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まとまくPOG(2021-2022)に参加します!

競馬Vtuberのバーチャルサラブレッド・リュウタロウです。

今回は競馬Vtuberの的射まくりさんが企画している「まとまくPOG」で私が指名した10頭について紹介します。


的射まくりさん(@MakuriMatoi)

↓YouTube↓

↓「まとまくPOG」の概要はこちら↓

2020-2021シーズンの「まとまくPOG」にも参加させていただき、シャフリヤールのおかげで11位でフィニッシュすることができました。(ダービー前までは60位台だった気がする)

運営本当にありがとうございます!今年もよろしくお願いします!

それでは2021-2022シーズンでリュウタロウが選んだ10頭を紹介していきます。

※馬名に「マイネル」がついている馬は牡馬で、ついていない馬は牝馬です。

1頭目:マイネアルナイルの2019(マイネルシーマー)

①基本情報

父:ゴールドシップ
母:マイネアルナイル
母父:ロージズインメイ
調教師:青木孝文(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来:冠名+輝き(ドイツ語)

②指名コンセプト

牡馬クラシックを狙える馬(早期デビュー組)

③血統について

「父ゴールドシップ×母父ロージズインメイ」はオークスを勝ったユーバーレーベンや、ユーバーレーベンの同期で未勝利戦を圧勝した期待馬スウィートブルームと同じ配合で、「ラフィアンの黄金配合」になる可能性があり、期待ができる。

母マイネアルナイルは現役時代に中距離で4勝しており、それにゴールドシップを配合していることを考えると、クラシック路線を狙える距離適性をしていると考えられる。母の産駒からはまだ中央勝利は出ていないが、1個上の姉であるイザニコスは未勝利戦で2度馬券内に来ており(5/28時点)、勝ち上がりは近い。ここまでスクリーンヒーローをずっと配合してきたが、マイネルシーマーから父がゴールドシップに変わったので、その点もどう作用するか注目。

④デビュー時期等について

5/5時点で美浦の青木厩舎に入厩しており、ゲート試験も5/12に合格済みである。順調であれば6月の東京開催のデビューになるらしいが、明確な番組は決まってない様子。距離的に早ければ6/13(日)の新馬戦(東京芝1800m)になるかもしれないが、トレセンでの追い切りにまだ馬が戸惑っている様子で、一変するのを待っている雰囲気がある。そのため6/26(土)の新馬戦(東京芝1800m)に遅らせる可能性もある。近況コメント的に初戦からいきなり結果を出せそうな雰囲気ではないので、使いつつ良化し、夏までには勝ち上がれたら理想。

騎手起用については1世代上のラフィアンの管理馬であるマイネルダンクに柴田大知騎手を主戦として起用していることから、柴田大知騎手になる可能性が高いと予想している。それ以外だと、青木厩舎の馬で騎乗回数が多くラフィアンの馬にもそれなりに乗っている菅原明良騎手山田敬士騎手の可能性もある。

⑤その他強みや総合コメント

血統背景に加え、真歌トレーニングパークで調整している時の「早期デビューできそう」といったコメントや、トレーニングの映像を見ていると指名馬選定時のトップ評価だった。同じ競馬Vtuberの京野聖也さんが投稿したPOGの動画でもこの馬を推奨するぐらい期待していた。

ただ、POG本などであまりマイネルシーマーについて言及されていなかったこと、実績のあるラフィアン馬を管理したことがある厩舎に入れられなかったこと、入厩後の調教コメントが良いものではないこと、以上の3点は非常に心配である。とはいえ直感的に「この馬が良い!」と思った馬なので、無駄な心配であってほしい。


2頭目:マイネテレジアの2019(マイネルトルファン)

①基本情報

父:オルフェーヴル
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
調教師:高橋祥泰(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来: 冠名+中国新疆自治区の地名(ウイグル語)

②指名コンセプト

牡馬クラシックを狙える馬(秋以降デビュー組)

③血統について

オークスを勝ったユーバーレーベンの弟。父はオルフェーヴルに変わるが、父ステイゴールド系×母マイネテレジアはユーバーレーベン(父ゴールドシップ/オークス1着)、マイネルファンロン(父ステイゴールド/函館記念2着)、マイネルクラフト(父ステイゴールド/中長距離で3勝)と、相性がいい。兄弟の適性距離を見ても、この馬も中長距離での活躍が期待できる。

