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プリキュアファンが考える「プリキュアファン」あるある50選※異論は認める

飛ばしてもいい前フリ


かれこれ10年プリキュアシリーズを視聴している。

浪人生時代の2012年に放送されていた「スマイルプリキュア!」のオープニングをたまたま見かけたのがきっかけでその世界にのめり込み、現在に至るまでシリーズの視聴を続けている。


それと並行して仙台でアマチュアとしてお笑い活動もかれこれ9年程続けている。ギリギリプリキュア視聴歴の方が長い。
お笑い活動もプリキュア視聴も現時点で辞める予定は無いので目下この差が埋まる予定は無い。


そんな訳でお笑い活動と並行してプリキュアシリーズを観ていると時折周りの人から

「そんなに好きなら『プリキュアあるある』とか何か持ってないんですか?」

と聞かれることがある。


プリキュアあるある。
これが意外と難しい。

いや、思いつくことには思いつくけど、なんというかあるあるネタとして成立する深さに落とし込んだあるあるを作るのが、ことプリキュアに関しては中々難しいのだ。

前提として、あるあるとはテーマとなる題材の大小さまざまなコミュニティの中で共通認識的な承認を得た上で生み出されるものなので(少なくとも僕はそう思ってる)
ネタとして成立させるにはそれぞれのコミュニティ内でマジョリティを得ることが必要不可欠である。


例えば「野球あるある」で考えるならば
「ルールはなんとなく知っててテレビ中継で見たことある」という非常に大枠でライトな層
「シーズン中は試合を観るために球場に赴くし、推しの選手もいる」くらいの規模も好き具合も中間的な層
「もう何年も1人の選手を追い続けててその選手の一挙一枚全てを記録してる層」といったかなりミクロかつコアな層
など、広さも深さも多種多様なコミュニティがそれぞれ存在していて(野球に全然詳しくないので間違ってたら申し訳ない)
それらの層ごとにマジョリティが得られる深さ、求められている濃度に合わせたあるあるを生み出す必要がある。


上に挙げた3つの層のうち、所謂「お笑い」で求められるのは即ち「中間的な層」に向けたあるあるだと僕は考えている。
ライトな層に向けたあるあるは、その界隈に深く出入りしている人間の視点があまり加えられないので「ただの事実」になりかねないし、コアな層に向けたあるあるは好事家同士の内輪ノリのきらいが強くなる(それはそれで需要はあるが、「誰がわかんねん」的笑いというか)。
つまり、ある程度万人に受け入れられつつ、聞いた時にちゃんとカタルシスも感じられる、質と量のバランスが取れた「中間層」的なあるあるこそが、お笑い的な場面で求められるあるあるネタとしてのクオリティを維持できる丁度いいラインなのだと僕は考える。



話をプリキュアに戻そう。

つまり何が言いたいかというと、プリキュアシリーズという作品群はこの「中間層」的なコミュニティが形成されづらい環境にあるのだ。

プリキュアシリーズの主な視聴層は、めちゃくちゃ乱暴に分類分けすると「メインターゲットである幼稚園・小学校などのの女の子&男の子」「大人になっても未来永劫プリキュアを応援し続ける猛者達」に分けられる。
(細かい部分を詰めると「子供の頃プリキュアを観ていた人に子供が産まれてその子供の一緒に観てる層」とか「子どもに付き合って見るうちに自分の方がハマってしまったFUJIWARA原西さんが属してる層」とか細かいコミュニティもあるけどこれらは一旦割愛する)

ここでいう「メインターゲット」ライトな層「猛者」コアな層である。
ずばり「中間層」にあたるファンがプリキュアシリーズにはあまり存在しないように思う。

この歪みはプリキュアシリーズが「子供向けアニメ」という位置付けにあるからこそ発生していると考えられる。
多くの場合、メインターゲット層の子供達は成長に伴い、小学校高学年・中学校といったタイミングで一旦プリキュアシリーズから離脱する、悲しいことだけどこれは仕方のないことだ、多分それが大人になるということだから。
ここで離脱した子供達は「なんとなく皆がプリキュアに対して持ってるイメージ」だけを持ったままライトな層として成長する…が、このタイミングで離脱しなかった場合、そのまま猛者ルートに入りディープな層まっしぐらである。
周りから何と言われようと、女でも男でも面白いものは面白いというのび太マインドを胸にプリキュア街道を突っ走り、気づいた時には大きな女児まっしぐらである。

