ディアスティマ(前日1人気)
前半速いスピードで端を奪い、道中息を入れて、後半更に後続を突き放すような逃げ方を得意としており、タイプ的にはタイトルホルダーに似ている通り、スタミナに長けたタイプの逃げ馬。4走前では、前半3F35.1、5F59.4秒という、全然長距離の時計とは思えないようなラップで前半飛ばしても垂れなかった能力は相当なもの。昨年の天皇賞春は負けてしまったが、いつものペースで行って1Fだけ(9F目)息を入れるような無理な逃げをした分、最後持たなかったと考えるべきで、むしろそれで6着は普通に強い。このペースで行けば普通は大幅に遅れて二桁着順になっていい乗り方だった。前走は上り勝負のスロー戦で、完全に切れ負けしたが、この馬の適性条件とは完全に一致しない中での5着は優秀。今回の距離延長でスタミナを存分に活かせる条件は確実にプラスで、最内枠から楽に逃げて息を入れられる。ここは人気だろうが素直に。