④デビュー時期等

ソエを発症した影響で調整は遅れている。コメントでも「焦らず秋以降のデビューを目指す」とあるので、デビューについてはじっくり待ちたい。

入厩先の高橋祥泰厩舎はラフィアン馬ではないがスマイルカナでおなじみの厩舎。マイネルトルファンの1個上の世代のラフィアン馬ならダリア賞を勝ったブルーバードを転厩という形で今年から管理している。騎手起用を見ても、ウインは丹内騎手・ラフィアンやビッグレッドファームは柴田大知騎手がメインの起用をしているため、デビュー戦も柴田大知騎手が騎乗するのではないかと予想している。

⑤その他強みや総合コメント

牧場関係者が「背中の感触がいい」と褒めており、馬体も胴長でいかにも中長距離で頑張ってくれそうな雰囲気がある。ソエの影響で秋以降のデビューとなるため、体質面の不安はあるものの素質は十分。姉ユーバーレーベンや兄マイネルファンロンのような活躍を期待している。


3頭目:コスモピーコックの2019(マイネルグローリエ)

①基本情報

父:ハーツクライ
母:コスモピーコック
母父:Medicean
調教師:尾関知人(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来: 冠名+栄光(ドイツ語)

②指名コンセプト

牡馬クラシックを狙える馬(早期デビュー組)

③血統について

コスモピーコックの初仔。母コスモピーコック自体は7月の新馬戦で勝ち上がり、ダリア賞で3着という成績を残しているため、産駒も早い時期から活躍できる馬であることが期待できる。

母父Mediceanはアドマイヤマーズと同じで、1600mを中心に2400mまで実績がある。中距離までこなせるが基本的にはスピードタイプの血統と言える。

血統の組み合わせとしては「父:主流のサンデー系×母父:スピード血統」という現代の日本競馬におけるメジャーな組み合わせにも思える。中山やローカルの時計がかかるような馬場を得意とする馬がラフィアンには多いが、この馬は東京の高速馬場等にも対応できる可能性がある。

④デビュー時期等

5/27に美浦の尾関知人厩舎に入厩した。5/28時点ではまだゲート試験は受験していないが、「なるべく早い段階で受験する」とコメントがあった。

無事ゲート試験を合格することができれば、6月下旬のデビューも視野に入ると思う。とはいえ調教のデキ次第の部分もあるので、7月中のデビューが妥当ではないか。

尾関厩舎は現役馬だとグローリーヴェイズ、引退馬だとレッドファルクスなどが代表馬として挙げられている。騎手起用も主流騎手の起用が多いため、デビュー戦の鞍上は戸崎圭太騎手(直近5年で3番目に尾関厩舎管理馬の騎乗数が多い&ラフィアン馬にもそれなりに騎乗している)になるのではないかと予想している。また、ローカルでデビューすることになり、主流騎手が乗れない場合は黛弘人騎手(直近5年で1番尾関厩舎管理馬の騎乗数が多い&ラフィアン馬にもそれなりに騎乗している)での出走もあり得る。ラフィアンの主戦である柴田大知騎手や丹内祐次騎手の起用数は他の厩舎より少ないので、戸崎騎手か黛弘人騎手でのデビューが妥当だと予想。

⑤その他強みや総合コメント

牧場関係者のコメントでは「世代トップレベルの動き」と評価され、かなり期待できるのではないか。関係者のコメントだと「1600m~2000mがメインで2400mもこなせるのではないか」という評価だったため、皐月賞を目指しつつ、マイルの方が良いと判断されたらNHKマイルに路線変更するのも面白いかもしれない。それなりに早くデビューができそうなので、母同様新馬戦で結果を出し、札幌2歳Sあたりに挑戦してクラシック路線をまずは目指してほしい。


4頭目:コスモルーシーの2019(マイネルレノン)

①基本情報

父:ダイワメジャー
母:コスモルーシー
母父:マイネルラヴ
調教師:宮徹(栗東)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来: 冠名+人名

②指名コンセプト

早期デビューして短距離~マイルで結果を残せる馬

③血統について

母コスモルーシーは現役時代に6月の2歳新馬(芝1200m)を勝っており、産駒も早い時期から好走が期待できる。姉レオンドーロ(父スクリーンヒーロー)は8月デビューで翌年1月の未勝利突破まで掲示板を外さない安定感を見せ、フラワーカップにも出走(8着)、1個上の姉ウィズダイヤモンズ(父ディープインパクト)は勝ち上がりこそ3歳の6月と遅めだったものの2着に4馬身差をつける圧勝で、5/22の1勝クラスでも1着になっている。

