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ラフィアン・ジェットストリームアタック@中山大障害

はいどうも、バーチャルサラブレッドのリュウタロウです。

今回は #競馬AdventCalendar の20日目ということで中山大障害のお話をしようと思います。


競馬AdventCalendarとは

TakkuMattsuさん主催の企画で12/1~12/25の25日間、競馬に関する何かしらのコンテンツを投稿して皆で楽しもうというイベントです。

他の方の記事等が見たい方は上記のツイートのリプライツリーからご覧ください。

ラフィアン大好きリュウタロウ

今年の中山大障害には「マイネル」でお馴染みのサラブレッドクラブ・ラフィアンから3頭も出るので、その3頭についての解説をしようと思います。

👮「何でラフィアン?」

申し遅れました。今までずっと隠していたんですが・・・
私バーチャルサラブレッドのリュウタロウ、極度のラフィアン好きでございます😎

🐴「自称ラフィアンに最も詳しいVtuberとして語らせてください…」

👮「ダメです」

🐴「は????」

👮「リュウタロウさんのラフィアン好きに疑惑が出ています」

🐴「疑惑が出ている…???」

👮「これをご覧ください」

東京優駿◎スキルヴィング/○タスティエーラ(血統S評価)
宝塚記念◎スルーセブンシーズ
菊花賞◎ドゥレッツァ
朝日杯FS◎ミルテンベルク

👮「某キャロットのお馬さんを優遇しすぎじゃないですか????菊花賞に関してはラフィアンの馬いたのにキャロットの馬で10万ぐらい儲けてませんでしたか????」

🐴「・・・・・」

👮「やっぱり馬だから人参好きなのかなぁ????」

🐴(スッ

リュウタロウの出資馬
マイネルトバーン(1口20万)
カンバセーショナル(1口15万)
アメリオラシオンの22(1口24万)

🐴「馬券購入費の比じゃないが????????」

👮「アッアッアッ」

🐴「反論がなければ俺の勝ちだが???😎」

予言者リュウタロウ

ここまで茶番にお付き合いいただきありがとうございました。

本題に戻ると今年の中山大障害にはマイネルグロン、マイネルレオーネ、マイネルヴァッサーの3頭が出走予定となっています。

そしてこの3頭についてですが・・・

私リュウタロウ、この3頭が障害G1に揃って出走することをずっと前から望んでいました😎

2023/1/3「年始配信」

今年の年始配信では「今年の競馬はこれが起こります」という5つの予言をさせていただきました。

乗っていた馬に別の騎手が乗ってG1を勝つケースが多かった鮫島克駿騎手、ギルデッド三浦ー、馬質考えればかなり頑張っている小林勝太騎手、当たらないWIN5と、とんだペテン師と化しているリュウタロウ君ですが・・・

「ラフィアンの馬がJ・G1のどっちかを勝ちます」

まだこれが残っています😎

しかも「マイネルレオーネ、マイネルヴァッサー、マイネルグロンのどれかが勝ちます」とも配信中に明言していました。

そのぐらいこの3頭には期待していますし、ラフィアン・ワンツーないしはラフィアン・ワンツースリーも可能性としては十分あり得ると思っています。

ここからはそんなラフィアン馬の3頭について、どんな馬なのかを解説していきます。

マイネルグロン(牡5)/石神深一騎手

2022/7/23「ラフィアン馬について語る配信」

今年に入ってOP→OP→東京HJ(G2)の3連勝を決め、今回予想オッズでは1番人気になっているマイネルグロン。

この馬については当時まだ障害未勝利を勝っただけの時点で「今年注目というよりは来年注目」「ゆくゆくは障害界を背負っていくかもしれない」とかなり期待していました。

平地では勝ち上がれなかった良血馬

そんなマイネルグロンですが母は重賞勝ち馬のマイネヌーヴェル、母の弟には皐月賞3着馬マイネルチャールズがいるという良血馬。

ユーバーレーベンの祖母にゴールドシップをつけたという配合をしており、カタログスペック的には平地の上のクラスでも期待できそうな血統。

ただ、平地時代は未勝利で終わってしまいました。

その理由は大きく3つあります

①血統的に平地芝中距離では重たすぎる
②腱の張りや腫れのせいで2歳11月~3歳4月に走れず
③運がなかった

①についてですがマイネルヌーヴェルの仔はブライアンズタイムの要素が強く出ているのか、牡馬は基本的にかなりズブい馬に出る傾向にあります。

そのためディープインパクトのような主流種牡馬を配合して初めて芝の根幹距離でもある程度戦える馬が誕生します。(例:マイネルミュトス)