仮にここで予定調和的に離脱したとしても、高校・大学・社会人と成長を重ねるにつれて世間の波に揉まれはじかれ人ごみに流されて変わっていく中で笑顔を忘れてしまったかつての少年少女たちが、ある日何気なく日曜朝8時30分にテレビを付けた時に流れていた「みんなの笑顔を守るために頑張るプリキュアたち」の姿に胸打たれ、再度視聴を開始する出戻り猛者ルートもある。このルートに入った場合もコアな層に入ること請け合いである。
まあでもそれは裏を返せばプリキュアシリーズが大人の鑑賞にも耐えうるほどに深いテーマ性と常に一定クオリティの内容を提供する完成度の高さを兼ね備えた素晴らしい作品だということの証左でしょう。僕自身はあくまでプリキュアシリーズは「子供たちがワクワクするための作品」であることが前提として大切だと思っているのであまり「大人が見ても面白い」的なことは言いたくないのですが事実としてどんな世代が見ても面白いことは確かなのでここでは話を進めやすくするために敢えて「大人の鑑賞にも耐えうる」という言い方をさせていただきますが
(オタク早口)


長々と書き連ねてきたが、つまりプリキュアシリーズというのは「ライトな層」「コアな層」がその大半を占めているが故に「中間層」がほとんど確認できないために、お笑いとして通用するいい塩梅のあるあるが考えづらいのだ。


例えば、プリキュアファンにおいてはあるあるレベルの鉄板のネタとして「8話」というネタがある。

この「8話」とは「プリキュアとして仲間になったものの、どこかまだぎこちない関係性の二人がふとしたきっかけで喧嘩になるも、その後お互いを認めて仲直りをして友情を深める・下の名前で呼び合う仲になる」という一連の流れを表す概念である。

元ネタはシリーズ第1作目「ふたりはプリキュア」の第8話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」
なぎさ(キュアブラック)とほのか(キュアホワイト)があることがきっかけで喧嘩になり、あわやプリキュア解散まで追い込まれるものの、お互いの思いを知ったことで仲直り・今まで名字+さん付けだった2人が名前呼びになる…というストーリーである。
こうした展開はその後のシリーズにおいても定番の要素となっており、各シリーズのプリキュアで「仲違い→仲直り」という話をやるとその話数に関わらず「今年の5話は8話だったか」なんていう感想がTwitterのタイムラインに流れるのが恒例になっている。

この「8話」というネタ、お笑いのステージに持ち込むには少々コアが過ぎるのだ。
まず第一に必要な説明が多すぎる。「ふたりはプリキュアという第一作目の作品で~」「二人が仲違いをして~」「それが毎年定番のネタで~」みたいにどうしても説明が冗長になってしまう。
タイムライン上の猛者たちに「プリキュア同士が喧嘩して仲直りする話を見ると『8話』って言いがち」と投げかけるのでは訳が違う、正直テンポとポップさが求められるお笑いの舞台には向かないように思う(そもそも8話というネタ自体ネットスラング的側面が強い概念だけど)


かといって「プリキュアの敵幹部、めちゃくちゃ悪いことしてるのにプリキュアの変身中には攻撃してこない」とか、そういう具合のあるあるをネタとして出すのは「流石にそのまんま過ぎる」「事実、あるあるとかじゃなくその事実がそこにあるだけ」という考えが頭をよぎり気が引ける訳で。
「あまりにもライトな層に標準合わせ過ぎてて、ちょっとここでは違うだろ」と考えてしまうのだ。
「変身中に~」なんてあるあるは、ファンからすれば「行けたら行くって言う奴、結局来ない」レベルのベタさである。


だが、ここで敢えて「プリキュアあるある」におけるもう一つの歪みについて言及しておきたい。


一般に向けたプリキュアあるあるというのは、案外このぐらいのベタでライトなレベルのあるあるが一番ウケが良かったりするのだ。

前提を覆すようで申し訳ないが、ズバリ、プリキュア好きが必死に頭を巡らせて「中間層」に向けたプリキュアあるあるを考えたとしてもそれはまだまだ「コアな層」に片足を突っ込んだプリキュアあるあるであり、もっと下げて下げて「事実」のレベルまで落とし込んだあるあるが案外「わかります!それありますよね!」なんて共感を得られたりするものである。