勝ち上がっている姉たちは2000m前後を主戦場にしており、使いつつ良くなっていくタイプだったのに対し、マイネルレノンは父がダイワメジャーに変わる。そのため父も母も早熟志向となり、姉よりも早い時期から結果を残せると期待している。

④デビュー時期等について

6/6(日)中京5R(芝1400m)に和田竜二騎手で出走を予定しているとのこと。2歳戦の開幕週にデビューができるのは嬉しいこと。

宮徹厩舎は1個上の姉であるウィズダイヤモンズも管理していて、ウィズダイヤモンズも和田竜二騎手を主戦にしていたことから、基本的には和田竜二騎手を背に歩んでいくのではないかと予想している。関西のレースで和田竜二騎手が乗れない場合は国分優作騎手、関東のレースで和田竜二騎手が乗れない場合は丹内祐次騎手を起用することになるだろう。

今年の福島民報杯を大差勝ちしたマイネルウィルトスも宮徹の管理馬で、そのマイネルウィルトスで一番結果を出しているのが丹内騎手であるため、関東や東側のローカルでのレースで和田騎手が乗れない場合はほぼ丹内騎手の起用になると思われる。

⑤その他強みや総合コメント

牧場関係者のコメントでも「前向きな気性のスピードタイプ。まずは函館2歳Sを目指してほしい。」とあったので、早くから重賞戦線で賞金を稼いでPOG順位の上昇に貢献することを期待している。

実際姉のウィズダイヤモンズも強い馬だと思っているので、6月の2歳戦開幕週に出走できるデキにあるマイネルレノンはさらに期待せざるを得ない。頑張って短距離重賞を獲ってほしい。


5頭目:マイネソルシエールの2019(マイネルメサイア)

①基本情報

父:ゴールドシップ
母:マイネソルシエール
母父:ロージズインメイ
調教師:手塚貴久(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来: 冠名+救世主(英語)

②指名コンセプト

牡馬クラシックを狙える馬(秋以降のデビュー組)

③血統について

前述した「父ゴールドシップ×母父ロージズインメイ」というオークスを制したユーバーレーベンと同じ組み合わせとなっている。ちなみにこの世代の「父ゴールドシップ×母父ロージズインメイ」に該当するラフィアン所有馬はこの馬とマイネルシーマーの2頭のみ。

母マイネソルシエールは2歳の8月にデビューし、2戦目で勝ち上がり。フローラSでは15番人気の低評価ながらアタマ差の2着と大健闘。結果は出なかったもののオークスと秋華賞にも出走した。

姉には短距離で2勝しているラフィアン馬のトゥールドマジ(父スクリーンヒーロー)がいる。他の兄弟の成績を見ても芝のマイル路線やダート短距離~中距離という選択肢もアリかもしれないが、父ゴールドシップ×母マイネソルシエールは本馬が初なので、牡馬クラシックを狙える馬に成長する可能性は秘めている。

④デビュー時期等について

近況コメントを見ると、現在ビッグレッドファーム明和で調整しており、ペースアップしている段階らしい。そのため、いい感じになったら一旦放牧するか、そのまま入厩するかのどちらかであると思う。まだ入厩時期をコメントで明言していないので、早くても入厩は7月以降になると思われる。最終的にデビューは早くて夏、妥当なところで秋以降になると予想する。

「ラフィアン×手塚厩舎」は勝ち上がり率が高く、母マイネソルシエール(フローラSで2着)やマイネルファンロン(函館記念2着など)、ユーバーレーベン(オークス1着など)といった重賞好走馬も輩出している。

騎手起用については手塚厩舎であるため、ユーバーレーベン同様戸崎圭太騎手を背にデビューするかもしれない。あるいはデビュー戦からM.デムーロ騎手の起用も十分あり得る。東京・中山でのデビューとなる場合はこの2人のどちらかではないかと予想している。この2人が無理な場合は柴田大知騎手(手塚厩舎所属のマイネルファンロンやマイネルスフェーンの2歳時は主戦だったため)を背にデビューする可能性が高いとみている。

⑤その他強みや総合コメント

やはり入厩予定先に手塚厩舎を選んでいることが期待の表れだと思う。トレーニング映像や近況コメントから「長く良い脚を使うタイプ」であると感じている。また、これは偏見だが芦毛のゴールドシップ産駒はずぶいが長く良い脚を使うタイプという印象で、スピードよりもパワーというイメージがある。そのため、同配合で同厩舎のユーバーレーベンとは違うタイプになると思われる。ともかく無事デビューすれば2勝はしてくれるのではないかという浅はかな期待をしているので、順調に調整を進めて欲しい。レースの選択肢も広いタイプだと思う。


