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【PI青白コン】チャンピオンズカップファイナル直前ガイド

はじめに

ご覧頂きありがとうございます。
今回も直近の参加大会を振り返りつつ
国内メタゲームの考察、
最新版のマッチアップガイドを載せていきます。

第11期パイオニア神挑戦者決定戦

1.アゾリウススピリット
2.ラクドスミッドレンジ
3.青単スピリット
4.アブザンパルヘリオン
5.ボロス召集
6.ラクドスサクリファイス
7.8.ID
4位抜け
SE1.ハルクオパス×

晴れる屋静岡店プレミアム予選

1.ロータスコンボ×
2.グルール機体
3.アブザンパルヘリオン
4.緑単信心
5.ロータスコンボ
6.ケルーガ創案
4位抜け
SE1.ジャンド異形化
SE2.ラクドス異形化
ファイナル権利獲得

採用カード解説

太陽降下

今回のリスト最大の特徴はやはり
《至高の評決》の不採用とその枠に収まる
《太陽降下》の3枚採用といえます。

元々は緑単信心ラクドスミッドレンジへの
相性改善が狙いでしたが、
ボロス召集に対しても1枚でゲームを決定付ける性能があると感じました。

実際にテフェリーをサイドアウトするマッチアップではスイーパーとして非常に頼もしく、
別途サイドインするクリーチャー群を用意する必要がなくなり、サイド枠の節約にも繋がりました。

但し評決と比べた場合ハルクオパス対面においては明確にガードが下がるので注意。

スピリット対面に関しては

《サメ台風》
《神秘の論争》
《一時的封鎖》

等の対策でも充分だと考えます。

記憶の氾濫

強気の4枚採用です。
太陽降下が5マナ域かつラスと切り返しの
クロックを担ってくれる為、
一般的な構成と違い
《至高の評決》
《サメ台風》
のスロットを自由に扱えると考え
その枠に《記憶の氾濫》を詰め込みました。

《才能の試験》のリスクはあるものの
4マナのドローソース群の中では
圧倒的にカードパワーが高く、
最重要仮想敵ラクドスミッドレンジ対面に
おいてもこのカードを何回プレイできたかによって勝率が変わってくると考えています。

基本的に全てのマッチアップにおいて
4ターン目にプレイする事を狙いましょう。

放浪皇

除去、ゲイン、クロック生成、バットリ、
なんでもこなす青白コン随一のパワーカード。
こちらも4枚採用です。


氾濫同様ラクドス対面においては何回プレイ
出来たかによって大きく天秤が傾くカード。
ラクドスが環境を定義し続ける限り
枚数を減らす事はないと考えます。

検閲・かき消し

今回は検閲3 かき消し2 のバランスで採用。
後半のかき消しはかなり扱いに困るのですが
4ターン目の氾濫を強く使えるよう
意識的に厚くしています。

他には
《ドビンの拒否権》を3枚
《方程式の改変》を2枚
用意しています。

個人的に2マナ域に関しては
《鏡割りの寓話》を後手からでも打ち消す事ができるカードだけで構成したいと考えており
《魂の仕切り》や《運命的不在》は
不採用としています。

但しこれはあくまでも

現在のパイオニア環境を
ラクドスミッドレンジを中心とした
鏡割りの寓話環境である

と定義した場合の話です。

今後アグロが増えていくようであれば
軽いインスタント除去も採用するべきです。

ドミナリアの英雄、テフェリー

禁忌に触れますがテフェリーは3派です。
初手で重なると流石に強くないので。

《吸収》
《放浪皇》
《記憶の氾濫》

のラインは別格と捉えています。

サイドボード

珍しいところだと

《邪悪を打ち砕く》

あたりでしょうか。
このカードは個人的に愛用していて
使い勝手は結構良いのでオススメします。

ディッチャが強い奇怪な具現対面は勿論

ロータスコンボ
《溺神の信奉者、リーア》
《全知》
《龍王、ドロモカ》

コントロール同型
《船砕きの怪物》
《金属の徒党の種子鮫》

メジャーなアグロデッキに対しても

白単人間
《輝かしい聖戦士、エーデリン》
《婚礼の発表》

アゾリウススピリット
《執着的探訪》
《婚礼の発表》
やロード込みの《呪文捕らえ》など。

ボロス召集
《敬慕されるロクソドン》
《イーオスの遍歴の騎士》

いずれのマッチアップも
《一時的封鎖》との相性補完が良く
気に入っています。

墓地対策はアグロへも投入できる
《敬虔な新米、デニック》を
採用するタイプがメジャーでしょうか。

《サメ台風》
《ドビンの拒否権》
は相変わらず4/75ずつ用意。

《神秘の論争》
《才能の試験》
に関しては、国内予選でも使用者が増えている
ハルクオパスを明確に意識しています。

論争は特にメインの評決抜きが響きやすい
スピリットへの対策も兼ねています。

メタゲーム考察

※メタゲームといっても関東近辺の情報を
元にしている為あくまで参考程度に

直近の予選の結果や参加レポを見る限り
ラクドスミッドレンジ包囲網
が敷かれているなというのが第一印象。

奇怪な具現はもちろんですが、
様々なタイプの異形化デッキ
人気を集めているようです。

関東の強豪達が調整している
ジェスカイ異形化

動画投稿者が使用して数を増やした
ジャンド異形化

面の良さが売りの
グリクシス異形化

関東近辺の予選やオープンイベントへ
参加するのであれば、
これらのデッキは意識しておきましょう。

(例外として友人がコツコツ調整していて
先日の静岡P予選では私と決勝を争った
ラクドス異形化もあり
まだまだ使用者が少ないのですが
結構強いと思うので興味がある方は
是非触ってみて下さい)

以前と比べロータスコンボ
使用者を増やした印象があります。
青白コン的には不利なマッチアップなので
サイドボードや対策手段などは
しっかりと把握しておきましょう。

先週末は全体的にラクドスへのガードを
上げ過ぎた結果、青白コンが大勝ちした
印象をうけるので、今後はまた
白単人間アゾリウススピリットなどが
台頭してくるかもしれません。

マッチアップガイド

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