先ほども書いた通り、そもそも「中間層」的なコミュニティがほとんど存在しない界隈なのでお笑いの舞台を見に来る層が合わせてプリキュアのコミュニティに属している場合、大部分がテレビで昔見てたくらいのライトな層と一部のコアな層なので、ライト層はその内容でしっかり共感して笑ってくれるし、コアな層はなんならプリキュアの話題が出ること自体嬉しいみたいなところがあるのであるあるの濃淡に関わらず「うんうん!わかるわかる!」とイキイキとリアクションをしてくれる。
お笑いの場所においてはライトなあるあるを投げていれば勝利者しかいない状況に持ち込めるのだ。


ここまで読んだ方の中には「ほいだらライトなプリキュアあるあるを考えていれば、お笑い的にはいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれない。

確かにその通り、自分が丁度いいと思う塩梅のあるあるから更に門戸を広くしたあるあるを仕込んでおけば舞台ではウケがある程度取れるだろう。


しかし、

のである。


これはもう舞台に立つ人間のジレンマである。
軽いあるあるネタを披露して大衆からの支持を受けるか、多少ウケが減ることを見越してでも自分の個性の滲み出るあるあるを繰り出すか。
プリキュアあるあるに限らず、あるあるネタを考える上で大なり小なりこうしたジレンマを抱えることは舞台に立つ人間にとっては日常茶飯事である。

さりとて、やはりプリキュアのあるあるが難しいのは事実、このジレンマをどう乗り越えるべきか…?


プリキュアの専門店「プリキュアプリティストア」前で2016年撮影

思えばこれまでの10年間、プリキュアシリーズは僕に笑顔と勇気を与え続けれくれた。
だったらせめて、僕が10年間ずっと見続けてきたプリキュアのあるあるくらいは、このジレンマから脱することが出来るようにしてあげたい。
それがきっと、一人のプリキュアファンとして、プリキュアへの恩返しになるはずだから…。


そう、一人のプリキュアファンとして…。



ん?



一人のプリキュアファンとして…!!?



そっかぁ~!!!
「プリキュアファンのあるある」を考えればいいんだぁ~!!!


プリキュアファンのあるあるだったら自分自身やTwitterで繋がっているフォロワーを介してネタは幾らでも吸収できるから手数には困らないし!

「中間層」的な話であれば、プリキュアファンに関するあるあるはニュアンス的に「アニメファンあるある」が基盤として存在してるからターゲットはそこの「中間層」に合わせればいいし!

何より、「アニメファンあるある」という大きな基盤があるから「プリキュア」のエッセンスを納得のいく濃さで盛り込んでも「そういうもの」として見てもらえる形で送り出すことが出来る!!





という訳で。


プリキュアファンが考える「プリキュアファンあるある50選!」

を考えました!!


改めましてせいぎのみかたの片割れです!よしなに!!

プリキュアシリーズも今年で18周年!放送本数は実に900回超!!
産まれたばかりの赤ちゃんが高校を卒業するくらい放送が続いているプリキュアシリーズには、放送回数だけプリキュア達を応援するファンが存在します!

一般の視聴者は勿論、FUJIWARA原西さんなど著名なファンの方も多く、最近では「子供の頃にプリキュアを観ていた」と公言している女性声優さんがプリキュア役に抜擢されるケースも最近は増えています!

また、最近では「デパプリ映画を36回見た」という男性がテレビで紹介され注目を浴びました!プリキュアファンというものが徐々に市民権を得始めていると言っても過言ではないでしょう!

それだけファンがいるということは、ファンの皆さんが「あるある!」と思うことも増えているはず!

という訳で今回は僕の偏見と独断で「プリキュアファンあるある50選」を作成いたしました!!
プリキュアを昔見てた人もずっと見てる人も、今までプリキュアを観たことがなかった方も、このあるあるを楽しんでください!!

それでは、レッツスタート!!