6頭目:トウホクビジンの2019(マイネルシデン)

①基本情報

父:コパノリッキー
母:トウホクビジン
母父:スマートボーイ
調教師:萱野浩二(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来: 冠名+紫色の電光

②指名コンセプト

ダート路線で活躍してくれそうな馬

③血統について

父は新種牡馬のコパノリッキー。コパノリッキー産駒は既に門別で2勝を挙げており(5/28時点)、早い時期からの活躍と、ダートでの安定感が期待できる。

母トウホクビジンは地方で7年間走り13勝を挙げ、交流G1にも何度も出走していた地方の名牝。その母にコパノリッキーを配合しているため、マイネルシデンもゴリゴリのダート馬であることは間違いないだろう。

兄のマイネルコロンブスが2400m以上で健闘していることも考えると、主戦場はダートの中長距離になりそう。

④デビュー時期等について

「6月中旬の入厩を視野に入れている」とコメントがあることから、夏デビューが妥当になりそう。ただ、ダートの番組が2歳戦開幕後は多くないため、そこまで早めのデビューにはこだわっていない様子。そのため夏でも7月ではなく8月デビューになってもおかしくはない。

番組編成を見た感じだと、デビュー戦になりそうなのが最速で7/24(土)函館5R(ダ1700m)、妥当なところで8/7(土)新潟6R(ダ1800m)あたりと予想。

デビュー戦の騎手起用については競馬場によって異なりそう。函館・札幌でのデビューになる場合は高確率で丹内祐次騎手になると思われる。新潟デビューの場合は柴田大知騎手の可能性が高い。ただ、ラフィアンの馬に関しては丹内祐次騎手の方を起用している印象なので、基本的には丹内騎手が主戦になるのではないかと予想している。

⑤その他強みや総合コメント

ラフィアンで満口になった馬。出資者からの評価は高いのかもしれない。仕上がりも順調で、早い時期からのデビューが望めるのも強み。コパノリッキーが種牡馬としてかなり優秀だとしたら、この馬も期待できると思う。マイルもこなせるのなら地方重賞という選択肢もできるので、距離適性には注目したい。ダート要員として頑張ってほしい。


7頭目:マイネショコラーデの2019(ルショコラ)

①基本情報

父:スクリーンヒーロー
母:マイネショコラーデ
母父:ロージズインメイ
調教師:吉田直弘(栗東)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来:チョコレート(フランス語)

②指名コンセプト

早期デビューして短距離重賞を狙える牝馬

③血統について

母マイネショコラーデは6月にデビューし、函館2歳Sで2着になった。母母コスモヴァレンチと全兄マイネルグリットも小倉2歳Sを制しているため、仕上がりが早い一族と言える。母も全兄も3歳以降の成績は芳しくないので、2歳の短距離重賞での活躍に期待したい。母の兄弟にドリームバレンチノやウインムートといったダート短距離重賞で活躍している馬もいるため、ダート短距離という選択肢も持っている。

④デビュー時期等について

6/13(日)中京5R(芝1200m)に国分優作騎手で出走を予定しているとのこと。「母や兄に似ている」「スピードがありそうで順調」というコメントがあり、この一族らしく早い時期からの活躍に期待したい。

兄マイネルグリットと同じ吉田直弘調教師が管理しているため、おそらくこの馬も国分優作騎手を主戦に走っていくことが予想される。

⑤その他強みや総合コメント

2歳の秋までが勝負の馬。函館2歳Sか小倉2歳Sを制してほしいと期待している。3歳以降は母も兄もさっぱりなので、POG向きの馬であるともいえる。牧場関係者のコメントでも馬体を褒められていたり、ゲートが速いと言われたりしているので、まずは1勝してほしい。


8頭目:ラッフォルツァートの2019(ヴェラフォルツァ)

①基本情報

父:ディーマジェスティ
母:ラッフォルツァート
母父:グラスワンダー
調教師:西園正都(栗東)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ブルースターズファーム
馬名の由来:真の強さ(イタリア語)

②指名コンセプト

桜花賞戦線に向かってくれそうな馬(早期デビュー組)