なので父ステイゴールド系×母マイネヌーヴェルは重すぎるんです。

実際父ステイゴールド×母マイネヌーヴェルという配合をしている半兄のマイネルクラースは全5勝中4勝がダートの2100m以上というゴリゴリのスタミナ&パワー戦で活躍する馬で、芝の1800mや2000mとはかけ離れた条件で結果を残していました。

それを考慮すると芝2600mの未勝利戦とかに出していれば勝ち上がれたかもしれませんが、芝2000mで勝ち切れなかったのは仕方ないと思います。

全妹のヴァイルマティが芝2000mで2勝を挙げていますが、牝馬は牡馬に比べて「素軽いスピードや軽い決め手」を引き継ぎやすくなるため、兄に比べてズブさは軽減されていたのだと思います。

それに人気を背負いながらも芝2000mで勝ち上がりに苦戦したのは事実ですから、父ステイゴールド系×母マイネヌーヴェルの配合は芝の主流条件には不向きなんですよね。

全妹ヴァイルマティの成績

②についてですが脚元の不安でラフィアン馬にとってプラスになる中山を使えなかったというのは大きなマイナスです。

10月の東京で行われた未勝利戦を6着に負けた後、12月の中山開催を目指すために外厩へ出したマイネルグロン。

しかしその調整中に左前の屈腱部に張りを感じたため調整をストップ。冬の中山開催は断念することに・・・

その後は春の中山開催を目指し3月に入厩するも、レース出走直前に左前の屈腱部に腫れが生じてしまい中山芝2200mの未勝利戦を出走取消。

順調に進むことなく勝ち上がりのチャンスを逃してしまいました。

そして③の運がなかった。本当にこれに尽きると思います。

個人的に一番もったいなかったのが福島芝2000mの未勝利戦の2着。

非開幕週の福島芝中距離というラフィアン馬の庭みたいな条件で、かなりチャンスがあったのですが勝ち切ることができませんでした。

ここで不運だなと思ったのが「ラフィアン馬同士で潰し合ってしまった」という点です。

2021/7/18「2歳未勝利(福島芝2000m)」

このレースではラフィアンからマイネルパリオートという馬も出ていました。

マイネルグロンは相変わらず行き脚つかず後方からの競馬になりましたが、向こう正面で捲っていきました。

しかしマイネルグロンに並ばれたところでマイネルパリオートも一気に仕掛けていきました。

これによってマイネルグロンはひと息入れる余裕がなくなりましたし、マイネルパリオートが突っ張った分、外々を終始回らざるを得なくなってしまったので、かなり消耗させられました。

そのラフィアン馬同士の潰し合いを尻目に減量騎手を起用した別の馬に最後差されてマイネルグロンは2着と勝ち切れず。マイネルパリオートも10着に大敗してしまいましたから、考えられる中で最悪の結果になってしまいました。

※冷静にツイートしてますが内心は「何ラフィアン馬同士で潰し合ってんねん!」と若干キレてます。

その後は新潟に場所を移して中2週で4着→中1週で4着と勝ち切れず。

そこから9月1週目の未勝利ラストチャンス(新潟芝2200m)に中1週で挑むというハードローテで、ラストチャンスなのに状態は下降気味という絶望的な状況でしたが、ここは人馬ともにかなり頑張ってくれました。

ただ・・・2着でした・・・😥

3着には2馬身半差をつけているので状態面を考慮すればかなりの大健闘です。ただ、勝った馬はその後1勝クラスと2勝クラスを勝利するボーンジニアス。どうして未勝利ラストチャンスにそんな強い馬が残っていたのか…

非主流な要素が強い2200mでこれだけ大健闘できたことも考えれば、余計に中山芝2200mの未勝利戦を出走取消になってしまったことは本当に運がなかった…と思ってしまいます…

だからこそこうして障害路線で花開いてくれたのは本当に嬉しいです。

充実の5歳シーズン、間違いなく覚醒している

マイネルグロンは陣営からもかなり障害能力を期待されている馬で、初障害となったレースは6番人気4着と人気以上の走りをしたのに「本当ならもっと上の着順を取れるはず」という辛口コメント。

元々マイネルグロンは高橋祥泰厩舎の所属で、高橋調教師は2022年の2月末で定年の予定でした。しかし定年前にもかかわらず2月中の出走に拘らなかったおかげもあり、転厩後の3月頭に待望の初勝利を挙げました。