No.1
どんなに曜日感覚が狂っていても日曜日の感覚だけはしっかりしている
えらいもんでどんなに疲弊していても日曜日だけは8時30分に間に合うように自然と目が覚める

No.2
録画をしていても「必ずリアルタイムで視聴する」という拘りがある
最近はTVerやサブスクもあるから絶対にその時間に観なくてもなんとかなるんですけどね(とはいえ、やっぱりなるべく朝8時半に観たい)

No.3
放送が始まると「ワールドカップ見てるのかってくらいテンションが上がる人」と「黒沢映画見てるのかってくらいじっくり腰据えて見てる人」に分かれる

僕は基本前者で、周りに人目があるときは後者のタイプ

No.4
段々慣れてくるとワンカットを見ただけで「今日の作画は〇〇先生か~」とわかるようになりがち

最初は河野先生の味のある作画に気づくようになってから、次に青山先生の一人クレジットに慄き、板岡錦先生とか上野ケン先生までわかるようになったら貴方はもう戻れません

No.5
追加戦士※、アニメ本編より先に変身アイテムや児童誌のCMで先に観ることになりがち
バ〇ダイもおもちゃ商戦に乗り遅れるわけにいかないから仕方ないんだけども「私はプリキュアになれない…」と敵幹部が過去の過ちを悔いるシーンの直後にその娘がプリキュアとして出てるCMが流れた時は「鬼か」と思った
※物語が進む中で途中から仲間になるプリキュアのこと。敵サイドからプリキュアになったり妖精からプリキュアと、追加されるケースは非常に幅広い。

No.6
「なんでたまたまプリキュアになる素質を持ってる人がこの町に集まってるの?」「なんでこの敵キャラ、行く先々でプリキュアに遭遇するんだろう?街中ならともかく旅先でも会うし…」みたいな疑問は思っても口にはしない
様式美と思って見ている

No.7
「世界中に散らばった〇〇を集めて世界を救う」みたいな類の展開になると「終盤集まったところで敵に奪われるんだろうなぁ…」と思う

様式美と思って見ている

No.8
魔法少女アニメの定石「正体は誰にも知られてはいけない」という展開、プリキュアよりもファンの方がよっぽど危惧しているときがある

序盤に妖精から「プリキュアになったことは秘密だよ!」と厳命されることが多いがここ数年それすら無かったりするので「貴方達本当にプリキュアであること隠す気あるのか!?」と心配になる

No.9
変身シーン、最初期や要所要所ではじっくり見るけど見慣れてくるとこの時間を使ってゴミ捨てとかのテレビの前で出来るちょっとした用事を済ませ始めるようになる
大体は「1人目初変身→2人目初変身→3人目初変身→全員まとめて変身」みたいに長くなっていくのでこの時間を有効活用するようになる(個人回などの重要な話の時は変身シーンもしっかり見る)

No.10
「今年のプリキュア、攻めてるなぁ~…」と毎年同じ感想を抱きがち
新鮮なエッセンスをくわえることを常に忘れないスタッフに感服しきりである

No.11
「えっ!?ちょっと待って!!エンディングの3Dダンス進化し過ぎじゃない!?」と毎年同じ感想を抱きがち
ちなみに2022年現在こんな感じ↓

No.12
プリキュア達の口癖、最初は「なんそれ」と思うものの10話くらいになれば普通にTwitterとかで使いがち

ウルトラハッピーとか、ワクワクもんだぁとか、めちょっくとか、トロピカってるとか…

No.13
「どういうところが面白いの?」と聞かれると「どこから話せばいいのか…」と考え込んでしまい、逆に言葉に詰まる

もう「ガルパンはいいぞ!」くらい端的な表現で伝わってくれと思う

No.14
「どのプリキュアが一番面白いの?」と聞かれると「どれも全部面白くて好きなんだけどな…」と思ってしまい、逆に言葉に詰まる

ナンバーワンじゃなくてオンリーワンなんです
(一番”好き”なのは?と聞かれた方が答えやすいです!)