③血統について

ラッフォルツァートの初仔。母ラッフォルツァートは2歳7月の新馬戦に出走し2着。その後11月に勝ち上がり、紅梅Sで2着、フィリーズレビューで4番人気5着といった成績を残している。母同様に1400m前後を中心に走り、桜花賞を目指してほしい。

父は新種牡馬のディーマジェスティ。どういうタイプかは未知数だが、仕上がりの早さを上手く伝達してくれればデビュー戦から活躍しそう。

④デビュー時期等について

近況コメントを見ると6月上旬~中旬の入厩になりそう。となると7月か8月のデビューが濃厚だと思う。その時の西日本開催は小倉競馬場なので、デビュー戦は芝1200m戦になると予測できる。血統的には1400mがベストな気もするが、これは仕方ない。

この一族を多く担当していた西園正都調教師が管理する。騎手起用については1個上の世代の管理馬マイネルジェロディや母ラッフォルツァートにも乗ったことがある川田将雅騎手の可能性があると感じている。西園厩舎の単純な起用を考えるのなら和田竜二騎手も妥当なラインになってくる。これらの2人の騎手が乗れない場合は国分優作騎手が騎乗することになる、といったような起用になると予想する。

⑤その他強みや総合コメント

母同様早い時期からデビューできる&西園厩舎というのは強みになりそう。父が新種牡馬のディーマジェスティという点からも、指名被りの心配はそこまでしなくて良さそう。芝1400m前後を主戦場にし、母が成し遂げられなかった「フィリーズレビューで権利獲得→桜花賞出走」をぜひ実現してほしい。


9頭目:マイネプリンセスの2019(ヒメゴゼン)

①基本情報

父:スクリーンヒーロー
母:マイネプリンセス
母父:アグネスデジタル
調教師:畠山吉宏(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来:姫御前(日本語)

②指名コンセプト

好きな一族で応援したい馬。この世代の最推し候補(牝馬)

③血統について

母マイネプリンセスはラストランでターコイズS(当時はOP)を14番人気で勝って波乱を演出した。産駒も4頭デビューし3頭が勝ち上がっており、安定している。しかし、勝ち上がった3頭はどれも3歳の春以降に未勝利を脱出したので、早い時期からの活躍というのは少し期待しづらい。正直POG向きではないが、長く応援していきたい馬として指名。

母マイネプリンセスの牝馬はとても可愛い。先日長女のステラドーロが1勝クラスを勝った時、その翌日に次女のヒットザシーンが未勝利で1着になった。またある時、ステラドーロが2勝クラスで3着になり、その翌日にヒットザシーンが1勝クラスで3着になった。2戦続けて姉妹の以心伝心てぇてぇを見せつけられてしまってこれはもう推すしかない。てか、2戦続けて姉妹で同じ着順取るって可愛すぎんか?一緒に飼葉食べない???

適性については兄マイネルプリンチペも含めて考えると芝の1600m~2000mあたりになりそう。どちらかというと時計がかかるような馬場になると良さそう。

④デビュー時期等について

5月末の時点では休養中。「そろそろトレーニングを再開する」とあったので、そこでペースアップをして入厩時期を検討するのだと考えられる。そのためデビュー戦は秋以降になる可能性が高い。入厩時期に言及があるまでじっくり待ちたいと思う。

騎手起用についてはこの一族にも多く乗っている柴田大知騎手が主戦として使われそう。柴田大知騎手が乗れない場合は丹内祐次騎手を起用する感じになりそう。

⑤その他強みや総合コメント

使いつつ良化するタイプで、大崩れしにくい一族なので、3歳春ごろから未勝利戦で馬券内に何度も来て賞金を稼いでくれることを期待する。そして無事勝ち上がってPOG期間後も応援し続けていきたい。頑張ってほしい。


10頭:マイネグロリアーナの2019(フィルクローバー)

①基本情報

父:エピファネイア
母:マイネグロリアーナ
母父:Rock Hard Ten
調教師:鹿戸雄一(美浦)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム
馬名の由来:四つ葉のクローバー(スウェーデン語)

②指名コンセプト

一発期待のポテンシャル指名

③血統について

「父がエピファネイア×母が外国産馬」というカタログスペックだけ見ると期待してしまう血統。

母マイネグロリアーナは2歳夏にデビューし、芝の1600m~1800mを中心に走り2着が6回あったが最終的に勝ち上がれなかった。

1個上の姉であるアインゲーブング(父ゴールドシップ)は2歳の8月末にデビューし、芝2000m前後を中心に走り3歳の3月に勝ち上がった。完全に使いつつ良くなるタイプの馬だった。

