馬で買うか、騎手で買うか

2歳出資馬のデビュー予定が決まりました。
その話は最後に。

さて先日の菊花賞。
ルメールJのアーバンシックが勝ちました。
馬券はパドック派なので自宅観戦の時は
「パドック見て買いたい馬がいたら買う」
という形が定着しています。
今回パドックで買いたくなった馬は、メイショウタバルとへデントール。
ただメイショウタバルは距離的に絶対無理と思っていて事前には切ってました。
でもパドック見たら
「複勝ならワンチャン…」
という気になってしまい。ここが自分のダメなトコなんですが。
あとはへデントール。これは自信がありました。でもアーバンシックの存在を考えるとこれも複勝が安全かなと。
本来はここで、アーバンシック×へデントールの馬連かワイドで買うのが間違いなく正解なのですが、捻くれ者の自分は、メイショウタバルとへデントールの各複勝とワイドに行くという…
へデントールの複勝が2〜3倍付いてたので、各1000円で3000円買っても確実に2000円戻るなら、夢を買う方が楽しいじゃないか!
(だからせめてそこで、アーバン×へデンも買っておけば収支整うんだよと)
結果としてはへデントール2着で複勝2400円戻し。JRAさんに払うべき分をきっちり払った感じです。

そのへデントール2着で、自分はもちろん、多くの人が思ったことは
「ルメールJがへデントールに乗っていたら」
ということでしょう。
…皆までは言いません。

例えば一昨年の菊花賞。
自分はやはりパドックで買いたくなったアスクビクターモアとジャスティンパレスのワイド1点買いで美味しい思いをしました。
ちなみにそのレースにはルメールJは不在でした。何故なら抽選対象の馬に騎乗予定で落ちたから。
…そんなこと、今考えられます??絶対そんな回し方しないでしょう。
実績のある勝てそうな馬に、たとえ乗り替わりでも騎乗依頼が出ると思います。

一昨年までは間違いなく、馬券は「馬」で買っていました。それが去年あたりから通じなくなってきたのは、今のルメールJが
「本来の馬の実力以上のものを引き出す騎乗をしているから」
に他ならないと思います。
そのことも含めて、ルメールJによる選別の済んだ馬の安定感は、凄い。
ルメールJの信頼はもはや
「ルメールJが乗ってダメだったら現状では足りてない、ということ」
と、誰もが納得出来てしまう領域だと思います。

というような話をした後で。

出資馬のデビュー予定が決まりました。

11/9(土) 東京 芝1800

予定より1週遅くなりましたが、BC遠征で騎手不足が騒がれている1週目を外したのは仕方ないことかと。
距離も条件も想定どおり、まずはそこ、です。
リアルスティールですし。

で、騎手が

T.マーカンド騎手


……
………想定の斜め上過ぎです先生!!

ノーザンで一口出資している人なら、やはりデビューでルメールJに乗ってもらいたいというのは正直、誰もが思うところかと思います。
これはまさに前出の「ルメールJが乗ってダメなら」という案件の最たるものです。

マーカンドJは、去年のシュトラウスのレースが話題になり過ぎて、いまの日本では本来の実力なりの評価が得られていないかと思います。
でも世界的に見ればもう…あのエコノミクスを任されてる主戦騎手ですよ?
シンエンペラー3着の愛チャンピオンsでムーアJ騎乗のオーギュストロダンに勝ち切った騎手ですよ?!
一体何の不満が????って話です。

マーカンド騎手は(誰もそう思ってないかもですが)まだ20代なんですよね。
騎手だって1年で大きく変わるし成長もするでしょう。若ければ特に。

「東京平場のマーカンドの1600〜1800は芝ダート人気関係なく買い」
冷静に分析してる方の意見だと完璧にハマっています。
弊出資馬は折り合いは問題なさそうなので、スタートさえ出てくれれば!良いレースを見せてくれるものと期待しています。

11月2週目、東京芝1800、マーカンドJでデビュー。
これ実は、レーベンスティールと一緒なんです。
デビュー戦はソールオリエンスの2着で、12月に同じマーカンドJで中山で勝ち上がり。

はぁ〜…楽しみだけどドキドキする〜!

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