No.15
「プリキュアって今何人なの?」と聞かれると「映画限定のプリキュアとか含むべきか?」とか考えてしまうので意外と即答できない
「満と薫は含むんですか?」とか「キュアエコーのことも忘れないでください」とか余計なことばっかり考えてしまう

No.16
推しのプリキュア、追加戦士の可能性を加味して中々決められない

現に僕はまほプリでミラクル推しからフェリーチェ推しになるという乗り換えが発生しました。

No.17
敵キャラ、推しキャラになりがち

シンドイーネ姉さん大好きです

No.18
敵キャラ、悲しきバックボーンがあることがわかり自分の中での評価上がり勝ち

この歳になると影のあるキャラクターって魅力を感じるもので…

No.19
プリキュア達のお母さん、推しキャラになりがち

いくつになっても年上の女性ってのは魅力を感じるもので…

No.20
父親以外の成人男性キャラクター、一回疑いの目で見てみる
だいたいジョー岡田とジョージ・クライのせい(でも結局その成人男性キャラクターも推しキャラになりがち)

No.21
プリキュア達がお化粧するシーン、元の素材が良すぎて視聴者視点だとかえって厚化粧に見えるバグが発生しがち
次回予告で割と濃い目の化粧だったのが実際の放送では自然な感じになってたりするのでTwitterの反応とか結構スタッフに観られてるのかもしれない

No.22
おおよそ中学生が大半を占めているプリキュアに対し「ママ…」と思う瞬間が多々ある

良くないとは思いつつ、だいたい一年に一人は母性むき出しのキャラがいるので…

No.23
作品の「裏テーマ」みたいなことを滅茶苦茶深読みしがち
脚本家の人そこまで考えて(ほしいとは思って)ないと思うよ

No.24
敵キャラの悪事よりも「妖精の国の女王」みたいな味方サイドの偉い立場のキャラクターの「重要な秘密を隠してた」「何のサポートもない」みたいな不手際の方が怒りのボルテージ上がりがち
「行政は何やってんだ」みたいな怒りに近い気がする

No.25
敵キャラの悪事よりも「同級生からのプリキュアに向けられた心無い一言」とかの方が怒りのボルテージ上がりがち
でもこれはこれでプリキュアの抱える悩みや問題が表面化するきっかけだったりするので一概にダメとも言えなかったりする

No.26
作品のテーマに関連した「問題提起」がガチ過ぎて慄く

「価値観に縛られない生き方とは」とか「種族を超えた理解とは」みたいな話を作品の雰囲気を崩さずにそれとなくエッセンスとして加えてくるので「マジでソツがないな…」と感心することが非常に多い

No.27
普段一年かけてプリキュアを追っているのでたまに1クールのアニメとか見ると「いや展開早いな!?」と思うことがある
一年かけてじっくり描けるプリキュアと1クールに収める必要のあるアニメ、やっぱり描き方が根本的に違うなって思う

No.28
一人で映画を観に行く勇気がないプリキュアファン、親戚の子をダシにしてプリキュアの映画観に行きがち
僕は姉からの「娘2人とプリキュア映画行くけどお前も来る?」というLINEに便乗するようになって3年経ちました。

No.29
ミラクルライト※、大人は貰えないから振ってるポーズだけしてプリキュア達を応援する
プリキュアを応援したい気持ちは大人も子供も一緒である
※映画館で入場特典として渡される小型のペンライト。映画内でプリキュア達がピンチになると妖精とかがプリキュア達を応援するようお願いしてくるのでライトを光らせて応援する。多くの場合大人は貰えない。

No.30
「プリキュア見てる」と言ってもドン引きされること、意外とない
少なくとも露骨に何か言われたりとかはまずないなと思う(相手が大人だから面には出さないようにしてるだけかもしれない…)

No.31
だからといって職場や学校で友人以外に趣味としてひけらかすことはほとんどしない

ちょっとでも「えっ…」みたいなリアクションされたりしたらと考えると…

No.32
プリキュアファンであると誰かに明かす時、LINEでプリキュアのスタンプを送ることで小出しに明かしがち
相手の「これプリキュアだよね?」を誘発して様子を見がち

No.33
ごくまれに同年代くらいの女性から「えっ!プリキュア好きなんだ?私もめっちゃ見てたよ!!」みたいに話しかけられることがあるが

あくまで「見てた」であって現在進行形ではない
貴方にとっては「思い出」かもしれないがこちとら一週間おきに”見てた”が更新される「今」なんだよなぁ

No.34
プリティストア※で買い物している一人客の大人を見ると、心の中で静かに「同士よ…」と呟く

一人でテレビ見てると気が付かないけど「僕には仲間がいるんだ…!」と思える
※プリキュアグッズ専門店。主に東京・大阪などの主要都市に店舗があり、全国各地で出張ショップもやっている。親子連れが大半を占めるかと思いきや普通に男の一人客とかも結構いる。