以上のことを総合すると、芝の中距離を主戦場とする晩成型かもしれない。しかし、エピファネイア産駒のポテンシャルを考えるとすんなり勝ち上がるかもしれない。オークスに出走できるような逸材だといいなぁ…

④デビュー時期等について

5月末の時点で休養中。ただ休養前にかけた負荷の分、馬体がまだ戻り切っていないようなので、もう少し休養するらしい。馬体が戻ったらトレーニングを再開し、デビュー時期を検討するらしいので、早くて8月デビューになると予想している。妥当なところだと9月以降のデビューになると思う。

エピファネイア産駒×鹿戸雄一厩舎と言えば皐月賞馬のエフフォーリア。この馬もエピファネイア産駒なので、鹿戸調教師が上手く管理してくれることを期待している。

騎手起用については鹿戸厩舎のラフィアン馬であるマイネルミュトスの主戦が柴田大知騎手であることから、柴田大知騎手が主戦になると推測される。ただ、多少ラフィアン馬に騎乗している&鹿戸厩舎所属という面で三浦皇成騎手が騎乗する可能性も十分あると考えられる。

⑤その他強みや総合コメント

エピファネイア産駒というだけで期待している部分が大きい。姉のアインゲーブングも良い馬なので、希望のない牝系ではなくなったのも救い。

6月という遅生まれながらもしっかり動けているらしいので、何とか数戦で勝ち上がりを決めてオークスを目指してほしい。


指名馬まとめ

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馬名:青が牡馬/ピンクが牝馬
父:黄緑はサンデー系/青はロベルト系
母父:緑はヘイロー系/オレンジはミスプロ系
   薄い緑はノーザンダンサー系/青はロベルト系
厩舎:水色が美浦/緑が栗東
適性:リュウタロウの主観
デビュー時期:赤字は確定情報
鞍上予想:デビュー戦に乗る騎手の予想(赤字は確定)

「全部ラフィアンじゃねーか!勝つ気あんのか!」

そう思われた方も多いと思います。ただ、今年の「まとまくPOG」は「賞金山分け制」です。指名被りがない馬がどれだけ賞金を稼げるかがポイントになってきます。ノーザンファーム産の馬に指名が集まる中、私は悠々とラフィアンの馬を指名して楽しみたいと思います。同じ考えでラフィアンの馬を指名する方もいると思いますが、さすがに多くても3人指名(リュウタロウ含め)で留まると予想しています。

好きなラフィアンの馬を指名しつつ優勝が狙えるなんて最高のルールですね!

一応記事が公開されているタイミングではまとまくPOGは締め切られているので、まだ応募していない方が参加するのは不可能ですが、他のPOGの指名の参考にしたい場合はマイネルグローリエをオススメします。関係者コメントを見ると期待値が高く、早い段階でデビューも可能だからです。

ポテンシャルだけで考えるとマイネルトルファンもありですが、こちらは体質面の課題があり、遅めのデビューになるため確実性という点で劣ります。(最終的にマイネルグローリエを超える可能性は十分にあるので、遅めのデビューに目をつぶれる方は指名してもいいかも)

クラシック路線以外ならルショコラかマイネルレノンがオススメです。この2頭はデビュー戦がもう確定しており、短距離の2歳Sを目指すことができるからです。ただ、ルショコラは血統的に超早熟で「3歳時の活躍」はあまり望めないので、「早熟」で留まっているマイネルレノンの方が3歳時も楽しめる気がします。


最後に

以上が今年のPOGの指名馬紹介でした。

昨年のまとまくPOG応募時点ではVtuber準備中の身であったため、「リュウタロウがラフィアン好きである」ということは周りに浸透していませんでした。そのような中ノーマルルールのPOGでラフィアン馬10頭指名をしたら「なんだこいつは!?」と思われそうだったため、昨年は1頭しかラフィアンの馬を指名していませんでした。

今年はVtuberとしても活動1周年を達成し、「リュウタロウがラフィアン好きである」というのが周りにも浸透してきたので、オールラフィアンの指名にしてもいいだろうと考えました。最初は半分だけラフィアン馬指名にしようとしましたが、「賞金山分け制」というルールを見て心おきなくオールラフィアン指名を決意しました。

皆さんも期待しているお馬さんを応援し、また1年間競馬を一緒に楽しみましょう!よろしくお願いします!

それでは~🐴


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