そのため目先の利益に拘らず馬の将来を最優先に考えた高橋調教師の判断と、初障害時の辛口コメントも含めれば相当期待されている馬なんだろうなと考えられます。

ちなみに転厩先の青木孝文調教師は元々ビッグレッドファームで勤務されていた方なのでラフィアンにゆかりのある厩舎です🐴

その後は再度脚元の不安であったり、目に怪我をしてしまうであったり、あまり順調に使えず4歳シーズンを終えてしまいました。

そして今年の5歳シーズン

3/25 障害OP(阪神芝ダ3110m):1着
→6か月ぶりのレース&初の関西遠征
4/22 障害OP(福島芝3380m):1着
→過去最長距離をこなし5馬身差の圧勝
10/15 東京HJ(東京芝3110m):1着
→6か月ぶりのレース&スピード質のある東京戦

かなり価値のある3連勝だったと思います。

特に前走の東京HJは重馬場になった恩恵があったとはいえ「ラフィアン馬は叩き良化型」「東京芝はラフィアンにとって鬼門」という2つの壁を乗り越えての完勝でした。

その東京HJには前年の中山大障害勝ち馬ニシノデイジーや今年の中山GJ勝ち馬イロゴトシも出走していましたから、格付けを考えても初のG1挑戦でいきなり手が届くかもしれません。

後述する2頭は後方からの競馬になりますが、マイネルグロンは前目から競馬をして強い勝ち方ができるタイプ。まさに横綱相撲と言えるような競馬を見せてくれるんじゃないでしょうか。

初の4000m超えがどうかというところですが、ラフィアンの障害馬は総じて距離が伸びた方が追い風になりますし、「叩き2戦目+距離延長」だった前々走が楽々の圧勝だったので、距離延長も問題ないはずです。

ラフィアン障害チームの若きホープがついに覚醒ということで、良い結果を期待しています😎

マイネルレオーネ(牡11)/平沢健治騎手

続いて紹介するのはマイネルレオーネ。

昨年の中山GJと中山大障害ではともに3着と好走し、実績的には見劣りせず、今回もJ・G1での好走が期待できます。

11歳でも4000m超えならチャンス大

よく成績を見てみるとジャンプ重賞は1個も勝っていません。

ただ昨年の中山GJでは離れた3着争いで終わるかと見せかけてから驚異の末脚を見せて、オジュウチョウサンに迫る3着まで追い上げました。あの末脚は素晴らしかったですね。

昨シーズンは10歳ながら4000m超えのJ・G1でどちらも好走しましたから、相当なスタミナを持った馬なんだと思います。

そこで血統表を見てみましょう

ん・・・・・・・?

2×2・・・・・・・????????

そうなんです。

父がステイゴールド、そして母父のサッカーボーイはステイゴールドの母ゴールデンサッシュの全兄となっていて、血統表の4分の3がステゴ関連の血統で占められています。

🐴「よくこんな配合やろうと思ったな・・・」

面白いのがマイネルレオーネを生産した真歌田中牧場はこれまでに重賞に9回生産馬を送り出しているのですが、うち8回がマイネルレオーネ。

つまりマイネルレオーネがこの牧場の出世頭。攻めたギャンブル配合が成功した良い例だと思います。(でもここまで攻めていると成功する方がレアな気がする…)

そんな「ほぼステイゴールド」みたいなギャンブル配合が成功したということは、マイネルレオーネはステイゴールドの良さを存分に引き継いでいると考えられます。

それを象徴するのが馬体重で、マイネルレオーネはデビュー時点で400㎏未満、最近も410㎏前後と非常に小柄な馬です。

ステイゴールド自身も420㎏と小柄ですから、普通であれば「小柄=マイナス要素」になり得ますが、「ほぼステイゴールドみたいな配合で小柄な馬が出た」ということは「ステイゴールドの良さが色濃く出ている」可能性があります。

だからこそ「スタミナ豊富で4000m超えも◎」「末脚を活かす競馬ができる」「10歳を超えてもちゃんと走れて長く活躍できる」というのが成績に表れているのだと思います。

以上の点を総合すると、やはり4000m超えのJ・G1では何歳になっても軽視できないと言えますね。

好相性の平沢騎手とのコンビで・・・

今回の鞍上である平沢騎手はこれがラストランとなり引退を予定しています。ちなみにマイネルレオーネは昨年の中山大障害でもラストランとなる植野騎手を鞍上に迎えていました。

