうかな。」
プリン「アリーナだ・・・いいとこ・・・かも。好きです(告白)」
トリ「ありがとうございまーーーーす!」

イキモノ達の様子

調べた結果、思っていたよりも前の方で、肉眼でも見えそうな位置かもしれないことが判明。イキモノ達は天に感謝を捧げたのだった。

 5.事前に決めたアレコレ 

チケットを確保し、宿も確保できたイキモノ達。これでライブを楽しむ準備はできた。
しかし、ライブがある会場は大都会。せっかく連番にしたのだからもう少しライブ以外の要素も楽しみたいところだ。そこで、事前打ち合わせをすることに。

サメ「トリさん。せっかく都会に来るんだから、観光しようよ」
トリ「やったぁ」
プリン「トリさんや、どこに行きたいんだい?」

2日目はライブ始まり前に時間があるため観光をすることに。ライブ会場周辺地図を見ながら、行きたいところや観光名所をピックアップ。

トリ「肉チョモが企画で注文していた某チェーン店に行きたいです!行く機会がなくって」
プリン「そうなの?あ、ちょうど近くにあるよ」
サメ「よしよし。お昼はそこで食いしばきしよう」

1ヶ月前から各自の希望も入れつつ予定をある程度決めて、ホクホクしているイキモノ達。

しかし、考えが甘かった!
1週間前に推しからライブグッズ物販のお知らせ、会場でのコラボフード販売発表があったりと、供給が怒涛の勢いで襲い掛かってくる。

「物販、事前予約できるから予約しましたー!」
「ということは、受け取りタイムが要るよね?間に合うかな」
「私、当日物販で買い増すんで!間に合わなければ言って」
「コラボフード食べたい!食べたい!」
「それならカフェで確実にいきたい!ゆっくり飲みたい!へへへ・・・もう予約しちゃうもんねー!」

イキモノ達が好き勝手に叫ぶ様子

嬉しい供給に右往左往しながら、好き勝手に動き叫ぶイキモノ達。
結果、当日・翌日の予定が少々変わってしまった。予定を最終調整。

予定を先に決めてから当日を過ごした訳だが、結果としてこの判断はかなり良かった。

当日、イキモノ同士で盛り上がった結果、お喋りに時間が溶けてしまったからだ。事前に予定を組み立てておくと、次にどこに行くか。という時間を簡略できるので、その分おしゃべりや観光に時間が割くことができた。

  6.増える仲間 

ライブ当日を待っているとサメさんより連絡が入る。
一人で参戦するとかいう相互を捕獲したらしい。

サメ「ハナさんという若者をホカクした」
トリとプリン「「自分も相互なんですけど」」(ハモリ)
サメ「ホント?一緒に行動してもいいかな?」
2匹「めちゃ絡みつきましょう」

イキモノ達の様子

こうして、イキモノ達はハナさんをグループSNSに招き入れる。

ハナ「よろしくお願いします!」
3匹「オゥオゥ・・・ヨロシクヨロシク・・・(にっこり)」

愛想の良いイキモノ達の様子

猫をかぶって穏やかに新たな仲間を歓迎するイキモノ達。
しかし、数日後にはただの興奮しているヲタクだとバレるのだった。
なお、サメさんは現場でも、一人で参戦だった相互フォロワーをさらに捕獲していた。

サメ「モウヒトリ ツカマエタ」
「自分、一人なんですけど、いいんですか・・・?」
「ゲットー!飲みに行くぞー!」

サメさんはニンゲンを捕まえるのが上手

 7.待ち合わせのアレコレ 

当日、張り切ってライブ会場最寄り駅に集合と決めたイキモノ達。
しかし、このイキモノ達はSNSに顔は晒さないネットリテラシーの基本を忠実に守るモノ達の集まりだった。
声は分かるけれど、どんな姿かは知らない者同士。

どうやって待ち合わせしたかというと、グループDMにて持ち物や参戦服を写真に撮ったり、現在地を言い合って集合した。

「今日の参戦服、これ。過去グッズT」
「やべ。奇跡的に色違いwww」
「自分は別のグッズパーカー着てまーす」
「私はアクスタ概念で来ました!」

イキモノ達はちゃんと洋服を着ている!

