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U Tunes Track 01 : ネッシー

こんにちは、UMA CREWです。
さて、記念すべきTrack 01 は、UMA界のレジェンド、スコットランドはネス湖出身、「ネッシー」をピックアップ。

ネッシー

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ネス湖は、スコットランドを西の大西洋側から北の北海側まで、深い割れ目のように続く淡水湖で、長さは36.8キロ、幅1.6キロ、深さは平均200メートル、最深点は230メートルにも達する。

ネス湖の水は、河川から流入する泥炭の粉塵が混じっているため、とても黒いので、水中ではほとんど何も見えない。水面下には大きな洞窟があり、昔から湖底には怪物が潜んでいるとの言い伝えがある。

The Jesus and Mary Chain

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写真:Wikipedia

スコットランドと言えば、有名なロックバンドは数知れず。初っ端からかなり迷った挙句、The Jesus and Mary Chain(通称:ジザメリ)の4thアルバム「Honey's Dead」より「Reverence」をチョイス。

マンチェスタームーブメント真っ盛りの90年代前半にリリースされた、轟音ギターとダンスグルーヴが織りなす踊れるロックミュージック。
当時中学生だった私はリアルタイムに聞いていないものの、この頃よく聞いていた邦楽バンド(Spiral Life)はモロに影響を受けた楽曲が多く、間接的にこの時代の音楽に触れていたようだ。

80年代にジム兄弟を中心に結成されたジザメリは、ポップなメロディにギターノイズの嵐を組み合わせたオルタナティブロックで、シーンに鮮烈な印象を与えたバンド。シューゲイザー(極端に歪ませたギターやフィードバック・ノイズを、ポップで甘いメロディーに重ねた浮遊感のあるサウンド)の先駆者的存在で、のちのフォロワーは数知れず。(一般的にはMy Bloody ValentineやRideなどのフォロワーバンドの方が有名)

スコットランドと過ごした青春時代

と書いたものの、リアル世界で訪れたことは一度もない。
初めて訪れたのはドラクエ3のエジンベアが脳内地理的には近いかもしれない。(ドラクエ3のフィールドマップは現実の世界地図、地名に由来しており、エジンベアのモデルはスコットランドの首都エジンバラ)

スコットランドはイギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)を構成する4地域の1つで、首都はエジンバラ。
(下記図は外務省HPより抜粋)

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音楽面では、伝統楽器であるバグパイプを用いた演奏で有名だが、「蛍の光」の原曲はスコットランド民謡だったり、音階、メロディが日本人の感性に近いため、親近感を覚えるのかもしれない。
近年、エジンバラで開催されている英国第2位の規模を誇るフェス “T in the Park”は、欧州を中心にロックファンの人気も高い。

とはいっても、やはり音楽の街と言えば、ロックの聖地ともいわれるグラスゴー。
10年ほど前までサッカーの中村俊輔選手が、グラスゴー本拠地のセルティックで活躍していたのも記憶に新しい。

グラスゴー出身のバンドを挙げてみると、The Jesus and Mary Chain、Aztec Camera、Orange Juice、The Pastels、Teenage Fanclub、Primal Scream、Belle and Sebastian、Trashcan Sinatras、など枚挙に暇がない。

僕がグラスゴーのバンドを聴くきっかけとなったのは、渋谷系と言われる音楽との出会いだった。特に好きだったフリッパーズギターとコーネリアス。
彼らが影響を受けた音楽の一つがネオアコ(80年代前半にポストパンクの流れから派生した、アコースティック中心のメロディアスなサウンド)であり、ネオアコバンドのサンプリングやオマージュを多用した楽曲が多かった。

当時高校生だった僕は、雑誌、書籍、ラジオでネオアコバンドを調べて、近所のレンタル店やCDショップに通ったものの、近所の店舗は小規模だったので大概置いておらず、年に数回は友人と渋谷系の聖地であるHMV渋谷店に行って、圧倒的な品揃えや未知のバンドとの出会いに興奮したものであった。
そういえば、渋谷系元ネタガイドブックなるマニアックな書籍(自分にとっては聖書的存在)があり、今でもたまに見返しながら懐かしんでいる。

現在のようにインターネットが登場する前の時代、情報を集める手段が限られている中で、好きなこと、気になることに対して夢中になり、DigしてもDigしても終わりがない無限ループにハマる楽しさは格別だったな~と、振り返って思ったりする。

今でもこの界隈のバンドの音楽は年一で聴きたくなる。(特に空気の澄んだ冬場に聴く叙情的なメロディはたまらなく美しい)
そんな時は膨大な量のitunes内のライブラリから検索を始めるのだが、あれこれ聴き出すと止まらなくなり、深夜まで時間を忘れて作業している自分がいるわけで、昔も今もやってることはたいして変わらないな。。。

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