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【Piアゾスピ】スクーナーアゾリウススピリット

はじめに

ご覧いただきありがとうございます。
皆さまご無沙汰しております!

今回はTLS予選を突破した
《地底のスクーナー船》4枚搭載の
新型アゾリウススピリットをご紹介します。

最新版のリスト

1 "Eiganjo, Seat of the Empire" (NEO) 268
1 Plains (WOE) 262
2 Get Lost (LCI) 14
2 Invasion of Gobakhan (MOM) 22
4 Skyclave Apparition (ZNR) 39
2 The Wandering Emperor (NEO) 42
1 "Otawara, Soaring City" (NEO) 271
1 Island (WOE) 263
4 Mausoleum Wanderer (EMN) 69
4 Spectral Sailor (M20) 76
2 Spell Pierce (NEO) 80
4 Rattlechains (SOI) 81
4 Subterranean Schooner (LCI) 80
4 Supreme Phantom (M19) 76
4 Mutavault (M14) 228
2 Adarkar Wastes (DMU) 243
4 Hallowed Fountain (RNA) 251
4 Hengegate Pathway // Mistgate Pathway (KHM) 260
2 Restless Anchorage (LCI) 280
4 Seachrome Coast (ONE) 258
4 Spell Queller (EMN) 189

地底のスクーナー船

▼脱・執着的探訪

現在のパイオニア環境は
【イゼットフェニックス】
【ラクドスミッドレンジ】
といった除去ミッドレンジを中心に
構成されており、
1マナの除去で簡単にプラン崩壊する
執着的探訪に頼った構成は普遍的であるとはいえあまり好ましくないと考えていました。

しかしスピリットという選択肢自体を
否定するほどのものではなく、
ラクドスやイゼフェニに対して
有利を付けやすい
【ロータスコンボ】
【奇怪な具現】

のようなデッキには強いので
3番手の選択としてはアリでした。

コンボ系やデブミッドへの相性差を保ちつつ
除去デッキにも粘り強く戦いたい。
"太さ"
を持った"クロパ"
一見チグハグな2つの要素を繋ぎ合わせた
スーパーカードこそがスクーナー船です。

▼マナトラブルの改善

例えばアグロデッキのキープ基準として、
土地5枚より土地2枚のハンドをキープする方が
理想的である事は直感的に理解できますね。

土地を1枚引ければ
《呪文捕らえ》《スカイクレイブの亡霊》
のホットラインがプレイ可能となり盤石。
しかし1度でも詰まると急に劣勢。

MTGである以上は仕方のない事なのですが、
回避できるトラブルに関しては
避けて通るに越した事はないです。

そんな時はスクーナー船が解決します。
探検能力で土地を掘り進めましょう。

探検の誘発にはアタックが必要なのですが
2ターン目に出てくる壁としてはせいぜい
《税血の収穫者》《密輸人の回転翼機》
などの一方を取れるサイズのものばかり。
搭乗員さえ確保できていれば
"現実的にアタックできない"
という状況は先ず起こりません。

▼除去耐性とマナ効率

現実的にアタックできない状況は起こらないと記しましたが、
除去を構えられてしまえば
当然その限りではありません。

機体は基本的にソーサリー除去が当たらない為
相手プレイヤーがスクーナー船を
対処するため除去を構えてターンを返します。

一見スクーナー船が殴れない分で此方が
不利に見えますが、視点を変えると
一概に不利とも言えなくなります。

それがマナ効率です。

相手がマナを構えたら此方も構えてパス。
相手のエンドにあわせて瞬速生物を唱える。

スピリットとしてはなんら造作も無い
基本的なプレイになりますが、
インスタントがリアクションに
偏っているラクドスに対しては
特に有効となりやすい戦略です。

こうする事によって、

構えたマナに対して
有効にプレイできたカードの枚数


という
"テンポアドバンテージ"の勝負に持ち込むことができます。
これが
スピリットデッキにおける機体の強さです。

当リストの
《ゴバカーンへの侵攻》
は除去を構える選択に対して
完全な裏目を突きつけます。
また
《呪文貫き》も相手の除去を引きつけてから
弾くことができるので
通常よりも取り回しが良くなっています。

▼豊富なミシュラランドと多角的な戦略

探検は土地を加える事が出来るのだから
加えて嬉しい土地を増やしたいものです。

お馴染みの《変わり谷》に加え
《不穏な投錨地》
優秀な戦力として機能します。

また土地の伸びやすさから
少し重ためだがカードパワーの高い
《放浪皇》を無理なく投入できました。

これによりロングゲームの粘り強さを得て、
アグロ同型の後手番で
受けるプランが成就するようになりました。

スピリットは性質上受けに回れず
後手番が悲惨な程脆かったのですが、
なんとスクーナー船が地上3/4の壁になり
土地も伸ばしてくれるおかげで
2アクションへの貢献はもちろん
サイド後の必殺《残骸の漂着》
プランまでも成立させてくれました。

スクーナー船はアゾリウススピリットに
計り知れない恩恵と強化の数々を
与えてくれたと言えるでしょう
‼︎

おわりに

鎖霊君は緑単が消えたのと
アブパルが下火なのと
搭乗と相性が悪いから抜きました。

サイドにはポタホとか漂着とかガストとか
適当に入れておけば間違い無いです。

みんなもスクーナー船買おうぜ!!!(爆)

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