絶対これ!という決まりはないので、みんな思い思いの格好。実際、ライブ会場にはいろんな格好の人達がいるのでご心配なく。

いろんな恰好の人がいすぎて、他のフォロワーさんとも会う約束をしていたプリンさんがペソペソ泣きながら人探しをしていたのは、別の話である。

プリン「ご挨拶したいけど、人がいっぱいだよぉ・・・みんな、どこぉ・・・」

プリンは泣いている・・・

 8.グッズ開封の儀 

会場でグッズを購入したイキモノ達。それぞれライブ前の時間を過ごしている合間を縫って、全員でグッズ開封の儀を行う。素敵グッズを愛でたり、ブラインド商品(ランダム商品)の中身を確認をするのだ。仲間と一緒に開封の儀をすると楽なのがランダム商品が被った時の対処。
その場で行われるトレード。運がないため安定で被る残念なイキモノ達。

「待って!当たりが・・・!」
「わぁ!すごい!おめでとう!」
「・・・待って。7個中5個同じなんだけどwww」
「私、他のもいっぱいあるんで交換しますよ」
「いっぱい。とは」
「缶バ、合計70個くらい買ってるんで」
「持ってもいい?・・・重っ!重すぎるっ!」
「鞄、壊れないといいなー(棒読み)」

グッズにはしゃぐイキモノ達の様子

 9.隣同士でライブを楽しもう。 

連番のため横並びで席につくイキモノ達。ライブ前の準備をワチャワチャ行う。

「ウソ?!ペンラが付かない」
「電池あるよ。使って」
「セット見て!アレがある!」
「え?ホントホント?(双眼鏡譲り合いっこ)」

イキモノ達の様子

本番前は、キャッキャウフフおしゃべりしながら盛り上がり、本番はそれぞれ楽しみました。頭振ってたり、ペンラ振ってたり、コーレスしていたり。プリンさんは初心者ムーブでプルプルしていた。

アンコール待機中も、何がくるかな?とかコソコソ喋ったり、終演直後からアレよかったねなど忖度なく感想をすぐ語り合える。

 なんだかんだ、知り合いと連番する楽しみってココに集約されてる。 

ちなみに、ちょっと面白かったのは、サメさんが当日チケットくじ引きを開催したところ。

3人の中で1日目2日目と席をシャッフルして封筒に入れ、くじ引き方式で選ばせてくれた。
たかが1番。されど1番。位置がズレると見える景色も違ってくるし、周辺も違ってくるわけで。

プリンさんは1日目は2匹の間。2日目は隣に連番ではない人がいる状況だったけれど、その方は感動で口元を押さえる、頭を抱え込む、涙ぐむ等限界突破ヲタクだったため終始ニッコリしていた。

 10.お食事会のアレコレ 

ライブが終わって盛り上がり、興奮収まらないイキモノ達。そのまま食事に行くことに。
しかし、ここで問題が。
ライブ終わりの待ち合わせに手間取り遅い時間になっていたので、食事処がほぼ店じまい。居酒屋はどこかが分からない!陽キャサメさんの地図が読めない特性がここで火を噴く。しばらく彷徨うことに。

それでも何とか探し出し、居酒屋に雪崩込み。とりあえず乾杯をし、オツマミをつつき。ライブについてラストオーダーまで語り合う。

「これは・・・推しカラー飲み物っ!」
「写真、写真を・・・」
「こういう時はアクスタ出すって進〇ゼミで言ってた」
「ちょっと待って」

一斉に鞄をゴソゴソしだすイキモノ達。いっぱい出てくるアクスタ。ササッと手早く並べていく。

「これ。これも!」
「わぁ!なんか、すごい!」

イキモノおおはしゃぎ 昼の部
イキモノおおはしゃぎ 夜の部

こういう時間も仲間と食事をするからこそ。
周辺に配慮しつつ、思う存分記念推し活を楽しみ、打ち上げタイムを堪能。

プリンさん 思い出総括

自分はボッチ参戦も全く気にせずできるタイプなんだけども、連番で行くと違う楽しみ方ができる。一番大きいのは興奮そのままに感想がすぐ言える喜び!これは大きかった。
そもそも連番でなくたって、その場で友達が増えると楽しいもの。明るい人達と一緒でよかった。
次はいつ参加できるか分からないけれど、またやりたいものです。

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