そんなジョッキーのラストラン請負人みたいになっているマイネルレオーネ君ですが、平沢騎手とのコンビだと[3-0-1-2]で着外2回はどちらも4着でかなりの好相性となっています。昨年の中山GJもこのコンビでオジュウチョウサンに迫りましたから、平沢騎手自身もラストランがマイネルレオーネならかなり気合いが入っているはずです。

また、ラフィアンの総帥・岡田繫幸さんが亡くなられた後、ラフィアンで最初に勝ったのがマイネルレオーネと平沢騎手のコンビ(2021年ペガサスJS)でもありました。

そういった背景もあるので平沢騎手ラストランの今回はマイネルレオーネで何とか結果を出してほしい・・・いや、出せると信じています😎

マイネルヴァッサー(牡10)/小野寺祐太騎手

最後に紹介するのがマイネルヴァッサーです。

ラフィアンの障害組だと最推しなので今回の中山大障害挑戦はすごく嬉しいです🐴

距離が伸びるのは大歓迎

マイネルヴァッサーの狙い時は毎回Twitterでも言っていますが、距離が3300m以上の時。

直近3年(2021年~)に絞ると
・3300m以上[3-3-2-3]
・3300m未満[0-3-0-6]
と明確に差が出ています。

マイネルヴァッサーは追走力にやや不安があるため距離が長い方が後半の追い上げでリカバリーが可能です。実際3300m以上のレースでは良い捲りを見せてくれることが多いです。

今年に絞っても3300m以上だと全て馬券内、3300m未満だと全て馬券外という分かりやすい成績をしているので、4000m超えになる今回も今までの走りを見ていたら問題ないと思います。

小野寺騎手とのコンビ+襷コースは◎

近走ずっと乗ってくれている小野寺騎手とのコンビで挑むわけですが、「小野寺騎手とのコンビで3300m以上に出走した時」の成績は[3-3-2-1]という驚異的な成績です。

テン乗りの時もシンガリ人気(14番人気)ながら2着に持ってきてくれました。

唯一の着外1回は「襷コースのない中京」でしたし、「小野寺騎手とのコンビとのコンビで3300m未満に出走した時」の[0-1-0-5]で唯一2着に来た1回は「襷コースのある福島2750m」でした。

「襷コースがないor使用しないコース」というのは「常に順回り」となります。右回りの競馬場であれば常に右回りで走ることになります。

逆に襷コースを使用する場合は「逆回り→順回り」「順回り→逆回り」と、道中で回りが変わることでトリッキーさが増します。

トリッキーさが増すということはその条件がピンポイントで得意な馬が出てくるでしょうから、マイネルヴァッサーも「襷コース巧者」である可能性が高いです。

そのため「得意の長めの距離」「好相性の小野寺騎手とのコンビ」「襷コース」という激アツ条件が全て揃っています😎

2023/8/26「下半期の競馬を語る配信」

ずっとマイネルヴァッサーにはJ・G1に出て欲しいと思っていましたし、夏に行った「下半期のG1勝ち馬予想」の中山大障害にマイネルヴァッサーを推したのも適性条件になると見ていたからです🐴

ラフィアン3頭の中では最も人気がない立場になりそうですが、密かに期待している1頭です😎

まとめ

それでは最後にリュウタロウの印を発表します😎

◎マイネルヴァッサー
◎マイネルグロン
◎マイネルレオーネ

🐴「(*´ω`*)」

👮「ドヤ顔やめろ」

冷静に考えるのならマイネルグロンは普通に勝てるレベルだと思っています。勝つ可能性の高さという点ならマイネルグロンが3頭の中でTOPなのは事実です。

マイネルグロンは先行、マイネルレオーネとマイネルヴァッサーは後方からという競馬になるので、「マイネルグロンが先に抜け出して1着、マイネルレオーネとマイネルヴァッサーが追い込んできて2,3着に食い込めるか」というレースになると見ています。

もし「1頭しか買っちゃダメです」っていうリュウタロウにとって拷問みたいなことを言われたらマイネルヴァッサーの複勝にドカンと行きます🐴

最終的には「3頭の単複」「3頭の馬連BOX」「3頭の三連複」「グロン→レオーネ&ヴァッサー→レオーネ&ヴァッサーの三連単」を買うと思います。

とにかくラフィアンで決まれ!!!!!😎


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ということで今回の記事は以上となります。

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ここまでご覧いただきありがとうございました。