エアロロノア(前日13人気)
以前までのエアロロノアは、追走スピード的にマイルではスローや中間息の入るラップならはじけるが、ハイペース寄りのラップや中間息の入らない展開になると末脚が不発となるケースが多かった馬。ただし近走は比較的速いペースでも脚を使えており、安田記念や富士Sではそのデメリットを見せておらず、それなりに上りの脚を使い着差を詰めている。それでも、追走負けしてポジション的に差し届かない現状が続いているが、前走は速いペースの外差し有利を、最内枠から内を立ち回った分を考えれば良く走れている。今年のマイルCSは今年の安田記念並みのペースくらいかと思うので、スムーズに外から加速を付けられそうな枠を取り、高速馬場が想定される今回はこの馬の末脚でチャンスがあってもいい。何より、安田記念で上り最速の着差0.2秒した馬が前走バイアス負けでこれだけ人気を落とすのであれば期待値は十分。