No.35
プリキュアのことを「ぷいきゅあ」と呼ぶユーモア、まず使わない

こちとらねぇ、もうそういう表面をさらうような薄いユーモア使う段階じゃないんすわ

No.36
駅伝とかゴルフで放送休止になるとTwitter上で「今日のプリキュア、作画エグいなー」とか呟きながらテレビ画面のキャプチャ載せがち

僕らなりの精一杯の強がりと思ってください

No.37
【関西限定】高校野球中継で放送休止になるとTwitter上で「今日のプリキュア、野球回かー」とか呟きながらテレビ画面のキャプチャ載せがち
僕らなりの精一杯の強がりと思ってください

No.38
10月頃になると「そろそろ来年のタイトル発表の時期か…」と思いソワソワしがち

説明しよう!この時期になると東映が新番組のタイトルで商標登録を行うのでプリキュアファン達はそれを心待ちにしているのだ!!

No.39
次年度のプリキュア、キャラクターデザイン発表の段階ではそんなにピンとこなくてもどうせ放送が始まれば夢中になって推している
どうせ第一話で「今年のプリキュアはどえらいことになるぞ…!」って毎回思うんだから

No.40
テレビで「プリキュア特集」とか単体の企画で放送されているのを見ると「いい時代になったもんだ…」と思う

変身シーンのBGMがバラエティ番組に使われただけでソワソワしていたあの頃が懐かしい

No.41
芸能人・著名人のプリキュアファン、みんなガチ

単純に「知識量が充実している」とかじゃなく「作品に対する理解や造詣、愛が深い」ので安心できる人ばかり

No.42
親の気持ちになりながら観ている自分に気づく
プリキュア達の活躍に胸躍らせながらも「お願い、無茶はしないで…」みたいな気持ちになっている自分がいる

No.43
というか実際に親の年齢になりつつある
プリキュア達はずっと中学生のままなので「俺ばっかり年取っちまったよ…」と戦争で失った仲間の墓参りをする老人みたいなことを呟きそうになる

No.44
プリキュアを演じる声優さんも年下が増えつつある

最近の声優さん、マジでプリキュア出てる人しかわからなくなりつつあるな…

No.45
なんならプリキュアのお母さん役の声優さんも同年代が増えつつある

何故なんだ大西沙織

No.46
自分の夢や目標に向かって努力しているプリキュアの姿を見て「僕らよりよっぽどしっかりしてる…」とヘコみがち

でもそんな僕らにも「頑張ろう」と思わせてくれるのがプリキュアなんです

No.47
「大人がプリキュア見ててもいいじゃない」というメンタルで常にいるので結果的に「多様性」とか「個人の意見の尊重」とかに対して寛容になる

大切なことはプリキュアから学んだ(学ぶために見てる訳じゃないが)

No.48
基本的にはやっぱり「子供達のためのヒーロー」という意識を持ちながら見ている
大人でも楽しめるのは事実だけど、やっぱり小さい子達が楽しく見てくれるのが一番だよねとは思ってる

No.49
最終回を迎えた時はそれなりにしんみりした思いに駆られるけど、どうせ次の週には次のプリキュアをハイテンションでテレビの前で応援している

そういう意味では、真の意味で「最終回」は来ないと思っている節がある

No.50
このまま一生プリキュアシリーズ見続けるんだろうな、と思う瞬間がある
覚悟は良いか?俺は出来てる





いかがだったでしょうか?

今回は僕の独断と偏見で「プリキュアファンあるある」を集めさせて頂きましたが、共感できるあるあるはいくつあったでしょうか?

中には「いやぁ…あるあるとは違うような…」と思う物もあったかもしれませんが、それはそれで問題ありません。

何故なら「プリキュアとはなんたるか」という考え方は、プリキュアファンの数だけ存在するものだからだと、僕は思うからです。

皆様の中に「他にもプリキュアファンにはこんなあるあるがあるよ!!」と思うものがありましたらぜひ教えてください!なんなら引用RTとかコメントでもいいので!



以上、「プリキュアファンが考える「プリキュアファン」あるある50選※異論は認める」でした!
よしなに!!

…あと、前フリもちゃんと読んでくれた方、こんな与太話にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

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